2020/02/26
コラム
ぬけさく目線の新竿紹介:SPECIAL 小太刀ZR|鮎入れ掛かり!?ブログ
今年、6年ぶりに小太刀がリニューアルされました。この小太刀、発売以来ずっと安定して売れ続け、ショートロッドの代名詞になりつつあります。今年の小太刀は4アイテム。おそらくズームタイプにするか、ノンズームにするか悩んでいる方も多いと思います。ぬけさくのおすすめはズームタイプ。ホンマか!...いいんです。このブログは、私の独断と偏見で書いていいんです!
もともと日置川育ちの私は上流の渓流相の釣りが苦手でした。ところが小太刀のズームタイプを使うようになってから渓流相の苦手意識がなくなりました(よく釣れるようになったわけではありませんが)。そもそも小太刀のズームは縮めたままで使ったり、伸ばしたままで使ったり、あるいは縮めて操作して掛るとズームアップして抜いたり...という使い方が一般的。でもきまりがあるわけではありません。
渓流相の釣りで大切なのは、的確に素早くピンポイントを狙うことです。この操作、稚拙な竿操作しかできない私は、手尻が長いほど難しくなると感じています。私が最近ハマっているのが...ズームインして手尻20cm。これをズームアップして使います。いわゆる今流行りのマイナス手尻の釣り。手尻マイナス30cmです。空中輸送でピンポイント狙いが簡単です。上飛ばしも楽。そして、横スライドもさせやすいので対岸のヘチギリギリを狙えます。手尻を長くしてオトリを自然体で泳がせられるメリットよりも、的確にピンポイントを狙えるメリットの方が大きいと感じています。ズームアップでオトリ操作をして、鮎が掛かるとズームインして抜くという操作で釣りをします。ただし、ズームインするのを忘れて抜くとかなり上の方に飛んできます。それはまだいいのですが、鮎を取り込んだ後、仕掛けが突っ張ってオトリ交換がしにくくなります。毎回ズームインするのは、若干の邪魔くささはあります。...「そんなん、してられるかぁ」とのお声も聞こえて来そうですが、私の稚拙な竿操作を補ってくれて釣果も伸びると思えばこの邪魔くささは我慢できる範囲かと...。
当然、川相変化の激しい上流部で竿の長さが変えられるのは大きなメリット。2本分の役割を果たしてくれると思えばコスパは高いです。
調子は「しっかり目」の先調子。石の大きな渓流相の釣りに合います。段々瀬で掛かっても1段落とさずにグッと止めることが出来ます。H2.75なので初期は硬過ぎるのではと思われるかもしれませんが、RSタイプのソリッド穂先も付いているので小さいオトリでも対応できます。さらにパワーセレクトシステムのパワーチューブラ穂先も付いているので後半の大型にも対応できます。
プロフィール
ぬけさく
"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。
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