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2023/03/15

コラム

渓流彷徨い日記 2023活動スタート!! 彷徨い歩いた有田川解禁

釣行日   2023年3月12日(日)
場所    和歌山県 有田川
天候    
釣果    アマゴ
使用ロッド  プロト6m
仕掛け   天井糸 ナイロン0.6号、水中糸 0.30号
オモリ:G5 ~ G6
ハリ: 4号
エサ: キンパク、ヒラタ
釣り人   ちぬ

2023は和歌山県有田川からスタートです。大阪から近くて便利、高速道路を利用しないので、お財布に優しい釣り場です。
前日が特別解禁日で、幾らかプレッシャーが残っていることを想定していましたが、渇水状況は想定以上でした。平水より30cmくらい減水でしょうか。
まずは花園エリアの上流に入りまた。使用する竿はお蔵入りの小継6mプロト。他にもあれこれプロトはあるわけですが、ついついこのお蔵入り小継シリーズに手が伸びます。

2023最初の一尾は一年生。
このサイズが続いて、前の日に大きいのは抜かれたのかな?と思っていると、ちょっと良いサイズ。

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ちょっと痩せ気味なのが気になりますが、ポツポツとアタリが続きます。
水温は約7度、低過ぎず、高過ぎず、

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まだガンガンの瀬には入ってませんが、その脇やザラザラした感じの流れ、流心でも比較的浅くて流速がほどほどな流れなど、深い場所よりは比較的浅い場所での反応が多い感じです。

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ただ、去年よりは魚が薄いように感じました。渇水でどこかに隠れているのか?
それでも第一ラウンドはまずまず楽しむことが出来ました。

第二ラウンドは少し下流へ移動してみました。
さすがに特別解禁、朝一の釣り人の後はかなり渋い状況です。アタリはでても、ツン!で終わるか、掛かってもポロリ。どうもエサのキンパクでは掛かりが悪いようです。この時期採れる川虫としてキンパクは鉄板ですが、ヒラタに比べるとやや硬い。
しかし有田川はヒラタの多い川です。第一ラウンドで、川底ゴソゴソでヒラタの中でも起こし虫と呼ばれる種類のものが採れることは確かめていたので、いそうな場所でゴソゴソ、少しずつヒラタを貯め込んでいたので、これを使ってみると明らかに掛かり方が変わります。
ツンアタリでもハリに掛かるようになりました。ポロリも減って、タモに収まる魚が増え始めます。

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とは言え渇水状況、かなりシビアです。そもそも反応が薄いので、ツンやポロリは痛い。

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魚に喰い気があっても、ハリに掛からないと数が伸びません。午前中でなんとか10は超えましたが…
午後の部、第三ラウンドは更に本流筋を下流へ。単純に数を釣りたいなら、恐らく支流が無難なのですが、竿をガンガン振り回したい派としては、それでも本流へ足が向いてしまうのです。第三ラウンドは歩く、歩く、歩く…歩けど歩けど、魚がタモに収まらず。ツン、ポロリの連続に苦戦。朝はオモリがG6だったのを風対策でG5にしたからなのか?とは言え、G6に戻すと仕掛けが舞ってしまいます。G6に戻すか悩みながら第三ラウンドも終盤、とある大場所に。ようやくの一尾目。んー、でも小さい。大きいのが居るとすれば、あの辺り、てことは、あそこに仕掛けを入れて…といっちょ前に推理しながら仕掛けをポイ!おぅ、良い感じ!と思う間もなく(そもそも心に余裕がないので)、目印がビュン!かなりの良型。竿は完全に満月状態です。慎重に取り込みやすい場所へ移動しながら沖へ走る魚をあしらっていると、魚がこちらへ向かってきます。水面を割った背中から尺を優に超える魚体。こちら側の岸まで寄ったので、これは獲れた!と思った瞬間、ポロリ。油断してラインテンションが抜けたのか。外れたハリには綺麗にキンパクが残っていました。恐らくハリ先がちょっとだけ掛ったくらいだったのでしょう。ヒラタだったら、最後まで気を抜かなかったら…久々に悔しさMAXとなる解禁釣行、第四ラウンドもツンとポロリで締めて、歩行距離18、900歩を超える彷徨いっぷりとなりました。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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