2021/03/08

コラム

渓流彷徨い日記 2021渓流シーズンスタート

釣行日        2021年3月1日 (月)
場所                   関西の某河川
天候                   曇り
釣果                   ダメでした…
使用ロッド        お蔵入りプロト 長・短2種類の竿
仕掛け                天井糸 ナイロン0.6号、水中糸 0.2号
                             オモリ:G4 ~G5
                             ハリ:3~4号
                             エサ:川虫(キンパク、ヒラタ、オニチョロの小サイズ)
釣り人                ちぬ

2021年が明けて、あっという間に3月。早い河川では2月に解禁するところもありますが、これから渓流シーズンが本格化していきます。
2月末日をもって関西地域での緊急事態宣言が解除されましたので、早速、3月1日解禁となる関西圏の某河川へと出撃です。
緊急事態宣言解除とは言っても、リスクがなくなったわけではありませんので、必要な措置を怠ることは出来ません。
渓流釣りでは人に出会うことが少ないので、感染させる・するのリスクは小さい。釣券にしても、今は釣りチケやFish Passなど、ネット上での購入が可能な河川も増えており、そういったものを利用すれば、人との接触がないので、やはり感染させる・するのリスクは小さい。
のですが、今回の河川はそれができないので、道中のコンビニで購入。マスクはもちろんですが、スプレー式の手指消毒用アルコールスプレー持参です。
早くこの新型が単なる風邪と同じになる日が来てほしいものです。


さて、遊漁券を取り扱っているコンビニまでやってきました。財布を見ると紙幣は¥3,000しかありません。硬貨を入れても¥4,000はない…ATMで下せばいいや、と思ったら取り扱い時間外の表示が出て、下せません。いきなりやってしまいました。最近は何でもかんでもキャッシュレスなので、持ち歩いている現金が僅かなのです。ギリギリ日券が¥3,000なので、今回はやむなく日券を購入しました。
コンビニでの購入でも、遊漁券は現金のみの扱いのケースがありますので、皆さんもお気を付けくださいね。


ではエサの川虫を採りに向かいます。現地着は6時を過ぎたくらい。まだこの時間では暗いので、しばらくは車中でマレーシアの歌姫、Siti Nuruhalizaのアルバムを聴いて時間を潰します。
3曲ほど聞いたところで周囲が確認できる程度に明るくなってきたので、早速、川虫を採集します。


ここで本日2回目のやってしまいました。亀ザルを忘れてました。ホームセンターなどで売られている亀の甲羅のような形のステンレスのザルですが、効率よく川虫を採るのに便利なのです。忘れたら忘れたで、タモで間に合いますが。


そして3回目のやってしまいました。カメラを忘れました。川虫採集の要領を写真交えて紹介しようと思っていたのですが…次回に持ち越しです。
20分ほどで餌箱2つ分ほど採れました。ちょっと足りないかな?と思いながらも、釣り歩きながら補充すればいいので、目指す川へ向かいます。


ところで、解禁釣行の定番エサといえば、やはりイクラでしょうか?イクラを使うという人、多いですよね。悲しいかな、時々、イクラが入っていたガラス瓶が釣り場に放置されてたりします。ミミズの空き箱もよく目にします。ゴミは持ち帰りましょうね。
さて、私はというと、イクラは使いません。何故か?川虫の方が釣れるから?ミミズが好き?違います。汚れるからです。手は臭くなるし、竿も餌箱も汚れます。ウェア類も汚れます。釣りの後、一日放置しただけで悪臭を放ちます。そうならないよう、ゴシゴシと洗うのが面倒なのです。面倒臭がりの性格なので、使わないのでした。
話が逸れました。


現地の川はさすが解禁、そこら中に車が…ない?平日だから少ないのか?
どの辺に入るべきか、師匠に電話して相談…電話番号分からん!4回目のやってしまいましたです。
つい先日、携帯電話の機種変更したばかりなんですが、連絡先の移植が済んでませんでした。使い方もまだよくわからない…
運よく電話をかけてくれるなんて、あり得ないし…と思ってたら、かかってきました。もしかして今日はついている?


でも、すでに4回もやってしまってるから。やっぱり、こんな日は何やってもダ~メですね。大きな水が出ていないのか、岩がツルツル。前下がりの岩に乗った瞬間、そのままスケートのように滑り落ちて水中へドボン!幸い腰までの水深で、水没は免れました。寒中水泳は嫌なので、足元に気を付けながら歩き続けますが、
アタリすら拾えません。根掛かり、木の枝と格闘で仕掛けは消耗するのに、足りないはずの餌は全く減りません。家族の晩御飯程度をキープ出来れば、との目論見も、あかんかった…の一言を持ち帰るだけの光景が頭をよぎります。


終わってみれば、あちこち彷徨いまくって、よもやの2尾撃沈の解禁釣行となりました。
私「あかんかった」
妻「予想通りやわ」
(泣)

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

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