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2020/10/13

コラム

ちょい投げ釣りのすすめ

お出かけついでに楽しもう!
ちょい投げ釣りのすすめ

観光やキャンプの行き先で人気の高い海。
潮騒を聞きながらゆったりと過ごすのも良いが、生き物たちと触れ合うのも楽しいもの。春から初夏にかけては、タイドプール(潮溜まり)で、磯遊びもいいが、やっぱり一番は気軽に出かけて、子どもや初心者でも気軽に釣りができるちょい投げだ。
「釣りって、仕掛け作りとかが難しそうなんじゃ…」という方にも安心の、家族で楽しめるカンタンちょい投げの楽しみ方を紹介しよう。

そもそもちょい投げ釣りって?

ちょい投げ釣りはその名の通り、砂浜や堤防から軽く竿を振って投げる釣り方。
その魅力は何と言っても、手軽さにある。
必要な道具を揃えるのも簡単で、釣具店などでは結ぶだけの仕掛けを販売していることも多い。

ちょい投げ釣りで釣れる魚って?

ちょい投げ釣りでは、いろいろな魚に出会うことができる。
季節だけでなく砂浜や岩場、河口など立地によっても魚種が変わってくるのがポイントだ。釣り上げるまでどんな魚が現れるかわからないドキドキ感、宝箱を開けるような気分を味わえる。


人気の魚種としては
砂浜に近い海岸では、ちょい投げ釣りの王道、シロギス。
シロギス釣りの外道(目的以外の魚)なのに、天ぷらの味は絶品のメゴチ。
夏から秋にかけて、河口付近でまるまると太って美味しくなるマハゼ。
岩場や堤防に住む、ユーモラスな顔立ちなのに餌取り上手なカワハギ。
熱帯魚のような赤や緑の魚体が美しいベラ。
河口付近に住み、強力な引きで楽しませてくれるキビレやクロダイ。
テトラポット近くなら、カサゴやメバルといった海底に住む魚も登場する。


この他にも釣れる魚はたくさん。
家族づれ、特に子ども一緒に出かけるなら、ぜひとも魚図鑑を持って出かけてほしい。この場所でどんな魚が釣れるのか、釣れた魚がどんな名前なのか調べて学ぶことは、水族館に足を運ぶ何倍もの感動と知識を、子どもの好奇心旺盛な心に教えてくれるはずだ。

親と子をちょっとだけ成長させてくれる初めての釣り

釣りがはじめての子どもとのちょい投げ釣りは、一生の思い出になる。
特に仕掛け作りを手伝ってくれたり、見事に大きな魚を釣り上げたり、釣った魚の生態を教えてくれたりする親の姿には、尊敬を覚えるものだ。
釣り好きの大人の多くは、子どもの頃のそんな原体験大切に持っている。

初めて見る魚にワクワクしたり、初めての魚とのファイトにドキドキしたり。
魚を逃せば落ち込み、釣り上げれば大喜び。いろんな感情を味わえるちょい投げ釣りは、子どもの情操を育む生きた教材だ。


親の尊厳を見せるためには、道具を揃えたり、魚の知識や釣り場の情報を調べたりと、ちょっとだけ準備は必要だが、子どもの喜ぶ顔を思い浮かべて頑張ってほしい。

ちょい投げに必要な道具って?

ちょい投げ釣りで使うロッドとリールは、汎用的なもので十分。
シマノのフリーゲームロッドは、ちょい投げ釣りだけでなく、ルアーやエギングなど、さまざまな釣り方に対応できる万能竿。

フリーゲーム

リールに関しても多目的に使える、2500~3000番台のスピニングリールがオススメ、このふたつを持っているだけで、釣りの世界が広がる入門にぴったりのモデルだ。

セドナ

エフエックス

シエナ

餌は、生き餌が一番。釣具店や釣り公園の売店では、アオイソメを始めその地域のスポットで釣れやすい餌を教えてくれるので、ロッドやリールと合わせて、店員さんに相談して買ってみよう。

ちょい投げ釣りでの釣り方の基本

仕掛けが作れたら、針に餌をつける。ゴカイの場合は頭から針を通し針の根元まで入れてまっすぐになるようにする。
比較的小さい魚を狙う場合は、針から1cmくらいゴカイが垂れるようにして切る。ヒラメやスズキなど大型の魚の場合は1匹をそのままつけてみよう。


餌がついたら竿を振って、仕掛けを投げる。
早く降りすぎると、竿が傷んでしまうのでできるだけソフトに投げるように心がけてみよう。

仕掛けを投げたら、まずはその場でじっとあたりを待とう。あたりがなければ、砂浜の場合はゆっくりとリールを巻いて、魚のいるポイントを探る。
手元まで仕掛けが戻ったら、もう一度、違うポイントに投げてみよう。


竿がブルブルっと振動したら魚がかかった証拠。竿を立ててみたときに、竿先がしなったらそのままリールを巻いていく。魚を針にかける合わせの技術がそれほど必要ないのも、ちょい投げの魅力のひとつだ。


キスやメゴチ、マハゼなどの小さい魚や砂浜の場合はそのままリールを巻いて手元に魚を寄せよう。堤防での釣りや大きな魚がかかった場合は、竿を傷めないよう、タモ網で魚をすくい取ろう。

毒魚も釣れる?!
ちょい投げ釣りの注意

ちょい投げ釣りでは、毒を持つ魚が釣れることがある。
例えば、刺されると激しく痛む棘を持つハオコゼやゴンズイ、アイゴやアカエイなどが釣れた場合は、メゴチバサミや針はずしを使って魚体に触れないように注意しよう。特に好奇心旺盛な子どもは、魚に触りたがったり観察したがるので特に気を使おう。

水族館より100倍面白い?
見て、触れて、捕まえて、
食べるちょい投げ釣り。

釣りは海や川、自然との対話だ。
その水辺にどのような魚がいるのか、その魚はそんな場所を住処にしているのか、周りの自然はどのように魚を育てなのか。釣りを通して、自然と理解できることはいっぱいある。
何より、生きた魚を捕まえ、触り・観察するという経験は、水族館などでは決してできないものだ。また、捕まえた魚は小さすぎる場合はリリースしてほしいが、大きなサイズであればぜひ、家庭で調理してほしい。
自分で釣った魚の美味しさは、食や命の大切さを子どもに(もちろん大人にも)教えてくれるだろう。


今年、行楽&旅行先に海辺へのお出かけを考えているなら、ぜひちょい投げ釣りもアクティビティの候補に加えてみてはいかがだろうか。

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