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2015/12/16

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 「ローシーズンは遅い釣り」「ハイシ-ズンは速い釣り」だけではない!

遅い釣り、速い釣りのリズムをチヌの動きと合わせるために

ウキダンゴ釣りはかかり釣りと同様に、「ローシーズンは遅い釣り」「ハイシ-ズンは速い釣り」を心掛けなければいけない。
これは釣り自体のリズムの問題だが、ダンゴの割れるタイミングや仕掛け回収の時間等が「遅いか?早いか?」の視点だ。基本的にまだまだチヌの活性が高くない春から梅雨頃にかけては、チヌがポイント内に入ってくるタイミングや摂餌スイッチが入るまでに時間がかかる。逆に高活性時では全くその逆になり易く、チヌアタリが出るタイミングもかなり早い事が認められる。


チヌがなかなか釣れない時、先ず着目したいのは、この「遅い釣り、速い釣りのリズムが間違っていないか?」ということだ。

前述したように、季節による低活性・高活性はあくまで一般論で、海底条件や釣り人の人為的な飼い付け効果、天候等の諸条件で状況が大きく変わる。我々釣り人側が速い釣りと決めていても、チヌのリズムが合っていないとチヌは全く入って来ない。これはウキダンゴ釣りをしていて最も注意したいところだ。

思うように結果が出ないときは?

思うように結果が出ない…。その場合は、先ずは今まで通していたリズムを大きく変えてみよう。仕掛け回収のインターバルが短かったのなら、更にもうひと流し回収を遅らせてみる。柔らかいサシエで、取られてしまうのなら、持ちのよいサシエを使ったり、多く刺してやるなどする。遅い釣りをしていたのなら、回収のインターバルをもっと短くして、ダンゴの煙幕をドンドン効かせてみるといい。釣り人がさほど多くない地続き堤や護岸の釣り場は特に気を付けたい。

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