カワハギ最先端に迫る。
カワハギリールに求められるハイスペックを、
さらに多くのアングラーに体感していただきたいとの想いを込めたリールがStephano SSです。
コアフィットボディとXドラグでコンパクトにバランスを向上させたボディは、自重160gの軽量化を達成。
ギア比7.2のハイギアとX-SHIPで授けられた滑らかな回転、51mmのS-タービンハンドルによる操作性は
まさに上位機種Stephano譲り。
さらにキャスティングの釣りを見据えたブレーキシステムSVSが
バックラッシュを防ぐ心強い味方となります。
ボディフレームにはアルミニウムを用いて剛性・耐久性をアップ。
HAGANEの設計思想を色濃く反映させてタフな完成度を高めることで、
だれもが最先端の釣りを体感できるようになりました。
101HG
100HG
自分の構えだと海面から頭上へ誘い上げる距離が2m10cm。オモリを立てたまま位置を変えず糸フケを取るには、自分の限界であるハンドル3回転でこの距離を巻く必要があります。それに合うギア比が7.2。ハイギアすぎると仕掛けに負担がかかることもありますが、このギア比ならストレスなく巻けて負担も少ない。喰い上げ時も問題ありません。それとSVS。バックラッシュを防ぐのはもちろんですが、キャスト時の仕掛けの弾道が滑らかで餌がずれにくく、刺した状態のまま届けやすいのも特徴です。横の釣りを組み立てるには非常に重要ですよ。
鈴木 孝
品番 | 100HG(右) |
---|---|
ギア比 | 7.2 |
最大ドラグ力(kg) | 3.0 |
自重(g) | 160 |
PE[パワープロボートゲーム] 糸巻量(号-m) | 1-200、1.5-150、 2-100 |
ナイロン糸巻量(号-m) | 2-110、3-80 |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 72 |
スプール寸法(径mm/幅mm) | 32/22 |
スプール下巻ライン(PE号ーm) | 1-100(※1)、1.5-100(※2) |
ベアリング数 S A-RB/ローラー | 4/1 |
ハンドル長(mm) | 51 |
※1スプールの下巻きライン部(上ライン)
※2スプールの下きライン部(下ライン)まで下きした場合の糸巻量です。
最大巻上長は、スプール最外径による計算値となっています。
軽さとワンハンド操作が切り拓く
コンマ数秒のヒットチャンス
このリールは軽さと操作性に惹かれますね。自重160gに加え、コアフィットボディでバランスがよく数値以上に軽く感じます。そしてS-タービンハンドルの操作性がお気に入り。有利なのはクラッチを切って仕掛けを落とし、ロッドを握る側の手の指で弾いて戻せること。ハンドルノブをつまんで回すのとでは時間的に大きな差です。1秒も違えば餌が取られるかどうかが変わる。それに糸の出し入れもこの操作ですね。棚を探っていくときにワンハンドで指で弾いて誘いながら巻いたりする。アタリが出ればそのまま合わせてしまうんですよ。
飯田 純男