2024/01/25
コラム
1月15日 立岩湖釣行記 【尾崎渚】
暖冬で氷上釣りができない各フィールド。
氷上釣りに諦めの声が漏れる中でも、しっかりと結氷する湖があります。
長野県南佐久郡南相木村 立岩湖
例年、クリスマス前後には氷上釣りが可能となるそうですが、この湖への乗り入れは自己責任。
私も初めて訪れるフィールドですので、現地の釣り師に危険箇所や注意点を聞きました。
なお、船宿は無くレンタル品は一切ありませんので全て自前で準備をする必要があります。
日釣り券は2000円で、立岩湖正面にある立岩荘さんで購入可能。
湖の規模は非常に小さく、湖畔を一周できる遊歩道は約2.5キロ程とのこと。
情報が無いので、山の地形を元にポイントを探し、数カ所穴を空けた所で釣りスタート。
本日のタックルは
・リール:レイクマスターCT-ET ブルーブラック GR
・ライン:レイクマスターEX4PE0.3号
・クイック角度チェンジャー
・穂先:レイクマスターエクスペックM01E
・仕掛け:全長90センチ6本バリ1号狐
・オモリ4グラム
釣りスタートは8時過ぎでしたが、喰いは良く落として少し誘いを掛けるとアタリが出ます。
魚を掛けて巻き上げる際、縦横無尽に逃げようとワカサギが泳ぐため、氷穴をラインがグルリグルリと回ります。
釣れるワカサギは大型で太っており、非常にコンディションが良かったです。
朝の1時間半で約70匹を釣り上げましたが、それ以降は渋々…
魚探に魚はしっかりと映っているのですが…喰わない。
簡単に口を使わないワカサギとの、知恵、根比べのスタートとなりました。
オモリを底に着底させから徐々に糸のテンションを抜いていき、仕掛けをたるませる。
その糸をまた張るという動作を、ゆっくり丁寧に行うとポツリポツリと魚が反応してくれました。
簡単に釣れる時間とは打って変わって、魚一匹の価値が出てくる時間帯です。
それにしても氷穴から顔を出すワカサギはいつ見てもキレイですね。
その魚はシナノユキマスです。
長野県のフィールド数か所にしか生息しない希少な魚で、立岩湖に釣りに来る方のほとんどがシナノユキマス釣り。
プランクトン食、底生生物食らしく、ワカサギ仕掛けに掛かってきますが絶品とのことでした。
楽しい時間はあっという間。
日が登り暖かくなってきたと思ったら、もう日暮れ。
山間部の立岩湖に日が当たる時間帯は短く、一気に寒くなり3時納竿としました。
最終釣果は110匹+シナノユキマス8匹でした。
初めてのフィールド、右も左もわからない中での釣りは刺激的で楽しかったです。
立岩湖は3月下旬頃まで氷上釣りが楽しめるそうです。
少しマニアックなフィールドにはなりますが、トライしてみてください!
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