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2023/04/28

コラム

渓流彷徨い日記 2 回目の奥越釣行は爆〇!!からの撤退

釣行日   2023年4月21日
場所    福井県 九頭竜川
天候    晴れ後曇り
釣果    ヤマメ、アマゴ、イワナ
使用ロッド   原点流 抜70NL、お蔵入りプロト色々
仕掛け   天井糸 ナイロン0.6号、水中糸 0.30号
      オモリ:G4 ~ G5
      ハリ: 4号
      エサ: 現地採集の川虫色々、ミミズ
釣り人   ちぬ

爆〇...爆釣?爆沈?爆睡?それは後程。
前回の奥越釣行は、あまりスカッとした釣りではありませんでした。
あれから三週間、週末ごとの冷たい雨もありましたが、汗ばむ陽気の日もあり、そろそろ条件的には良いのでは?との淡い期待の中、二回目の奥越釣行となりました。
今回の旅の共はX君。車中泊前提なので現地の道の駅九頭竜で待ち合わせ。
天気は良好、これは良い釣り出来るかも?と淡い期待が濃い期待へと高まります。
まずは餌の川虫採集から・・のはずが、なかなか採れません。以前と違って、砂が石の間に詰まってしまい、川虫が隠れる隙間がなくなっています。これでは難しい、ってことで、一旦、ミミズで釣りをスタートすることにして、支流石徹白川の上流へ向かいます。
ところが・・・

和泉前坂キャンプ場より先は冬季通行止めでした(泣)。

和泉前坂キャンプ場より先は冬季通行止めでした(泣)。すぐ手前の看板には4/26までと書かれていましたので、この投稿がアップされる頃には開通していると思います。
このもう少し先に入りたかったですが、一先ずキャンプ場前を釣ることにしました。
一投目、幸先よく食ってきたのはイワナでした。

さて、X君は…

さて、X君は…

仕掛けのトラブルで苦戦しているようです。ビギナーあるあるです。私の場合は今でもですが・・・

仕掛けのトラブルで苦戦しているようです。ビギナーあるあるです。私の場合は今でもですが・・・
水量的には良い感じですが、その後が続きません。忘れた頃にツンと触ることはありますが、なかなか鈎には掛かりません。
ミミズなので、活性が低いと一口丸呑みとなることが少ないので、余計に鈎に掛かり辛くなります。

こんな特級ポイントで何とか一尾を確保。

こんな特級ポイントで何とか一尾を確保。

口でなく、鼻の穴に鈎が掛かっていますので、やはり食いは浅いのかも。

口でなく、鼻の穴に鈎が掛かっていますので、やはり食いは浅いのかも。どんどん釣り上がりながら、よーく石色を見てみると、頭だけ垢が付いてない状態。どうやら雨でやや水が増えていたようです。水温が下がったんかな?この状況では、さらに上流へ歩いても難しいな~。ダム下は水量が少なかったはずなので、まだ期待は出来るかも?と考えて、薄くなりつつある期待が残っているうちに山原ダムより下流へ移動です。
この時期の大野と言えばハナモモと芝桜。この投稿がアップされる頃には、どっちも満開の見頃になっているかもしれません。

水量は減水気味。ダムより上流とは様子が違います。厄介なのは、風が吹き始めたことでしょうか。狙いの場所へ仕掛けが飛びづらくなってきました。

水量は減水気味。ダムより上流とは様子が違います。厄介なのは、風が吹き始めたことでしょうか。狙いの場所へ仕掛けが飛びづらくなってきました。
X君は?風で仕掛けトラブル頻発しているようです。
このコースもそろそろ核心部、と思っていたらゴン!!と重量感あるアタリ。7寸ほどのヤマメ…水面を切った瞬間に鈎が外れました。
釣れるサイズが小さめだったので、細軸の鈎を使っていたのが災いしたようです。鈎が刺さらずに上あごに掛かっただけだったのでしょう。こうなると、細軸の鈎は簡単にフトコロが開いてポロリの原因になります。完全に舐めていました。
その後は、写真を撮るほどでもない即リリースサイズが続いて、このコースは終了。魚の活性に対する読みは当たりましたが、風は徐々に強くなりつつあります。気付けば午後1時。
ランチタイムの後は改めて川虫採集。前回と同じ場所ですが、この時期は既にキンパクはほとんど羽化してしまい採れませんので、ヒラタが主体となります。

起こし虫主体ですぐに午後の部に必要な量は確保できました。

起こし虫主体ですぐに午後の部に必要な量は確保できました。
時刻は、この日の最後のコースになりそうな午後二時半。長い瀬が続いて縁へと続くエリアに入りました。X君は入川ポイントから釣り下がり、私は最下流部へ移動してから釣り上がり。鉢合わせした所で終了とします。

途中、この時期の人気の山菜の一つ、コゴミの群生が。

途中、この時期の人気の山菜の一つ、コゴミの群生が。関西だと、ほぼほぼ折り取られていますが、こちらでは人気がないのでしょうか?手付かず。そう言えば、秘密のケンミンショーでは、福井県民はこの時期、コシアブラを楽しんでいることを放送していましたが、確かにコシアブラの方が遥かに美味しい(個人の好みです)ので、わざわざコゴミを採らないのかも?と勝手に想像しています。
脱線してしまいました。エサはヒラタ、これで釣れるでしょう!!と風前の灯の期待は、強まる風によって、まさしく吹き消されました。と言うより既に爆風です。ようやく掛けた魚はポロリするし、仕掛けは竿に巻いて全替えになるし…
悪戦苦闘しながらようやくX君と鉢合わせ。
私「どう?」
X君「ダメです。今、そこの石の裏で当たったんですが…もう一投だけやって終わります」X君、爆風に翻弄されてます。
X君「スミマセン、そこに居るはずなので、それを掛けるまで待ってもらって良いですか?」私「気が済むまでやって良いよ。それより明日はどうしよ?恐らく状況は今日と同じ。厳しい。むしろ明日の方が風強いかも。今回は諦めて、このまま帰るのも選択肢かな?帰りに焼肉でも食って」
X君「良いとこ入った!!そこ、そこ!!キター!!」
アマゴが最後に出ました。
X君「これで心残りないっす。焼肉食って帰りましょう」
と言うこと、二日で計画していた釣行は爆風によって吹き飛ばされ、日帰り釣行となったのでした。
5月に入れば、水温はさらに上がって活性も高まるでしょうし、冬季通行止めも全て解除されているのでポイントも増えます。二人で焼肉をつつきながら、その頃でのリベンジを誓うのでした。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

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