2023/04/07
コラム
渓流彷徨い日記 奥越テント泊釣行初日
- 釣行日 2023年3月31日(金)
- 場所 福井県 九頭竜川
- 天候 晴れ
-
釣果 ヤマメ、アマゴ
使用ロッド:原点流 抜70NL -
仕掛け 天上糸:ナイロン0.6号
水中糸:0.3号
オモリ:G5 ~ G6
ハリ:4号
エサ:現地採集の川虫色々 - 釣り人 ちぬ
4月末~5月頭の大型連休にテント泊釣行していますが、今年は春の訪れが例年より早いので、ちょっと下見のつもりで3月末に行ってきました。もちろん、大型連休前にも行きますよ!!
いつものように前日の晩に大阪を出発、現地のコンビニで大野漁協エリアの遊漁券を購入。深夜でも遊漁券を購入できるのはありがたいですね。もっとも、釣りチケとかFISH PASSなら時間も場所も関係ないので、より便利です。紙でないと不安な私は昭和世代だからか?
そして、いつものように勝原園地で車中泊。
中部縦貫道は大野から勝原まで伸びていて便利になりました。荒島岳の勝原登山口の真横なので、山歩きはさらにアクセス良くなりましたね。これが更に伸びていけば、上流域から大野市街まで下りてくるのは大幅な時短。帰りもちょっとだけ楽になりそうです。
そして朝を迎えて、いざ出発。午後には渓流アドバイザーNGRさんと合流する予定なので、この日は川の状況把握と餌場のリサーチが目的です。奥越漁協エリアの遊漁券はコンビニで扱っていないので、まずはこれを購入しに取り扱いのある場所へ向かいます。FISH PASS使えば楽なのに。そして目指すはあそこかな?と言うことで、起こし虫がよく採れた記憶のある石徹白川のとある場所へ。
ちょっと水が高めかな?とりあえず水に手を突っ込んで石をひっくり返しますが、水が冷たい!私の温度計では5℃ありません。採れるには採れるけど、こう水が冷たくては手が痛い。足でガサゴソしてみますが、どうも効率が悪い。何とか一流し分くらいは採れたので、釣りへ向かいます。
一投目…二投目…沈黙。まあ、想定内です。次のポイント。一投目…二投目…沈黙。水温は6℃少々。
次の餌場へ向かいます。ここはガサゴソゾーン。キンパク、ヒラタ、クロカワ、オニチョロなど色々な川虫がドサドサ。明日は、ここで餌の採集かな。
エサがタップリなら釣れたも同然!!と妄想は膨らみます。夢と妄想は膨らませましょう!!
場所を移動して竿を出します。
それにしても良い天気です、山歩きの道具があれば、釣りは明日にして、荒島岳まで歩きたい気分です。
山は諦めて竿を振ります。が…沈黙が続きます。水温は8℃近くまで上がってきました。
早目に見切りをつけて場所移動。次はお気に入りの場所です。
意外と浅い場所で、今シーズンの一尾目はアマゴでした。
アマゴの放流をやめてそこそこの年数になりますが、まだ残っているんですね。
何とかなりそうな予感…も束の間、ここぞって場所では反応が出ず。
直上の瀬の途中の平らなエリアで出ました。
やはり水深は浅めの場所です。今度はヤマメでした。
もう一尾ほどは出そうな広さなので、もうしばらく粘るも反応がないので仕掛けを回収しないまま、どの筋を流そうか思案していると、カーン!とひったくるアタリ。 ちょっと痩せ気味のヤマメでした。
どうも早い流れには着いていないのか?速く流れるエサを追っ掛けないのか?
何となく“浅め”、“緩め”が鍵のような気がします…
気温だけはポカポカ陽気、レインウェアを羽織ると暑くなってきました。
場所を移動して“浅め”、“緩め”を中心に流しますが、やはり沈黙、気のせいだったのか。
そろそろお昼時なので、ここで竿を置いてランチタイム、カップうどんをすすります。
次はどこへ移動するか?真名川へ行ってみるか、と移動の途中にNGRさんから現着の連絡。越美線の勝原駅で合流。真名川はダム放水の影響か、濁りが入って釣りにならなさそうとのことで、打波川へ向かうも、冬季通行止めで下打波でストップ。
打波川沿いはかつて人が住んでいた頃に栽培されていたであろうワサビが野生化しているのか、所々に群生しています。花の少ないこの時期、派手さはないですが、目を楽しませてくれます。
この後、再び九頭竜川本流域へ戻って竿を出しましたが、午前中と違って反応がポツポツ。折角掛けても、三ポロリで終わったのは、食いが浅いからだったのか、腕が悪いのか…
勝原園地でテント設営して就寝、2日目に続く。
プロフィール
ちぬ
渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。
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