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2026/02/27

コラム

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BOAT EGING FUNのメンバーが冬の田辺沖でティップエギングを満喫!後編

BOAT EGING FUNのメンバーが冬の田辺沖でティップエギングを満喫!後編

冬の和歌山県田辺沖に訪れた、角井良隆さん、谷田 圭さん、加藤貢嗣さんの3名。彼らの今回の目的は、ティップエギングによるアオリイカ狙い。冬は難しいシーズンだが、良型のアオリイカが期待できるシーズンでもある。その模様を、テレビ番組「おとな釣り倶楽部」で披露するためにメンバーが集合した。釣行初日は、それぞれのティップエギングを楽しんだものの、満足できる結果ではなかった。ここでは2日目の釣行の様子とともに、ティップエギングの魅力をさらにお伝えしたい。

タフな状況でも、とことん楽しむ「BOAT EGING FUN」メンバー

和歌山県の南西部に位置する紀伊田辺沖は、良型のアオリイカが釣れることで広く知られている。他のエリアと同様、春と秋がハイシーズンであるが、冬場のティップエギングではタフコンディションながら、大型のアオリイカが期待でき、さらに大型の赤イカ系のアオリイカ=レッドモンスターがヒットする可能性もある。そんなティップエギングを楽しむために、シマノの角井良隆さん、谷田 圭さん、加藤貢嗣さんが田辺市に集合した。彼らは、ティップエギングやメタルスッテの魅力を楽しみながら伝える、シマノのプロジェクト「BOAT EGING FUN」のメンバーでもある。

今回、釣行に参加したメンバー、左から角井さん、谷田さん、加藤さん。
今回、釣行に参加したメンバー、左から角井さん、谷田さん、加藤さん。

今回、釣行に参加したメンバー、左から角井さん、谷田さん、加藤さん。

「ティップエギングは、掛かった時に重みが一気に伝わる感覚がたまらないのです」。そう話すのは、メンバーのリーダーである角井さん。普段は大阪湾のインショアボート「シーマジカル」のキャプテンアングラーだが、ティップエギングにも精通し、ここ田辺沖にも通った経験を持つ。
また谷田 圭さんは、最近になりティップエギングに熱くなっているというが、普段は山形県酒田市在住で漁師として船を操りつつ、青物ゲームをメインに東北のさまざまな釣りを楽しんでいるという。
そして加藤貢嗣さんは、バスフィッシングを得意とするアングラー。しかし最近は、ティップエギング、メタルスッテに夢中になっているという。多くの人を虜にする要素が、ティップエギングにはあるといえるだろう。
ちなみにここでお伝えするのは、釣行2日目の模様。前日の釣行では、アタリは得られるものの、なかなか乗らない厳しい状況であった。そこでフィールドの状況に応じて、エギのウェイト交換、シャクリ上げの回数、エギのステイの時間を試しながらパターンを探していった。そんなパターン探しも、ティップエギングの楽しさの一つであり、そして角井さんが見事に攻略してアオリイカを手にした。加藤さんは大型をヒットさせたものの、身切れによりあと一歩の結果に終わった。ただ、大型が確実にいることは確認できた。果たして釣行2日目は、どのような結果がもたらされるのか。

こちらは前日の角井さんの釣果。タフコンディションの中、掛けた良型アオリイカ。小さなアタリをしっかり捉えた。

こちらは前日の角井さんの釣果。タフコンディションの中、掛けた良型アオリイカ。小さなアタリをしっかり捉えた。

前日は、加藤さんに大型がヒット。船長の話では2kgクラスの可能性があったとのこと。惜しくも身切れでフックアウトに。

前日は、加藤さんに大型がヒット。船長の話では2kgクラスの可能性があったとのこと。惜しくも身切れでフックアウトに。

メンバーの意気込み

2日目の実釣がスタート。前日に大型のヒットもあり、皆は気合十分だ。
2日目の実釣がスタート。前日に大型のヒットもあり、皆は気合十分だ。

2日目の実釣がスタート。前日に大型のヒットもあり、皆は気合十分だ。

船は前日と同じ、田辺市の「SOUTH CURRENT」だ。
角井 「昨日はテクニカルな状況でしたが、今日の意気込みはどうですか」
谷田 「昨日はいろいろと悩む部分がありましたが、今日はしっかりと攻略して、アオリイカに出会えるように頑張りたいと思います」
加藤 「いろいろと工夫して頑張りたいと思います」
角井 「価値あるサイズのアオリイカを狙って、頑張りましょう」
午前6時出港。前日と同様に、港から15分の水深28mがファーストポイントとなった。
この日、使用するエギは、「セフィア アントラージュ 3.0号」。角井さんはパープル系のカラーに20gのシンカーをセットしてスタートした。セフィア アントラージュ 3.0号は、「フォール・シャクリ・ステイ」のエギの三大動作をバランス良く搭載したモデル。フォール姿勢に徹底的にこだわり、後部に設置されたスタビライザーフィンにより、フォール時に螺旋を描くことなく素直に沈下し、さらに着底が分かりやすい性能も備える。また、水切れの良いボディ形状により、軽い力でキビキビと操作が可能。ジャーク後はボディのブレを抑えて安定したステイを演出し、喰わせの間をしっかりと作り出す性能となっている。角井さんは、このエギで多くの実績を得ている。

まだ暗いうちから実釣スタート。周囲が明るくなってきたら、朝のチャンスタイムだ。

まだ暗いうちから実釣スタート。周囲が明るくなってきたら、朝のチャンスタイムだ。

使用するのは、セフィア アントラージュ 3.0号。田辺沖で高実績のモデル。

使用するのは、セフィア アントラージュ 3.0号。田辺沖で高実績のモデル。

使用タックルについて

谷田さんは、前日とは異なるロッドを用意していた。この日は風が出てくる予報だったため、前日の511から68の長さがあるモデルにチェンジした。
谷田さんは、前日とは異なるロッドを用意していた。この日は風が出てくる予報だったため、前日の511から68の長さがあるモデルにチェンジした。

谷田さんは、前日とは異なるロッドを用意していた。この日は風が出てくる予報だったため、前日の511から68の長さがあるモデルにチェンジした。

朝の一投目、まだ暗い中でスタート。加藤さんが、この一投目でアタリを捉えた。次に谷田さんのエギにもイカが触った。活性は高いようだ。
谷田 「昨日は底取りに苦戦してしまったので、今日は30gからスタートしています。また船長からのアドバイスで、シャクリ上げは4回ほど行うほうがいいと聞いたので、しっかり探っていきたいと思います。今日は、長めのロッドに変えました。昨日は511の短いロッドを使用していましたが、今日は風が出てくる予報だったので、揺れをロッドが吸収してくれる長めのモデルを選びました」
選んだロッドは、セフィアSS ティップエギング R-S68M-S。ちなみにリールは、セフィアSS C3000Sをチョイス。ラインは、セフィア 8+ 0.5号、リーダーはセフィア フロロリーダー 2.5号をセレクトした。
一方、通い慣れた角井さんにもタックルを聞いてみた。
角井 「ロッドはセフィア エクスチューン ティップエギング S68ML-Sをセレクトして、リールはヴァンキッシュ C3000MHGをセットしています。ラインはハードブル8+ 0.6号、リーダーはセフィア マスターフロロリーダー 3号です。エギのシンカーは10gから40gまで用意して、潮流、船の流れる速度に応じて使い分けています」

角井さんが選んだ「セフィア エクスチューン ティップエギング」S68ML-Sモデルは、多くのエリア、状況に対応できるモデル。軽く、扱いやすく、繊細。

角井さんが選んだ「セフィア エクスチューン ティップエギング」S68ML-Sモデルは、多くのエリア、状況に対応できるモデル。軽く、扱いやすく、繊細。

この日の海の状況を分析

この日の海の状況を分析

普段からインショアボートのキャプテンとして海を観察している角井さんに、今回の状況を語ってもらった。

普段からインショアボートのキャプテンとして海を観察している角井さんに、今回の状況を語ってもらった。

普段、キャプテンとしてお客さんを案内している角井さん。そのため、フィールドの状況を常に観察している。そこで、この日の海の状況を分析してもらった。
角井 「今、船は1ノットで流れているとのことで、秒速50cmくらい流れています。10秒で5mなので速めです。ティップエギングは、船が流れているのが好条件です。0.5〜1ノット前後は流れてほしい。ティップエギングの船長は、何ノットで流れているか教えてくれる船長が多いので、船の流れに応じてシンカーのウェイトを変えていきます。また潮が速い状況であれば、ステイする秒数を長めにするのが良いこともあります。船の流れるスピードを常に意識することが大切です」

ティップエギングは、常に船の流れるスピードを意識することが大切。船長のアナウンスをしっかり聞き参考にする。

ティップエギングは、常に船の流れるスピードを意識することが大切。船長のアナウンスをしっかり聞き参考にする。

船長に聞く釣果を出すポイント

前日に良型を惜しくもバラしてしまった加藤さん。今日こそはと、しっかりとシャクリとステイを繰り返し、止めたティップの動きに集中。するとしっかりとアタリを捉えた。だが乗らない。再びシャクリとステイを入れると、再度アタリが出てアワセを入れるがまたしても乗らない。乗りそうで乗らない、これもティップエギングの楽しい部分だ。
ここで、田辺沖のイカ釣りを長年見てきた船長に、釣果のポイントを聞いてみた。
「重要なのはシンカーコントロールです。シンカーを変えない方が多いのですが、風の速さ、潮の速さでベストとなる重さが違います。エギを落としていき、常にエギがいい角度になるようにシンカーの重さを変えていくことが重要です。シンカーは、重すぎれば頭下がりになり、軽ければお尻下がりになります。ちょうど良い姿勢角度になるように、エギを落として糸が離れていく角度を見ながら判断していくことが、釣果に繋げる秘訣だと思います。

シンカーの重さで、エギの姿勢が変わる。ボトムタッチできるウェイトにするのは必須だが、エギの姿勢も意識したい。

シンカーの重さで、エギの姿勢が変わる。ボトムタッチできるウェイトにするのは必須だが、エギの姿勢も意識したい。

谷田さんは、シンカーを頻繁に変え、アタリが出るパターンを探していた。

谷田さんは、シンカーを頻繁に変え、アタリが出るパターンを探していた。

谷田 「今シンカーは20gにしました。最初は10gをセットし、その後7gに変えましたが、今は20gに変更しました」
加藤 「僕も今、20gです」
谷田 「今、アタリがありました!」
アタリがどのウェイトであったかを知ることは大切。同船者との情報共有は重要だ。その時の潮の状況に合わせて、いかにエギを魅力的に見せられるか? ボトムを確実に取るだけのシンカー交換だけではないということだ。

情報共有は、アタリを出すための近道でもある。アタリが出たら、シンカーのウェイト、シャクリの回数、ステイの時間など教え合いたい。

情報共有は、アタリを出すための近道でもある。アタリが出たら、シンカーのウェイト、シャクリの回数、ステイの時間など教え合いたい。

シンカーは幅広いバリエーションで用意しておきたい。

シンカーは幅広いバリエーションで用意しておきたい。

ついに待望のヒット!

角井さんに待望のヒット。前日と同様、小さなアタリだった。それを見逃さずに、しっかりフッキングに持ち込んだ。

角井さんに待望のヒット。前日と同様、小さなアタリだった。それを見逃さずに、しっかりフッキングに持ち込んだ。

角井さんもシャクリとステイを繰り返す。そしてティップの動きに集中。
「きたー!」
角井さんがついに掛けた。
角井 「すごく小さいアタリでした。いい重量感ですね。この重量感が、ティップエギングはたまりません。水深が深いので、じっくり引きを味わえます。楽しいです」
ネットインされたのは良型のアオリイカだった。
角井 「タフな状況で、アタリは小さかったですが、掛けた時の重みはなんともいえない快感があります。アタリは、一瞬、ティップがフッと振れる程度でしたね」
角井さんに続けと、加藤さん、谷田さんも集中してシャクリとステイを繰り返していく。そしてティップに集中し、加藤さんが力強くアワセを入れた。ただ‥‥。
加藤 「なんだかイカではなさそうです。魚かな?」
上がってきたのはアカハタだった。

この日も良いサイズをヒットさせた角井さん。難しい状況の中、嬉しい釣果。
この日も良いサイズをヒットさせた角井さん。難しい状況の中、嬉しい釣果。

この日も良いサイズをヒットさせた角井さん。難しい状況の中、嬉しい釣果。

アカハタ釣りは好きなのですが、今回はターゲットではないと苦笑いの加藤さん。優しくリリースした。

アカハタ釣りは好きなのですが、今回はターゲットではないと苦笑いの加藤さん。優しくリリースした。

勝負の時間

角井さんの提案で、ゲームを開始。梅干しを賞品に、皆で楽しみながらさらに集中。

角井さんの提案で、ゲームを開始。梅干しを賞品に、皆で楽しみながらさらに集中。

残り時間がわずかになったタイミングで、角井さんが改めてゲームを提案。和歌山県南紀地区といえば、梅干が有名ということで、梅干しを賞品に早掛けで楽しむことに。皆、これまで以上の集中モードに。ちなみにこれまでも何度も一緒に釣りをしてきている3人であり、勝負とはいえ、情報共有しながら皆で楽しみながら探っていく姿が見られた。
角井 「今は潮が速いので、シンカーは40gを使用しています」
そして、しばらく探った後、加藤さんが見事掛けた。上がってきたのは、触手一本だけにフッキングしたアオリイカ。慎重に寄せ、無事ネットインとなった。サイズは小型だったため、撮影後にリリース。早掛け梅干し賞は加藤さんが手にすることになった。そしてこの釣果で、今回の2日間の釣行は幕を閉じた。

終盤になり、加藤さんにヒット。小型であったが、しっかりとアタリを取り掛けられたことで、満足の釣果となった。そして賞品の梅干しを手にした。
終盤になり、加藤さんにヒット。小型であったが、しっかりとアタリを取り掛けられたことで、満足の釣果となった。そして賞品の梅干しを手にした。

終盤になり、加藤さんにヒット。小型であったが、しっかりとアタリを取り掛けられたことで、満足の釣果となった。そして賞品の梅干しを手にした。

イカパンチ特有の叩くようなアタリだったという。

イカパンチ特有の叩くようなアタリだったという。

最後の最後まで、皆は諦めずにシャクリ&ステイを繰り返した。

最後の最後まで、皆は諦めずにシャクリ&ステイを繰り返した。

アオリイカ釣りの後の醍醐味

港に戻ったメンバーは、地元の料理屋「海鮮レストラン・環八屋」で釣行初日に釣り上げたアオリイカを調理してもらうことに(※撮影のため、特別に調理してもらっています)。テーブルには、アオリイカ刺身、アオリイカ寿司、そして旬の生しらす、生しらす丼が並んだ。
アオリイカは噛めば噛むほど甘味が出てくる美味さ。さらに生しらすも新鮮で最高。メンバーは田辺沖の新鮮な魚介を満喫した。魚種にもよるが、釣りは釣って食べるのも醍醐味だ。

地元のレストランの協力で、釣れたアオリイカを料理してもらい、合わせて旬の生シラスを堪能。
地元のレストランの協力で、釣れたアオリイカを料理してもらい、合わせて旬の生シラスを堪能。
地元のレストランの協力で、釣れたアオリイカを料理してもらい、合わせて旬の生シラスを堪能。

地元のレストランの協力で、釣れたアオリイカを料理してもらい、合わせて旬の生シラスを堪能。

ティップエギングは、誰でもチャレンジしやすい釣りであるが、奥深くて楽しく、そして食味も最高の裏切らない釣りといえるだろう。3人の釣り談義が途切れない中、メンバーに今回の釣行を振り返ってもらった。
谷田 「今回、初めてのフィールドでのティップエギングでしたが、いろいろと考えながらタックルをチェンジしていき、アタリが出た時の嬉しさを感じられました。また今回の釣行で生まれた宿題を次に繋げていけたらと思っています」
加藤 「初日の大型は対応しきれなかった。また再チャレンジしたいと思います」
角井 「僕としては、普段自身が釣りにしている海に来ていただいて、楽しんでもらえてよかったです。今回は、たまに訪れる小さなアタリを拾っていく難しい展開でしたが、釣りはいい時もあれば厳しい時もあるものです。それを次に活かしていくことが大切だと思います。そういった意味では、いい釣行だったと思います。次回のBOAT EGING FUNの釣行も楽しみにしています」

プロフィール

角井 良隆

角井 良隆 (かどい よしたか)

フィールドテスター

大阪湾のインショアボート「シーマジカル」所属のキャプテンアングラー。特にサワラキャスティングゲームにおいては「釣らせる船長」としてお客様からの評価も高い。その他、メタルスッテやテンヤタチウオ等様々な釣りに精通。

SNS:

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プロフィール

加藤 貢嗣

加藤 貢嗣(かとう こうじ)

モニター

大江川、五三川、琵琶湖など、中部エリアを拠点に活動するアングラー。多彩な経験から得た深い知見と理論を駆使し、巧みなテクニックでビッグバスを仕留める姿は圧巻。
バスフィッシングにとどまらず、ソルトフィッシングまで精力的に取り組み、ジャンルを超えて活躍の幅を広げている。

SNS:

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