2025/05/08
コラム

4月8日 河口湖釣行記 【尾崎渚】
シーズン終了間際の河口湖への釣行です。
今月27日まで営業される河口湖漁協ドーム船へお世話になりました。
4月に入ってから数回の降雪があった富士五湖周辺。富士山はまだまだ雪深く、桜の開花もまだ先ですね。

午前7時になるとドーム船への送迎開始。
準備を整えて魚探をチェックするも…
何も映っていませんが、釣りを開始したいと思います。
今回の使用タックル。
・リール:レイクマスターCT-ET REDBLACKGR SILVERBLACKGR
・穂先:プロト穂先+クイック角度チェンジャー
・ライン:レイクマスターEX4PE0.3号
・仕掛け:全長80センチ7本鈎1号狐 オモリ5グラム

そんなに爆釣にならなくとも、プロト穂先の使い込みができれば十分。
程々で良いので釣れてほしいものです。
期待もせず釣りをスタートすると…
仕掛けを落とすと魚が寄ってきました。
底べったりに、若干映っている程度ですが十分勝負にはなります。

誘って誘ってポツリ…ポツリ…
スローなペースですがしっかりと反応してくれる魚がコンスタントに入ってきます。
プロト穂先も、柔らかめの物を選択したため、このくらいの釣りがテストや使い込みにも最適で、アタリの出方や掛けたあとの曲がりなど、しっかりと確かめることができました。
この魚探映像の魚を釣るにはオモリ下の下バリ、オモリ上の2本のハリが非常に有効でした。

誘い方も大きく激しくだと、いまいち喰いが悪く、静かな誘いが効果的。
リールを少し持ち上げた後、一呼吸静かに待つくらいの感覚です。
釣れるワカサギは産卵後のコンディションで、ほっそりとした個体が多く、サイズ的に7センチ前後。
単発で1匹ずつの拾い釣りが程よくテクニカルで想像以上に面白いです。
餌は頻繁に交換します。
水温も上昇傾向で餌のエキスの抜けが早いのもありますが、新鮮な餌と古い餌では魚の反応が変わってきます。
単発の魚が断続的に入ってくる中で、群れの回遊が途絶えた瞬間を狙って餌交換をする訳ですが、そんな時はスピードシフト機能が役立ちます。

通常巻き上げ速度は2で設定していましたが、スピードシフト機能はH。
魚が掛かっていない空巻き時に、高速で巻き上げられるのは非常に便利ですし、ストレスがありません。
こういった少しの差が積み重なり最終的な釣果に差がつくのが、ワカサギ釣りのような数釣りだと思います。
リールの機能やプロト穂先を駆使しつつ最終釣果は273匹でした。

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