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2015/10/28

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 ウキダンゴ釣り 実釣編 (1)

まずは、リズムを崩さずダンゴを打ち返す

話を元に戻すが、ウキダンゴ釣りではエサトリを含むあらゆる魚が寄るまではダンゴの割れは遅く、ともすればダンゴに引っ張られたウキがいつまでも水面下にシモったり、浮き出たりを繰り返す。
ところがひと度魚が寄り、ダンゴを突っつき出すと、ダンゴの割れは一気に早くなる。それまではリズムを崩さず、ひたすらダンゴを打ち返していく訳だが、ダンゴが割れてサシエが出ても、何もウキに変化がなくサシエがそのままの状況が続くようなら、ダンゴを握る回数で調整し、ダンゴの割れを少しずつ早めていくといいだろう。


たとえば、はじめに20回握っていたとしたら、次は19回・・・18回・・・と減らしていき、割れるタイミングの頃合いを見計らう。参考までに、魚っ気がなくダンゴの割れが遅い状態では着底後1~1.5分程度を目安とする。

これがコツ! 割れるタイミングは、握る回数で調整する

魚が寄り、割れが早くなったら30秒~1分程度はもつようにコントロールしていきたい。ダンゴを握る際、握る回数で調整する方法は大変利便性が高く、私自身も日頃から多くの釣り人にも薦めているが、一定の力加減でカウントしながらダンゴを握り、着底までに割れてしまうようなら1回づつ増やしていき、逆に着底後なかなか割れないようなら、1回づつ減らしてバッチリの頃合いを探す。


好天で気温が高い夏から秋にかけてはダンゴが乾き易く、朝と昼ではまとまり具合も変化してしまう。打ち水やアミエビ等での微調整をコマメに行う必要があるが、握る回数での割れ調整は「ダンゴ使いのコツ!」として、是非覚えておいてほしい。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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