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2023/01/24

コラム

氷上ワカサギシーズン突入!!松原湖&赤城大沼 (松田克久)

ワカサギ釣りと言えば、氷に穴を開けて釣る氷上ワカサギ釣りをイメージする方が多いと思います。年末年始ともなると、待ちに待った氷上ワカサギ釣りの開幕の季節です。
先日、自分も氷上シーズンに突入してきました。


釣行日2022年12月26日。長野県、松原湖(猪名湖)
この時点では、湖は結氷しているものの、まだ薄く、厳密には氷上釣りは解禁しておりませんでした。しかし、湖上に浮いたまま凍っている桟橋が設置してあるため、薄氷の状態でも桟橋釣りが一足先に解禁となっていました。
桟橋釣りとはいえ、氷上気分の感覚の釣りが楽しめます。松原湖の氷上釣りは何度も訪れていますが、桟橋からの釣りは初挑戦で、ワクワクです。

朝7時ごろから桟橋にテントを設置し、まずは手ばね竿で釣ってみましたが、場所を外したのか、しばらく釣って13匹ほど・・・たまらず他の方が釣っている場所に様子見に行くと・・・・コンスタントに釣れている模様。
釣れているポイントに移動し、今度は電動タックルで仕切り直しです。


(当日のタックル)
レイクマスターCT-ET1本竿
穂先・レイクマスターエクスペックS01Fマイクロフィネス
クイック角度チェンジャー付属
ライン・レイクマスターEX4PE03号
仕掛け・秋田キツネ金1号7本バリ全長130センチ
オモリ・3グラム


上記タックルにエサは、紅サシと赤虫メインで釣っていきます。
場所移動してからは、コンスタントにアタリが出始めて、一気にペースアップ!!
しかも、釣れてくるサイズは、極小のマイクロサイズで有名な松原湖にしては、かなりの良型揃いでした。


釣れてくるのは、ベタ底を中心にオモリ下のハリも良い働きをします。オモリ下に喰ってってくる場合は、アタリは極めて微妙な事も多く、まさに氷上釣りの「繊細ゲーム」と言った感じの釣りです。


テントの開口部を開けて釣っていますので、2,3匹釣るとガイドが凍ってしまうほど寒いのですが、そんな寒さを忘れてしまうくらい、実に面白い釣りになりました。日中は、雪もチラチラ舞う空模様になりましたが、雪はむしろ歓迎!! ローライトで、魚の食いが立つケースが多いからです。ときより中層に大きな群れが入り、チャンスタイムが訪れる事もありましたが、基本ベタ底の魚を、誘って、誘って・・・・小さな魚信をアワセて、釣っていきました。

今回使用の穂先の「エクスペックS01Fマイクロフィネス」は、テントの中などの狭い空間でも取り回しの良い、21センチと短い穂先で、先端だけがかなり柔らか超先調子になっています。氷上釣りなどの繊細な釣りには、特におすすめの穂先です。個人的にはこの穂先は「松原湖スペシャル」と呼んでいるほど、繊細なマイクロサイズ攻略には欠かせない穂先になっています。

釣果は、朝の出遅れを取り戻し良型揃いで、361匹まで伸ばせ、これぞテクニカルな「THE!!ワカサギ釣り!!」を楽しめました。

釣果は、朝の出遅れを取り戻し良型揃いで、361匹まで伸ばせ、これぞテクニカルな「THE!!ワカサギ釣り!!」を楽しめました。

そして、新年迎え、2023年初釣りは1月9日。地元の赤城大沼の氷上解禁日に行ってきました。


夜に現地入りし、車中泊して朝を迎えます。赤城神社の駐車場から、午前7時の解禁時間にいざ!氷上へ!!

目指すは、大好きなポイントの赤城の最深部の通称「フカンド」。
ドリルで穴を開け、魚探を入れると・・・・あれ!? いない???
2個目、3個目と穴を開け・・・・いない???


周りの方々も、魚探に全く反応がない様子で、右往左往していて、だれも釣りをはじめない状況でした。(今年の解禁日は、深場に魚がいない様子)。


深場をあきらめ、浅場に移動して魚探で探りますが・・・良い反応場所は見つからず・・・このまま探していてもしかたないので、かすかなベタ底の反応をたよりに釣り座を決めて、水深10メートルで、ようやく釣りを開始します。
タックルは、レイクマスターCT-ETの1本竿、穂先は、赤城大沼と言えばこの穂先、「レイクマスターエクスペックM01Eリアクションバイト」です。仕掛けは、赤城では普通といえる長仕掛けで、全長3メートルです。エサは赤虫とラビット緑を中心に付けました。


釣れてくるのはオモリの上のハリのみで、浮いた魚が全くいないので、いつもの赤城で有効な長仕掛けも無意味でした。解禁当初は、ベタ底パターンがある事は把握していましたが・・・これほどまで、ベタ底とは、正直驚きました。


1時間半ほどやりましたが、9匹のみ・・・トホホ!!

たまらず、さらに浅場に、もう一回場所移動をします。
今度は、水深5.5メートルで再開。仕掛けも短いものに変えました。
開始早々、20匹くらいパタパタと釣れましたが・・・その後は悶絶タイム!!
ほんとに、たまに釣れる程度になり・・・・・群れが全く来ない状況!!
いない魚はどうやっても釣れません!!


解禁日で、このまま激沈か・・・・やっぱり難しい~赤城!!


終了20分前に群れがきて、30匹くらい猛チャージ!!して・・・
73匹まで伸ばせたので、赤城大沼では撃沈一歩手前の釣果で終了。
せめて、あと30分早く群れが来てくれ~!!と叫びたかった!!(笑赤城大沼の氷上釣り!!まだシーズン始まったばかり、また、挑戦いたします!!。

プロフィール

松田 克久 (まつだ かつひさ)

インストラクター

鮎釣り歴25年以上。第23回シマノジャパンカップチャンピオン。群馬県高崎市で釣具店「つりピット!」を経営。ワカサギ釣り歴も35年以上で鮎釣りのシーズンオフにはワカサギ釣りのスペシャリストとして活躍する。

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