2023/05/12
コラム
渓流彷徨い日記 藤が咲き始めたのでテンカラを
- 釣行日 2023年5月3日
- 場所 和歌山県 有田川とその支流
- 天候 晴れ
- 釣果 アマゴ
- 使用ロッド ①原点流 抜70NL ②テンカラ竿3.6mプロト
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仕掛け① 天井糸 ナイロン0.6号、水中糸 0.30号
オモリ:G4 ~ G5
ハリ: 4号
エサ: ミミズ -
仕掛け② レベルライン フロロ3号、リーダー フロロ0.8号
自作毛バリ(#14 バーブレス) - 釣り人 ちぬ
大型連休はどこも人であふれている、遠出すれば渋滞で身動き取れず、近場なら渋滞も知れているし、人が多くて意気消沈すれば帰宅すれば良いし…と言うことで、有田川へ。
前日の本流は雨による増水で、濁りはないけど渡渉が難しいとの情報をもらっていましたが、現地に着いてみると平水かやや減水。ダムより上流は水が落ち着くのが早いのが、この川の特徴でもあります。
ならばと言うことで、ひとまず本流でエサ釣りを…まだ今シーズンは竿を出していないエリアへ向かいますが、すでに先客があそこもここも。
今期二回目のコースですが、先客のいない場所がありました。人が多い状況、ぜいたくは言えません。ここに入ることに。さっと着替えを済ませてエサのミミズを…餌箱がない!!
忘れてきました。たまたま小さなタッパーがあったので、それで代用です。
支度入川点から30mほど下ってからスタート。幸先よく、でっぷりアマゴが釣れました。
増水後の引き水、前日は竿が入っていないのかも?と期待は膨らみます。続いて小ぶりなのが釣れました。4月と違ってミミズでも鈎に掛かる確率は上がっています。
瀬を流しきって次のポイントへ。ひざ下程度もない水深の緩い流れでライズが見えました。
様子を見ていると、何度もライズしています。まさかミミズには反応しないだろうと思いながらもライズポイントより数m上流から流すと一発でパクッ!
浅い流れなので反応したのでしょう。
その後、急にアタリが途絶えます。一級ポイントでも無反応。しばらく釣り上がって川の流れが真っすぐになるエリアまで来て呆然、先客でした。川から上がる場所に車を置いてから、入川点まで歩いて戻って釣り上がっていたようです。そりゃ釣れないですね、ってことでこのコースは途中で離脱、次のポイントへ。
ここは今期初の場所、先行者はいないようですが、特級ポイントでは無反応、チャラ瀬を流して一尾のみ。
なぜか水深ある場所よりもチャラで反応、エサだけ咥えて走っていくのですが、なかなか鈎に掛からず。ミミズなので…
気付けばもう11時半、昼飯食って、午後からは支流でテンカラしよっ!
川を上がって休憩ポイントへ移動。いつものようにカップ麺の用意を…ガス缶がない、忘れてきました。昼抜きで午後の部です。とは言っても、夕方に来訪者の予定があり、2時で竿を仕舞う予定なので、ちょっとの我慢。
ということで、まだ入ったことのない室川谷川へ。なんとも堰堤の多い川ですが、渓相自体は面白そうです。川と今が盛りの藤を見ながら上流へ向かいます。
使う竿は3.6m。久々のテンカラ、しばらくは上手く狙った場所に仕掛けが飛びませんが、ようやく勘を取り戻すとすぐ一尾目。
その後も、ザラっとした中のやや深い流れを中心に魚は出てくれました。この浅い流れで遊べるのはテンカラならではですね。
なんだかんだと時間はあっという間に2時に。1時間半ほどのテンカラでしたが、十分に楽しむことが出来ました。朝からテンカラで遊んでおけば良かったな~。
プロフィール
ちぬ
渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。
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