2025/03/05
コラム

2月25日 河口湖釣行記【尾崎渚】
冷え込みがまだまだ厳しく、氷上シーズン真っ只中。
そんな中で寒さを感じさせないドーム船へ乗っての釣りを河口湖で楽しんできました。

河口湖大橋下に並んだドーム船のひとつ、河口湖漁協様にお世話になりました。
この時期のワカサギは産卵期であり、警戒心が強く時合いも短い。釣れる日、釣れない日がはっきりとしている印象です。
朝の7時にドーム船への送迎がはじまり、釣り座が決まり次第準備開始。
難しい時期とは言えそこは河口湖。
大きな群れが回遊してくることを期待しながらプロト穂先をセットしました。

使用タックル
・リール:レイクマスターCT-ET REDBLACK GR
・ライン:レイクマスターEX4PE0.2号
・穂先:プロト穂先+クイック角度チェンジャー
・仕掛け:自作10本バリ仕掛け
・オモリ:11グラム
(1月2月は資源保護の観点から1本竿規制)
釣り開始直後から大きな群れが入ってきてくれ、朝の時合いスタート。
プロト穂先がこの群れに対していかなる仕事をしてくれるのか楽しみです。
具体的な長さはまだ発表できませんが今回のプロト穂先は長め。
穂先が長いことで自作の全長130センチの長仕掛けも上手くさばけるでしょう!

ちなみに、ここの釣り場の水深は9メートルです。
約4メートルもの幅の分厚い群れが入っています。
所がこれだけの群れが入っていながら想像以上に喰い気は無く、2匹くらいの多点掛けにしかなりません。

たまにまぐれで複数匹掛かりましたが、穂先の長さ、入れ喰いにマッチした絶妙な調子のおかげか、掛かった魚の取り込み率が高い印象でした。
とは言え、この日に合った釣り方を見つけるまでに群れはあっという間に消え去りました。
群れが消え去った後は、極々稀に底に単発のワカサギが回遊してくる様子が魚探に映し出されます。
オモリを湖底に着底させた状態から穂先にかかるテンションを徐々に抜いていき、ゼロテンからやや仕掛けのテンションを抜いてたるませるフカセ釣りで渾身の一匹!

この”釣ってやった感”は最高ですね。
この一匹は産卵後の魚のようで痩せていました。
これから時期が進むと、産卵を終えた魚が増えてきます。そうすると、群れと群れの間に拾い釣りが可能になり、一日を通して飽きない釣りが楽しめるでしょう。(予想ですが…)
群れが一度消え去った後は、船のすぐ近くに魚がいる気配はあるものの…
船の真下には戻ってきませんでした。
9時には完全に釣れなくなり、沈黙の時間は約4時間…
4時間の間にエサをこまめに交換したり、諦めずに誘いを掛けたりしてみましたが…努力はなかなか報われません。
早上がりをするお客さんも続出する中、再び釣れだしたのは午後1時頃でした。
そこからは朝一同様に、バタバタと釣ることができ好調に。
釣れる魚のサイズは時間帯で変わり、大きなワカサギ(7センチ以上)が釣れるタイミング、小さなワカサギ(6センチ)が釣れるタイミングが異なり面白かったです。
一本竿ということもあり、上げ下げのリズムが二本竿に比べて生み出し辛く、なかなか苦戦した一日となりましたが、その分オマツリなどのトラブルは無くストレス無く楽しめました。
最終釣果は333匹と河口湖にしては厳しかったなぁと思いましたが、2月中のトップ釣果のようです。良い日に当たってラッキーでした。

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