今シーズン初ワカサギ釣り【井上聡】

10月22日木々の紅葉を感じながら
群馬県にある榛名湖に行ってきました。
早朝、榛名湖畔のエバラボート店に到着すると、ちょうど朝日が昇るタイミングで朝もやが、湖面を漂う幻想的なシーンも見ることができました。

準備をしていると店主がやってきました。
挨拶を交わし現在釣れているポイントを訪ねると、ここ最近は「ゆうすげ前」の9m～9.5mが釣れているとのこと。
今回はエレキモーターを持参していたので周囲の景色を眺めながらポイントに向かいました。
しかし正確なポイントはわかりません。
魚探を見ながら進んでいくと9.3m付近に魚影を見つけることができました。その周辺をぐるりとボートで回りながら一番魚影が濃いところにアンカーを降ろしました。
今回使用するのは秋に発売された、外部電源仕様のレイクマスターCT－ETです。
従来モデルからの進化点のひとつがスピードシフト機能の追加です。
両サイドのボタンを同時に押すとあらかじめ設定しておいたスピードに代わる新機能です。
今回は餌付けのタイミングなどに素早く対応できるようにHに設定しておきました。

またオモリは8gで誘いやすいように穂先は
レイクマスターエクスペックM03K
それに延長アダプター10cmと角度チェンジャーを取り付けてボートの縁から程よい距離を保ち、目線から2本の穂先が見え、誘った後に穂先の微妙な変化もわかるようにしました。
仕掛けは6本バリの77cmと手返し重視の長さをチョイス。
降ろすとすぐに多点掛けが続き、11時までに500匹を超えました。

ときどき群れはいなくなるものの、待っているとまた戻ってきて
14時30分までに685匹。
あと1時間ほどあるので700匹までもう少しだったけれど次回釣行のためワカサギを探しながら帰ることを決断。
近くにいた釣り人からは他は魚影が無いからここにいた方がいいと言われましたがアンカーを引き上げて魚探を見ながらボートを走らせました。
「カッター前」「ホテル前」なども水深を変えながら探しましたが
言われた通り群れを見つけることができません。
「やっぱりアドバイスを聞くべきだった・・・」
ボート店に戻るまでに群れが見つからず結局ワカサギの追加はできませんでした。
榛名湖は11月末まで楽しめます。
これから紅葉が益々美しくなるので皆さんもいらしてください。
今回はポイントが限定されていましたが、気温が下げればポイントが変わるでしょう。
今年のワカサギは5～8cmと小さめですが美味しいワカサギを釣ることができと思います。