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2016/03/23

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 ダンゴの割れと水加減

悩ましい水加減

水加減については、先ずは市販ダンゴの作り方の説明通り、目安量の水量で作ってみよう。それで1日使ってみて、自分の好むダンゴタッチを決めていけばいい。


ちなみにダンゴというのは、水量が多いと握り易さは向上するが、あらかじめ水を吸わせている分投入後に吸う量が限られる。従ってダンゴの経時変化が遅くなり、割れ難くなる特性を持つ。

ダンゴの割れは握る回数で調整する

ダンゴ握りに馴れないうちは、どうしても水量に頼ってしまい、ついつい海水を多く加えてしまう。結果、「いつまでも割れないダンゴ」になってしまうのだが、私のおすすめは水量少なめのパサパサタッチで、握る回数で割れのタイミングを調整するパターン。握るコツが若干必要となるが、失敗が少なく、何よりダンゴ使いの上達が早い。握り方は下の動画を参照してほしいが、手のひらに力を入れて圧縮しようとせず、軸手の指先だけでダンゴ表面を締めるように丸めていく要領だ。

割れのベストな頃合いをつかむために

「釣りに行った翌日は腕が筋肉痛でパンパンになる…。」
「水量を多くしないと握れない…。」
そんな場合は手のひらばかりに力が入り、肝心な表面部分は締まりきっていない事がほとんどだ。指先だけに力を集中させ、回数を数えながらダンゴ表面をしっかり締めてやる。その上でダンゴが着底前に割れてしまうようなら回数を増やし、逆に着底後なかなか割れないようなら、回数を減らしていく。割れのベストな頃合いは必ずつかめる。


なお、ダンゴのブレンドや量、割れのタイミング等については今後のそれぞれの説明で詳しく解説していこう。


※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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