M00E SHIBUSHIBU EXCITE
私がこの穂先を使用するときは、魚の警戒心が強いときや、産卵を控えて喰い渋りのときに使います。この穂先は胴がしっかりしており、ソフトな材質で硬くて細い先部を繋ぎ合わせているので、先部の動きが大きくなり、小さなアタリが増幅されるのが特徴で、とくに湖底のワカサギを狙いやすいです。
軽めのオモリを使用して上下に誘いをかけると、ワカサギがエサを捕食した瞬間、多少の糸ふけが出て穂先の落下が遅れるアタリがとれます。
また咥えて逃げるときには通常の穂先より派手に表れます。
仕掛にガン玉を取り付けた「フカセ釣り」には、ゆっくりとオモリがフォールしてゆく演出ができて、喰い渋りのワカサギに刺激を与えます。
M01E REACTION BITE
私は氷上のテントやドーム船などの風の影響を受け難いところで使用。
中層に群れが入りやすいときなどは、大きめに竿先を跳ね上げてエサを踊らせ、反射的にエサを捕食させています。
また、大きな群れが入ったときなどは穂先の違和感を与えにくいので、多点掛けもできます。誘い幅も大きくすることで長ハリスを効果的に演出でき、多彩なリアクションで攻撃的な誘いがしかけられます。絶妙な振り幅でワカサギをリズムよく釣るには最適です。
重いオモリは反発を失うため軽いオモリを使用してください。
M01K KAMISORI FINESSE
この穂先は魚の警戒心が強いときにクセが無いので一定のリズムで誘いが作りやすく、ワカサギの捕食パターンによって誘い幅の強弱を瞬時に使い分けられます。角度チェンジャーも使って、誘い位置とアワセ位置を作りやすい穂先です。中層に回遊してくるワカサギに対しても、仕掛けを入れて聞き上げる誘いでも手ブレが抑えられます。
穂先が抑え込まれる小さなアタリも敏感に細身の穂先が大きくアタリを表現してくれます。魚が掛かったとき暴れる力を竿全体が抑制してくれバレの少ない穂先です。また、誘った後に静止が有効なときには、「ピリッ」として微妙なアタリが先端ガイドに現れますから注視するといいでしょう。初冬から春先にかけて出番が多い穂先なので、重いオモリを使った数釣りには向きません。