2019/12/24
コラム
松本圭一のバンディット キハダ&ビーストマスター 6000使いこなしガイド
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回のターゲットは相模湾のキハダ・カツオ。シマノフィールドテスター松本圭一が、
最新キハダ専用竿「バンディット キハダ」と電動リールの最新モデル「ビーストマスター 6000」の
使いこなし術をお届けする。
今年はキハダ・カツオの当たり年。相模湾のコマセ釣りでは、いい日に3~5キロ級のカツオがトップ10本以上、20~40キロ級のキハダも多数釣れ上がりファンを楽しませている。
これまで遊漁船では60キロ級が上がっており、100キロオーバーがヒットする可能性もあるキハダに対応すべく開発された専用竿が「バンティット キハダ」。
そしてキハダを引き上げるパワフルな大型電動リールの最新モデルが「NEWビーストマスター 6000」。
この竿と電動リールの開発に携わったキハダ釣りの名手・松本圭一に最新タックルの特徴と魅力を聞いた。
バンディット キハダはどんな竿?
バンディット キハダは170と190の2アイテムありますが、いずれもベースの素材はUDグラスのチューブラーブランクスで、穂先が柔軟なグラス素材だから小さなアタリを表現してくれて喰い込みもいいんですよ。
キハダとのファイトは体力勝負なので竿のパワーが重要です。この竿は胴から元を、ナノアロイ®テクノロジーの極細カーボンテープで締め上げたシマノ独自の三層基本構造「スパイラルXコア」で強化し大型キハダに対応するパワーと強度を備えていて、竿が曲がった状態から元に戻るときの復元力でキハダをリフトアップするバットパワーがあります。
かなりコストパフォーマンスの高いロッドだと思いますよ。
キハダ竿を初めて買う人におすすめの1本は?
群れを追いかけて投入する「追っかけ」で狙うときは全長1.7メートルと短めで扱いやすい170がおすすめです。初心者でも、手持ちでアグレッシブに誘ってアタリに合わせるスタイルで、掛けた後もスタンディングファイトで挑みたい人は170がピッタリです。
全長1.9メートルと長めの190は、風や波で船が上下に動くときでも適度なクッション性で仕掛けが安定するので、置き竿で狙いたい人におすすめです。
またこの竿は2本ともオモリ80~400号対応なので、ライトキンメなどの深場釣りでも活躍してくれます。
NEWビーストマスター 6000の特徴を教えてください
このリールは、心臓部のギガマックスモーターの制御を最適化し、現行モデルから10パーセント以上パワーアップ(当社比)しています。
そのうえ探見丸の親機から無線通信でダイレクトにリール画面へ水深・魚群などが表示される「NEW海底/魚群水深表示」や、強度の高いアルミ冷間鍛造クラッチレバー、液晶の表示言語を日本語、英語、韓国語、中国語に切り替えられる新機能を搭載して、価格は据え置きなのでお買い得です。
このリールのパワーなら、巻き上げをリールにまかせて置き竿でキハダを釣り上げることも可能ですよ。
BANDIT KIHADA & BEASTMASTER
しなやかな穂先と大型を引き上げるバットパワーを備えた最新キハダ専用竿
バンディット キハダ
「バンディット キハダ」は大型キハダまでを視野に入れて開発された最新キハダ専用竿。しなやかなUDグラスチューブラーの高感度穂先、スパイラルXコア構造で締め上げた強靱なブランクスを採用し、固定力に優れたオリジナルアルミシートなどシマノ独自の最新テクノロジーを搭載。
10パーセント以上のパワーアップ(当社比)、数かずの新機能を搭載
NEWビーストマスター 6000
ビーストマスターシリーズの心臓部・ギガマックスモーターの制御を最適化し、現行モデル比で10パーセント以上ものパワーアップ(当社比)。シマノ巻上力133キロの圧倒的なパワーでキハダを引き上げる。簡易魚探「NEW 海底・魚群水深表示」や「言語切替」などシマノ独自の新機能を搭載。
使用タックル製品情報
バンディット キハダ 170
バンディット キハダ 190
ビーストマスター 6000
簡易魚探「NEW海底・魚群水深表示」
リール単体で機能する簡易魚探機能。リールが探見丸の親機の電波をキャッチし、液晶画面に水深、海底形状、魚群水深が表示される(※注)。
※注=探見丸親機搭載船のみ、魚探水深表示はアキュフィッシュ対応の親機のみ使用可能。
INFORMATION
相模湾茅ケ崎港 湘南海成丸
0467-83-0122
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