トップページ >  CONTENT >  釣種から探す >  渓流彷徨い日記 これで本当に今期最後の有田川

2023/07/07

コラム

渓流彷徨い日記 これで本当に今期最後の有田川

釣行日   2023年6月30日(金)
場所    和歌山県 有田川支流湯川川 下湯川エリア / 本流 花園エリア
天候    曇り時々凄い雨
釣果    アマゴ、ウグイ
使用ロッド   謎の5.3m、お蔵入りプロト
仕掛け   天井糸 0.6号、水中糸0.25号、錘G5、改良ヤラズ4号
釣り人   ちぬ

本当は奥越一泊二日の釣り旅を計画していましたが、大雨、しかも災害級の予報。ついてない…激しく降るのは金曜の夜から土曜の朝。釣りの最中は恐らくパラパラ程度かも、とは思いましたが、安全を優先して延期。でも金曜日は有給取ってしまったし、今更、有給を取り消すのも何だし、日中だけなら和歌山でも竿が出せそうだし、と言うことで令和5年の漁期最終日となる有田川へ。
まずは湯川川の前回の続きを、と現地へ向かうと、超渇水。

良いサイズの群れ鮎は見えますが、追い気のある鮎は見えず。

良いサイズの群れ鮎は見えますが、追い気のある鮎は見えず。垢腐れ状態なので、鮎の群れている場所だけが白っぽくなっています。今日の狙いは白っぽい場所か?失礼、狙いは鮎でなくアマゴでした。
前回よりも20cm近くは水位が落ちています。水温は20℃、高水温で厳しい釣りになりそうな予感。ポイントになりそうな流れが少なく、ダメもとで仕掛けを入れたら…やはりダメなものはダメ。瀬の落ち込みの白泡直下に投入、ゴン!!キターっと思ったらウグイ。
掛けても掛けてもウグイ。やはり水温高いとこうなるのかな…と諦めて本流へ。
本流なら、まだ多少は水量も多くて水温も低いかな?と淡い期待を持っていたのですが…

同じく超渇水でした。水温は18℃少々。

同じく超渇水でした。水温は18℃少々。前回は水位が高く、この斜面が崩落した場所には到達できませんでしたので、やはり20~30cmほど水位は落ちたようです。
状況は湯川川と大きく変わらず、ウグイに悩まされつつ、いつもなら川通しできない場所を超えて更に歩いて、ようやくの一尾。小振りですが、この高水温で良く出てくれました。

その後もウグイが続いて、淵へと続く瀬に。と同時に激しい雨。
その後もウグイが続いて、淵へと続く瀬に。と同時に激しい雨。
雨が呼び水になったのか、この瀬ではアタリが連発。
雨が呼び水になったのか、この瀬ではアタリが連発。連発するのですが、さすがに渇水状況下だと警戒心が強くなるのか、なかなか鈎には掛からずエサだけ獲られ続けながらも、30mほどの区間で、なんとか3尾がタモに。
そう言えば当歳魚はどこへやら?

そう言えば当歳魚はどこへやら?
次のポイントでも延々と歩き続けて、反応が出たのは先ほどと似たような流れの瀬だけ。

垢腐れで石が茶色いためか、体色も全体に黄味がかっています。

垢腐れで石が茶色いためか、体色も全体に黄味がかっています。
午後2時、ウグイが多くエサの消耗が激しくて底を尽きました。ウグイでもサイズが良いので、引きは強いし抜き応えもあるから良いのですが、匂いがどうも…
エサ無し、渇水となればテンカラの出番…なのですが、毛バリと竿は持ってきていたのに、仕掛け巻きや予備のラインを忘れてしまい…
漁期の最後まで何かを忘れてしまう有田川釣行でした。来年に乞うご期待!!

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

この記事をシェアする:

関連記事

RELATED COLUMN

弊社では、お客様が常に快適にウェブサイトをご覧いただけるようCookieを使用しています。

 ”同意します”ボタンをクリックすることによって、弊社のポリシーに従ったCookieの使用に同意されたものと見なします。弊社のCookieの使用方法に関して詳しくは、 こちらをお読みください。