2024/01/26
コラム
2024初釣り!松原湖氷上ワカサギ釣り 【松田克久】
長野県・松原湖の氷上釣りが、1月14日に解禁されました。
翌日の15日にさっそく出かけてみました。
「松原湖」は、長野県南佐久郡小海町の「猪名湖」、「長湖」、「大月湖」の3湖の総称で、ワカサギ釣りができるのは、猪名湖と長湖の二つ。
例年ですと、長湖が先に解禁されるのですが、猪名湖が先に部分解禁となりました。
今期は暖冬で、例年より遅い解禁になりましたが、やっと氷上釣りのシーズンがやってきました。
朝は、雪模様で入場時間の午前6時半を迎え、いざ!氷上へ。
日釣り券の購入に立ち寄った、現地の売店&宿の「立花屋」さんで伺った、前日良かった、と言うポイントの「ウバの懐」方面へ。
場所決めに時間をかけてしまいましたが、午前7時すぎに水深7.4メートルでスタート。
タックルは、電動リール・レイクマスターCT-ETブルーブラックGRに、穂先は、レイクマスターエクスペックS01Fマイクロフィネスをチョイス。
この穂先は、個人的には「松原湖スペシャル」と呼んでいるほど、極小サイズや小さなアタリに対応する穂先で、テント内でも扱いやすい短い21センチモデルです。
先端部は、かなり柔らかい超先調子で、手ばね竿でしか感じられない様な微妙な変化をキャッチできる穂先ですので、マイクロサイズや浅場で軽量なオモリを使った氷上釣りには特におすすめです。
仕掛けは、狐型金バリ0.5号7本バリに、タングステン3.5グラムの長オモリに下バリを付けて、ベタ底を狙う作戦です。
雪模様と朝の時合で、スタートから良いペースで掛かります。
それでも氷上釣りは、やはりアタリがかなり小さいし、魚は俊敏で、まさに繊細ゲームです。
松原湖といえば、マイクロサイズと呼ばれる極小サイズが釣れる事が多いのですが、解禁直後な事もあり良型も多く掛かってきました。
午前9時40分までで180匹ほど釣れていましたが、急に喰いが悪くなります。
朝の時合が終了してしまいました。おまけに、天気が雪から快晴に!!
雪模様の時間がもう少し長く続いてくれれば、喰いが持続してくれたと思うのですが・・・・
前日の解禁に釣行した知り合いの情報では、午前9時までに93匹釣れて、その後14時まで4匹!しか追加できず、と言っていましたので、それが頭をよぎります。
喰わなくなると、恐ろしい湖です。
それでも、ペースは落ちたものの午前10時の時点で200匹に到達!
しかし、ここからが悶絶タイム突入~!!
魚探には、底付近に反応があるのですが、激渋に変化しました。
魚がいなくて釣れないのであれば、しかたないですが・・・・
オモリを3.5グラムから2グラムに落とし、オモリを着底させたフカセ釣りにしてみますが、いくつかは釣れたものの打開できず。
エサは、ラビットウォーム、ベニサシ、赤虫、ラビット緑、ブドウ虫など・・・・
付ける位置や大きさ、交換の頻度も上げていろいろ試します。同時に、誘いも様々なバリエーションでなにかを変えると、急にアタリがでて、アワセが決まれば、1、2匹は、釣れます。が、やはり、パターンにはならず。
辛抱強く誘い続け・・・・・喰い気のない魚に、いかにスイッチを入れるか!?
そんな事を考えながらの試行錯誤のかなり難しい釣りになりました。
結局、10時から15時までの5時間で70匹程追加し、釣果は271匹。
入れ喰いあり、激渋ありで、2024年初釣りの氷上釣りを満喫!!できました。
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