2024/03/12
コラム
3月5日 復調の兆し!桧原湖ワカサギ釣り 名竿エクスペックM01E 【寺山剛】
一時は氷に覆われ、釣果が落ちていた桧原湖ワカサギ釣り。しかし屋形の周りの氷がなくなり、復調の兆しが見られたので、すかさず桧原湖北部やまぐっちさんに釣行しました。
ところが前日の雪と夜の冷え込みで、屋形の周りも再び氷に覆われました。
前日の釣果を見ると当歳魚の小型ワカサギが大半との事で、狙いを小型ワカサギに絞ります。
タックルは左右共に
・リール:レイクマスターCT-ET
・穂先:レイクマスターエクスペックM01E
・クイック角度チェンジャー
・ライン:レイクマスターPE 0.2号
・オモリ4グラム
を使用しました。
魚探の反応は底にモヤモヤと かすかに居るのかな?といった状態。
1日を通してこのような状態でした。屋形の皆さんも釣れなくてボヤキまくり!ですが、私は飽きない程度に釣れます。どうやら皆さんは、当歳魚のアタリを出せていないようです。M01Eは穂先の途中が柔らかく、そこが実際の穂先の役割をします。その先の部分はテコの原理で大きく動くため、当歳魚の微かなアタリを大きく表現します。
そして穂先も細くシャープな為に「カリッ」とした鋭角的なアタリが出るのです。ロングポーズ後の微かなアタリ、誘い上げた時の竿変化、誘い下ろす時の竿の戻り変化、全てのアタリが大きく、分かりやすくなるのでホント、怖い?竿です。他のシマノワカサギテスター陣も口を揃えて言いますが「この竿は名竿です!」。私も今シーズンは手感の修行のため、M01Kを多用していましたが、例年ではこのM01Eの使用頻度が一番高いです。
アワセもへの字に曲がるバットの部分にしっかりした硬さがあるので、軽い当歳魚ワカサギでも掛かりが良いです。当たるけど乗らない・・・となりにくいのも精神衛生上、良いところです(笑)
この日は、釣れるワカサギのほとんどが下バリに掛かるアタリの小さな日でしたが、終始 小さなアタリを拾い集めて、結果は238匹と屋形としても久しぶりの2束超え。2着の釣果が40匹台とぶっちぎりの結果になりました。
残り少ない桧原湖のワカサギシーズンですが、氷がない為3月31日まで楽しめます(4月からは禁漁になります。)。
皆さんもワカサギ釣りラストスパートですね!
プロフィール
寺山 剛 (てらやま つよし)
福島県在住。檜原湖をホームグラウンドとするワカサギ釣りのスペシャリスト。夏はバス釣り、冬はワカサギ釣りで一年中檜原湖に浮かぶ。シマノモニター。
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