2024/07/01
コラム
STELLA×エギング 湯川マサタカがステラを語る
2022年に発売され、さまざまなフィールドでアングラーに愛されているステラ。このリールを使い込むことで見えてきたひとつの答えを、エギングのスペシャリストである湯川マサタカさんが実釣しながら自身の言葉で語ってくれた。そこには、ステラにしかない魅力や、釣りを変えてしまうほどの発見があった。
ステラならではの、安心感のある耐久性。
剛性の高いボディ、その中に高耐久ギア設計インフィニティクロス。高負荷でも安定して軽く巻き取れるインフィニティドライブを搭載しているステラ。その耐久性の高さは、長時間ハードに使い込んでいるアングラーこそ、強く感じる。
【湯川さんのコメント】
「エギングはランガンでガンガンしゃくって使うし、ドラグもジージー出しながらやる人もいるから、やっぱ耐久性ってすごく大事なんやけど、それができるのは、ホンマに安心感があるからやろうね。なんぼガンガンしゃくってもらっても強い」。
ステラにしかない、滑らかな巻き心地。
硬いボディに硬いローター。理想的な歯形状を追求したマイクロモジュールギアIIによって、ステラでしか体感できない、滑らかな巻き心地を実現している。
【湯川さんのコメント】
「ステラにしかない巻き心地。ヌメッとまとわりつく感じっていうか。それやからこそ、リールが潮の変化を捉えてくれる。一定の巻き感なので、ちょっと重たいなとか、軽いなどかがよくわかる。結局、その潮の変化を探せると、ベイトがいる層、イカがいる層がすごくよくわかる。潮が効き出したよ、とか。ここは潮が効いてるというのが、いち早く察知できれば、人より先にイカが釣れるということに繋がる」。
細糸を安心して使えるドラグ性能。
最新ステラはリッジサポートドラグ機構によって、前作に比べてドラグ性能が飛躍的にアップしている。それによって細糸使用時にも安心してファイトを堪能できる。
【湯川さんのコメント】
「ドラグ性能がよくなっていることで、今までよりもラインを細くしても安心感があるね。やっぱり、ラインは細くするほどストレスって少ないと思うから。細ければ細いほど、エギを潮に馴染ませることができる。そうなってくると、釣れなかったやつも釣りやすくなる。もちろん、あえて太くすることもあるけど、安心してやり取りできるというのは凄く大きいよね。PE0.6か0.5にしようと思っていたところを、0.4にできるっていうだけでぜんぜん変わるからね。もちろん飛距離も」。
インフィニティループによって、ムダな動作が省ける
超密巻きを可能にしたインフィニティループを搭載しているため、キャスト時はもちろん、水中にラインが引き込まれる際にも抵抗感なく、ラインが放出される。これによってエギが着水してからのロッド操作が少なくなり、水中のエギのアタリに集中できる。
【湯川さんのコメント】
「密巻きになったことで、シャクリ終わったときに、人差し指を離したら、ラインを潮に馴染ませるためにラインが引っ張り出される方向にロッドティップを移動させなくても、シャクリ終わった時点でラインがス―ッと沖に出ていく。ラインが付いていないかのように、エギが勝手に潮に馴染む感覚。ロッドを置きにいくというムダな動作が省けて、より喰わせやすくなって、よりアタリに備えやすくなった」。
アングラーのレベルをアップさせてくれるリール
ボディ剛性、耐久性、ドラグ性能、キャストフィール… すべてにおいてアップしたステラ。そのため今まで使っていたサイズよりも、ワンランクサイズを下げたモデルを選んでタックルの軽量化を図るという選択もある。そんなステラについて、湯川さんが最後にコメント。
【湯川さんのコメント】
「これ以上のステラってあるんかな。新しいステラが出たときには、今までもそうだったけれども、今回もそう思う。そのたびに、使っていってわかることは、ステラは、もうワンラク自分のスキルを上げてくれるリールということ。上級者が技術でカバーできなかったところを、ステラの力でもう一個上のランクに連れていってくれる。中級者が使っても、えっ、リールでここまで違う世界があるの? という感じ。飛距離においても、感度においても、デカイ魚とのやり取りにしてもそうなんやけれど、それをひっくるめて、ひとつ上のランクに連れていってくれるリールなんやろうね。ひっとしたら、ふたつ、みっつ上かも知れんけど」。
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