2019/06/26
コラム
松田竜也のニューライトゲームCI4+使いこなしガイド【オニカサゴ編】
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回のターゲットは中深場の人気魚オニカサゴ。シマノフィールドテスター松田竜也が、
ゲームロッドの最新モデル「ニューライトゲームCI4+」使いこなし術をお届けする。
今回釣行したのは南房乙浜港のしまや丸。オニカサゴは冬場の釣り物と思いがちだが、南房では暖かい時期もよく釣れるため周年の釣り物として定着しており、同船ではリクエスト乗合で随時受け付けている。
当日松田が使用した竿は、ゲームロッドの最新モデル「ニューライトゲームCI4+」。今回は松田が開発にも携わった最新ゲームロッドの特徴と魅力を紹介しよう。
ニューライトゲームCI4+はどんな竿?
ひとことで言うと、快適な手持ち操作を
追求した新次元ライトゲームロッドです。
この竿の一番の特徴は、快適性を追求した
「Xシートエクストリームガングリップ」を
リールシートに搭載したことです。
従来のベイト用ゲームロッドに標準装備
されているトリガーシートは指の間に
挟み込む、いわば点で支える構造ですが
、Xシートは手のひら全体で包み込むように
面に近い感覚でホールドできて疲労を軽減
してくれるので、手持ちで攻める釣りに
最適なんです。
アイテムは12種類で、RIGHT(右巻き)と
LEFT(左巻き)仕様が加わって合計24種類
になります。最も使用範囲が多いタイプ73は
MからHHまで5種類(左右10種類)、
ムーチングアクションのタイプ64は
MからMHの3種類(左右6種類)、
先調子のタイプ82はMからHHまで
4種類(左右8種類)です。
本体は細身のブランクスにネジレを
押さえ込む強化構造のスパイラルXを
採用しているので操作性が軽快で、
タフテックインフィニティを
ハイパワーX構造で強化した高感度穂先
「ハイパワーXソリッド」が微細なアタリも
表現してくれます。
オニカサゴにおすすめのアイテムを教えてください。
釣り物にかかわらず、まずは船宿の
指定オモリに対応した竿を選ぶことが
第一です。オニカサゴの標準オモリが
120~150号の南房を例にすると、
タイプ82 HH180とタイプ73 HH185が
該当します。この2本の竿は
オモリ負荷表示が40~120号ですが、
150号でも余裕で対応できます。
オニカサゴは手持ちでまめに底ダチを
取りながらタイトに底を攻める釣りなので、
今回メインで使ったタイプ82 HH180が
ピッタリです。この竿は動かしたときの
レスポンスが抜群で、底の起伏が激しい
ポイントでもストレスなく攻めることが
できます。速潮時や水深200メートルに迫る
深場でも対応しやすいのはこの竿です。
タイプ73 HH185は水深150メートル以浅の
釣り場にマッチします。フレックスポイントが
手元に近くなるので操作性も軽快で、
竿先がしなやかでアタリがきた後の
喰い込みが抜群にいいんです。
どちらの竿も魚の引きに応じて
胴に曲がり込んでくれるので、
巻き上げ中にオニカサゴが暴れても
安心ですよ。
NEW LIGHTGAME CI4+
沖釣りの多様化するニーズに応えた12アイテム(24種類)
ニューライトゲームCI4+
最新テクノロジーを搭載してモデルチェンジした「ニューライトゲームCI4+」は、スパイラルX構造、Xシートエクストリームガングリップ、タフテック∞、ハイパワーXソリッドなどシマノ独自の最新技術が集約された最高峰のゲームロッド。
使用タックル製品情報
ニューライトゲーム CI4+ TYPE73 HH185
ニューライトゲーム CI4+ TYPE82 HH180
ビーストマスター 2000
Xシートエクストリームガングリップ
INFORMATION
南房乙浜港 しまや丸
0470-38-2567
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