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2015/10/14

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 いよいよウキダンゴ釣り実釣へ! (1)

タナ合わせの基本

釣り座の確保、そしてタックル等の準備が整ったらいよいよ実釣だが、先ずは大変重要であるタナ合わせから。タナ調整のコツは、あらかじめ多く取ってから詰めていくより、少ない状態からプラスしていく方が分かり易い。タナ調整が足りない場合は、ウキが海中へと勢いよく沈んでしまうので、慣れるまでは半ヒロ(両手をいっぱいに広げた長さが1ヒロ)程度づつ、ウキの動きを確認しながら足していくようにする。


潮流が緩く、特に風も穏やかな状況下でなら、ダンゴ投入点よりやや手前にあるウキまでが斜めになる分、初めはウキが沈む。そしてしばらくして仕掛けが真っ直ぐに立ち、ウキが海面から出てくる動きならOK!この状態がいわゆるトントンで、同釣法の基本型である事を念頭に置いておこう。

エサ投入時の注意点

もうひとつ注意点がある。海底にポイント(チヌが寄るステージ)作りをするためのダンゴだが、1投する度に着底点がバラついてしまうと、当然の事ながらチヌの寄りは半減してしまう。そこで、対岸の建物と遠くの山の一部分等、目標物を定め、山タテをする事をお薦めする。足下直下を狙う筏カカリ釣りでは、座布団1枚分の大きさを想定するが、遠投するウキダンゴ釣りの場合、畳1枚分を想定するといいだろう。

ダンゴ投入法は大きく2通り

尚、ダンゴ投入は手投げと杓投げの2通りがある。また手投げにも上投げと下投げがあるのだが、慣れないうちは杓投げか手投げの下投げが無難だろう。手投げの場合どちらもあまり距離が出せないが、余計な動作が省けて、何より手っ取り早い。杓投げの場合は初心者でもとにかく距離が出せるし、指先で引っ掛けてダンゴを空中分解させる事もない。受けの部分が大きい専用杓が必要になるが、お薦めは杓投げだ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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