2022/07/05
コラム
テンビン仕掛けで悶絶モードのタチウオ攻略サーベルマスター XR テンビン&フォースマスター 200
最新タチウオロッド「サーベルマスター XR テンビン」と超小型電動リール「フォースマスター 200」。
その実力をシマノフィールドテスター松本圭一が、一筋縄では釣れない悶絶モードの東京湾タチウオで実証する。
「シラスが少し育ったくらいの小さなイワシの群れが東京湾に入ってきて、タチウオのタナが上ずっているみたいです。ベイトが小さいときは、コノシロの切り身などシルエットが小さいエサで狙うテンビン仕掛けが効果的なんです」と松本圭一さんは勇躍、三浦半島走水港・教至丸のタチウオ船に乗り込む。持参したタックルはテンビンタチウオ専用ロッド「サーベルマスター XR テンビン」と超小型電動リール「フォースマスター 200」。
「この竿はML~MHまで3アイテムありますが、最初は中間の硬さのMで釣ってみます」
観音崎沖70メートルダチに到着し、海面から15~25メートルの指示でスタート。
指示ダナの範囲をシャクリ上げて誘うこと20分後、小さなアタリに続いてグイッと竿先が引き込まれ、指2.5本幅クラスを釣り上げる。
「まだ本格シーズン前、喰い込みが浅いのか何度もアワセ損ねてやっと掛かりました。今は小刻みにシャクったほうがいいようです。サーベルマスター XR テンビンは軽快な操作性が特長で、長時間誘い続けてもほとんど疲れません。タチウオの様ざまなアタリを穂先の動きだけでなく手や腕にも伝えてくれるので、アタリがきて、アワセて掛けるまでの駆け引きをたっぷり楽しめます」
この竿の穂先は、巻き込み強度を高めたタフテックインフィニティをハイパワーXソリッドで強化し、微かなアタリを目や手に伝達する感度を備えている。リアのカーボンモノコックグリップがアタリを腕や脇腹など触れている場所に伝えることでさらなる感度アップを実現。加えてXシートエクストリームガングリップはパワーロスを抑えて疲労を軽減する。
その後は指2~3本幅のタチウオがポツポツ上がったが、
「アタリが多いわりにハリ掛かりが悪いですね。喰い込みをよくするために、竿を軟らかめのMLに替えてみましょう」と松本さん。
この作戦が当たった。アタリがきた後、そのまま誘い上げるとグイッと竿先が引き込まれてヒット。指5本幅クラス、110センチオーバーを手にする。
「やっぱりMLは喰い込みがいいですね。だけど竿が軟らかいとアワセが甘くなりがちです。そんなとき、フォースマスター 200に搭載されたタッチドライブなら、片手でのアワセと巻きアワセもできるので、掛け損ねを軽減してくれます」
フォースマスター 200は、手巻きリール並みのパーミング性を備えた自重わずか395グラムの軽量コンパクトボディに、タッチドライブと巻き上げ速度がアップしたムテキモータープラスを搭載。松本さんは巻きアワセを効かせるために、中間速をやや速めの22に設定している。
この日は派手な喰いこそなかったものの、12本を釣り上げた松本さんがトップで13時に沖揚がり。
「最近はブームのテンヤで始める人も多いようですが、ひと味違う駆け引きが楽しめるテンビン仕掛けにぜひトライしてほしいですね」と言いながら、松本さんは満足げにタックルを仕舞った。
SABER MASTER XR TENBIN & Force Master 200
サーベルマスター XR テンビン
感度に優れるタフテック∞+ハイパワーXソリッドを搭載し、スパイラルXコア構造で締め上げたブランクスが軽快な操作性を実現。リールシートは疲労を軽減するXシートエクストリームガングリップ、一体成型のカーボンモノコックグリップなどシマノ独自の最新テクノロジーを搭載したテンビンタチウオ専用ロッド。
使用タックル製品情報
サーベルマスター XR テンビン 73 ML180 / RIGHT 73 M180 / RIGHT 73 MH180 / RIGHT
※オモリ60号負荷の竿先の曲がり
フォースマスター 200
軽量コンパクトボディを採用。親指1本で快適な操作が可能な中間速設定を備えたタッチドライブを始め、ハイパワーを発揮するMUTEKI MOTOR+、水深と海底の起伏を表示する探見丸スケール、スピードクラッチなど最先端機能を搭載。
使用タックル製品情報
フォースマスター 200
INFORMATION
三浦半島走水港 教至丸
080-7127-0816
Get the Dream
シマノ電動リールをさらに詳しく紹介する
「Get the Dream」はこちら
関連記事
RELATED COLUMN