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2023/05/25

コラム

渓流彷徨い日記 石垣先生によるテンカラ教室 2023

釣行日   2023年5月18日(木)~19日(金)
場所    岐阜県 庄川水系 一色川
天候    
釣果    イワナ、ヤマメ
使用ロッド  天平TENKARA33 & 36、PACK TENKARA31-34
仕掛け   レベルライン3号(オレンジ)、ハリス ナイロン1.2号 /
      フロロ1.0号、参加者の自作毛バリいろいろ
釣り人   ちぬ

昨年も実施した石垣先生によるテンカラ教室。今年は開発若手メンバーに参加してもらいました。みんな20代なので、三世代での教室です。
昨年と同じく、初日の晩は先生による毛バリ巻き講習。
テンカラにおいて最も重要なのは毛バリではない、その理由は魚の視力の低さ、色を識別できる能力がない、など魚の生態に基づいた説明に参加者一同、なるほど!と納得。
巻いた毛バリはみんなの思い思いの仕上がりに。

翌日は雨予報、しかも冷たい雨。

翌日は雨予報、しかも冷たい雨。各自、翌日の実釣に期待を膨らませながらも、天候への一抹の不安も抱えつつ寝床に就いたのでした。
実釣当日は5時起床。朝飯前に川歩きでの注意点や、キャスティングについての基本的な動作を説明です。
雨はすでに降っていますが、何となく小康状態。全員横並びで竿を出しやすい場所へ。

まずは先生によるデモンストレーション。
まずは先生によるデモンストレーション。昨年はヤマメがその最中に食ってきましたが、雨による水温低下で動きが悪いのか、デモ中に魚が出ることはありませんでした。
続いてキャスティングの説明を行い、実際に竿を振ってもらいます。
続いてキャスティングの説明を行い、実際に竿を振ってもらいます。
さすが20代、みんな要領の呑み込みが速く、すぐに仕掛けが真っすぐ飛ばせるようになっていました。

さすが20代、みんな要領の呑み込みが速く、すぐに仕掛けが真っすぐ飛ばせるようになっていました。朝飯の時間まで2組に分かれての実釣を行った後、一旦、宿で朝食。そして朝の部二回戦です。
全然関係ない話ですが、ここ最近、よく転倒するようになりました。さらに、よく斜面を滑り落ちたりもします。落ちて死ぬような場所でないので大ケガしたことはありませんが、ウェアは…
写真は3年前に護岸を滑って出来たウェーダーの大穴。これだけの大穴で水漏れしないのはラッキーです。おかげで4年目の今シーズンも使っています。この時はケガなしでしたが、皆さんも足元には本当にご注意ください。渓流での釣りは、単独釣行で転倒なり滑落して動けなくなったら、携帯電話を持っていても電波が通じないなどで助けを呼ぶことが出来ない場面が多いです。

雨、前日比で約10℃ほどの気温低下、平日。
雨、前日比で約10℃ほどの気温低下、平日。それでも川沿いの要所要所には釣り人さんの車があちこちに。大阪から近い釣り場ならあり得ないと言っていいかもしれません。渓流の釣りが岐阜では人気であることを物語っているように思います。
2回戦も昨年と同じ流れで、誘いの入れ方や仕掛けを打つべき場所などを追加説明して、再び2組に分かれての実釣。

2回戦も昨年と同じ流れで、誘いの入れ方や仕掛けを打つべき場所などを追加説明して、再び2組に分かれての実釣。

昨年のメンバーは、この時点で仕掛けが綺麗に前方へ飛んでいかない人もいたのですが、今年は皆が綺麗に飛ばせていました。

昨年のメンバーは、この時点で仕掛けが綺麗に前方へ飛んでいかない人もいたのですが、今年は皆が綺麗に飛ばせていました。私のキャストの方が下手かもしれず…
とは言っても、川読みは経験値高い方が有利。なかなか川の釣りに慣れていないのと、水温が下がって、やる気ある魚が少ないのとで、釣果にまでは結びつかず。
3回戦はランチタイム後を予定していましたが、雨が次第に強まりつつあったので、ランチタイムを挟まずに3回戦へ突入。昼飯が終わる時間を、当初の終了時間になるように予定変更。釣りを終わる頃には水位が5cmほど上がってきていましたので、この判断は正解でした。読者の皆さんも、雨の中の渓流釣行では水の動き、雨の強弱など、気にかけて安全第一で楽しんでくださいね。
3回戦も2組に分かれての実釣です。

藤はやや見頃を過ぎてしまったかな?

藤はやや見頃を過ぎてしまったかな?これから夏本番、日中はテンカラに厳しい日が増えてきますが、この日は気温15℃前後。ここまで冷えると予想していなかったので、レインコートの下は薄着、寒過ぎです。
そのような悪条件の中、参加者皆最後まで熱心に竿を振ってくれました。渓流のエサ釣り二年目のK君、まずまずのイワナを獲りました。

皆、呑み込みが速くて、ヤマメ、イワナの顔を見ること出来、私の出番はほとんどありませんでした。

皆、呑み込みが速くて、ヤマメ、イワナの顔を見ること出来、私の出番はほとんどありませんでした。
開発メンバーにテンカラを知る機会を設けることが目的の一つの教室ですが、次回以降は、テンカラを継続してもらうことを目的に軌道修正して活動を続けたいと思います。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

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ロッド
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