2023/12/26
コラム
12月19日 桧原湖 ミニミニワカサギ攻略法?【寺山剛】
12月19日 桧原湖北部のやまぐっちさんに釣行しました。今年の桧原湖は全体的にその年に生まれた当歳魚のミニミニワカサギが多いようです。ならば、そのミニミニワカサギを攻略してみようと言う訳です。
まず、最初に考えられるのはハリを小さくする事。これは皆さん思いつくでしょうが、ハリだけを小さくするのではなく、エサも小さくするのが重要です。というのも大きいエサだと、ハリ先を隠してしまう事があるからです。サシならば直径(太さ)の細いラビットなどを1/3や1/4にカットする。赤ムシも半分ほどにカットする事です。ハリ選びもハリ先からチモトまでの長さが重要なので考えてみて下さい。
そしてハリスの長さは短い方が良い時が多いようです。ミニミニワカサギは泳ぐ力が弱く、アタリがミチイトまで届かない時があります。私はハリス2センチで0.15号と0.175号の仕掛けを使用しました。
穂先は
右手側レイクマスターエクスペックM01E
左手側レイクマスターエクスペックM01K
でスタートしました。
予想に反して釣れてくるワカサギは大型メイン。そして左手側の穂先M01Kがなんか合ってないと違和感を感じ、すぐに左右共にレイクマスターエクスペックM01E、オモリも4グラムとしました。大きな群れは入りませんが、ポツポツ釣れます。ただ、9〜10時にはアタリも少なく小康状態。その後また釣れだしましたが、今度はミニミニワカサギが増えて来ました。
大型ワカサギが釣れている時は竿を緩い角度に設定し、竿先を大きく動かし誘いをします。ミニミニワカサギが釣れている時は穂先の角度を30度ほどにして細かい誘い、フッキング重視としました。
赤ムシをハリに刺してハサミでカットするのは骨が折れますが、そうしないと喰い逃げされてイライラします・・・丁寧な釣りを意識して14時30分に納竿。結果362匹の釣果となりました。
家に帰り、小さなワカサギを手のひらに乗せて見ました。小さくてもひとつの命。美味しく頂きました。これからさらに水温が下がり、アタリも小さくなってきます。マニアックで奥が深いワカサギ釣り。やっぱり楽しい釣りです!
プロフィール
寺山 剛 (てらやま つよし)
福島県在住。檜原湖をホームグラウンドとするワカサギ釣りのスペシャリスト。夏はバス釣り、冬はワカサギ釣りで一年中檜原湖に浮かぶ。シマノモニター。
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