2023/06/29
コラム
渓流彷徨い日記 今期最後の有田川
- 釣行日 2023年6月16日(金)
- 場所 和歌山県 有田川支流湯川川 下湯川エリア
- 天候 晴れ時々曇り
- 釣果 アマゴ、ウグイ、カワムツ
- 使用ロッド お蔵入りプロト
- 仕掛け 天井糸 0.6号、水中糸0.25号、錘G5、改良ヤラズ4号
- 釣り人 ちぬ
前週は引き水狙いで本流梁瀬地区に入りましたが、その後、再び雨が降って、水は引き切らずのまま。
※お詫び:Vol.167では「柳瀬」と書いてましたが、「梁瀬」の間違いでした。
有田川の漁期は6月末まで。まだ今期は湯川川に入っていないし、今シーズンはこれが最後の有田川になりそうだし、と言うことで有田川の支流湯川川へ向かいます。
今の時期は渓流釣りで川を訪れる人は少ない、しかも平日なので釣り人はほとんどいないだろうと予想して、ゆっくり目に出発。
焦る気持ちを抑えつつ、最初に入ったポイントで仕掛けの準備をする前に川虫を…立てかけていた竿が倒れて流れていきます!!慌てて竿を掴もうとしたらこけてしまいました。竿が流れていくのは阻止できましたが、手を着いた石がコンクリートの破片、中の砂利が鋭くて手が血まみれ…
車に戻って応急処置です。こんなこともあろうかと消毒液と絆創膏を常備しています。遡行中の怪我を考えると、携行するのが理想なのですが。
川虫が採れないのでエサはミミズです。川虫は状況確認程度なので、採れなくても構わないのです。
一尾目は当歳魚。今日もこれに悩まされるのかな?と思いましたが、そこそこ散ってくれたのか、ひたすら…と言うことはありませんでした。
二尾目はこちら。堰堤の落ち込みで食ってきました。やや水が高い状況なのと、時期が時期なのとで、このサイズでも引き応え十分です。春の時期に比べると明らかに体力が上がっていて、引きを楽しめるのがこの時期の渓流釣りの魅力なのです。
時折、当歳魚やらウグイ、カワムツ交じり、
スマートなアマゴがお出迎え。
前週もそうなのですが、いかにも!なポイントは意外と掛からず、水深が比較的浅いポイントが反応良いのですが、ちょっと間違えて流れが緩いとウグイ、カワムツ。これから水温が更に上がると、ウグイは普通に瀬で食ってくるので厄介ですが、この日の水温は約15℃、まだ大丈夫です。
当歳、ウグイ、カワムツでエサを消耗しつつ、ようやく体高あるアマゴが。
背が黒光りの成熟した個体、引きが段違いです。ラインを貼り替えたばかりなのと、サイズが7寸くらいなので、まだこちらに主導権があるのですが、それでも一瞬焦ってしまいます。
なかなか淵では掛からないな、と思っていたら掛かってました。食っていたのに気づくのが遅かったのですが、鈎は呑まれず上唇に。
腹が減ったので、ここでランチタイム。今回は道具もカップ麺も水も忘れず用意、昼飯にありつけましたよ。
次のポイントは…どこかで見たような…
ぬけさく氏の4/26のブログ、【有田川:熟達者(マスター)の釣りは勉強になります】の最後の写真の場所でした。
エサはあっと言う間になくなって終了。残り一時間半、どうしよう?今期最後の有田川だし…テンカラで続行です。
が、風が強くて追い風に乗せると飛びますが、横風、向かい風の立ち位置ではなすすべなく。
毛バリが飛んでも、風が強くてうまく流せず、降参です。
タモに入った数はそれほどでしたが、引きだけは今期最高に楽しめたので、ちょっと早いですが終了。
道の脇にはホタルブクロ。長らくホタル鑑賞もしてないなと懐かしみつつ、車に戻って愕然。
着替えを忘れていました。やっぱり何か忘れるんですね。汗でビッショリの服のまま帰阪したのでした。臭う…
プロフィール
ちぬ
渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。
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