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2020/02/18

コラム

ぬけさく目線の新竿紹介:PROSELECT VS 85 NR|鮎入れ掛かり!?ブログ

ぬけさくの今年のイチオシアイテムかも、というのが、このPROSELECT VS 85 NR(歳くって9mがしんどくなってきた自分が85好きというのもありますが)。85という長さで一番不安なのが、85だと届かないケースが増えるのでは...というところ。90より50cm短いというのは紛れもない事実なんですが、なぜか「届かない」という印象を受けないのが不思議。
個人的にも長い間85を使っていますが、90にしたらよかったと感じたのは、去年の長良川郡上での釣りぐらい。その時は、増水していて立ち位置は足元からのかけ下がり。手前は水深があり、沖の馬の背がいい色していたので狙いたかったのですが、足が短く、あと一歩届かない状態になってしまいました。
増水、立ち込みパターンでは、もうちょっと長さがほしいというケースはありますが、普段では十分、85で事足りると感じています。竿は、当然短いほど軽く、感度も良く、操作性もよく、風抵抗も少なく・・・さらには値段もちょっとだけ安い。
若い時は、竿は長い方がダイナミックに曲がって楽しいと思っていましたが、最近は、楽に釣りたいという思いの方が強くなってきました。
ご存知のように鮎竿には適度なアソビが必要ですが、長さが短くなるほどそのアソビが無くなってきてツッパリ感が出てきてしまいます。
このPROSELECT VS 85は85でありながら適度なアソビがあり、ツッパリ感が抑えられているのです。
ザクッとした話をすると、鮎竿は高額品ほど高弾性のカーボンを多用します。その結果、より軽量、より高感度の竿が作れます。スペック的にも高性能なものになります。
ただ、カーボン繊維は、高弾性になるほど伸びが少なくなるのです。このカーボン繊維の伸びが竿のアソビを生み出し、実際の使いやすさに大きく影響します。PROSELECTシリーズの材料特性は、SPECIAL競クラスより1ランクカーボンの弾性を下げてあるため、若干伸びがあり、その伸びが適度な竿のアソビを生み出し、85という竿の長さやVS調子と高いレベルで融合し、コスパ最高の一竿が出来上がったのだと思います。
この竿を監修した小沢聡さんは、この竿を2年間テストし、「もう直すところは無いと思います。」と太鼓判。その小沢さんに「ある意味、これが小沢さんが作りたかった竿ではないんですか。」と問いかけると、「そうなんです。僕は9mで230gを目安にしとるんですが、これは軽過ぎず重過ぎず丁度いい重さなんです。釣り方も選ばないですし、しかも、価格もそう高くない。」
と言いながら、探究心旺盛なお兄ちゃんはBORDERLESS Rも気になる様子でした。

プロフィール

ぬけさく

"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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