2022/05/17
コラム
2022年GW「山陰」鳥取・島根県釣行 乗っ込み大型シロギスを求めて
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皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤幸一です。
今回は、またGWに山陰鳥取県・島根県方面へ乗っ込みの大型シロギスを求めて釣行しました。初日は、予報通りの爆風に大雨で釣り続行不可、残念ですが安全も考え、釣りを中断し観光をすることに・・・。
翌日は、快晴!多少北東風が残りましたが、釣りは可能です。実績のある島根県側で竿を出してみることにします。早速、タックルの準備をします。ロッドは、スピンパワー405BX+、リールはもちろんキススペシャル45CEをセットします。ラインはキススペシャルEX4 0.6号―7号、テンビンはショートアームブラテン仕様30号、仕掛けは自作掛けキス6号で、チモトにはグローグリーンとレッド塗料を塗布している仕様です。4本鈎仕掛けでエサは、ジャリメ(イシゴカイ)の頭を取って、通し刺しで付けます。
1投目を7色先へキャストします。潮は中海方向へ流れており、適度な流れで釣れそうです。引いては止めの時間を長く取り、ゆっくりとサビいていると7色のブルーが入るころに「クックッ」と押さえ込むような魚信が伝わってきました。しっかりと鈎掛かりしているか?確信が持てなかったのでそのまま、仕掛けの移動を止めて本アタリを誘います。すると、すぐにアタリが入りました!「グッグッ!グッグッン」と良い感じの本アタリです。鈎掛かりを確信し巻き上げると、20cmクラスの良く太った立派なシロギスです。昨日、釣りができなかったので、嬉しさも倍増です。その後も同サイズを追加し良い感じで釣れます。ただ、潮の流れが次第に速くなってきて、型も小さくなりだしました。
ここで小移動をしてみます。ちょうど、潮の流れが緩む地形のポイントで、水深も浅く根掛かりもある場所です。ここではラインをキススペシャルEX4 0.8号、天秤も25号へ変更し、仕掛けもキス鈎7号3本鈎仕掛けとします。投入距離も4色以内で、軽くキャストして回遊しているであろう群れを散らさないようにします。3色半ほどキャストし、仕掛けを止めながら丁寧に探ります。3色を切った辺りで「グッグッ!グッグッン」と強烈なアタリが入ります!良型を確信しました。巻き上げると20cmを超えるシロギスです。こちらに移動して正解だったか?と思ったのも、つかの間・・・。その後の釣果は15cmクラスばかり・・・。ガックリ・・・・。移動直後の釣り「あるある」ですね。おそらく先釣者がすでに仕掛けを入れたか、もしくは浅場にシロギスの群れが入っていないか?のどちらかの可能性が高いので思い切って、車で移動することとしました。移動先は鳥取県側で風を右後ろから受けることができるので、先ほどよりは釣りやすい場所です。
本日の締めは、やはり遠投でいきたい!との思いで、天秤を30号固定ショートアーム仕様としました。鈎数も3本にします。移動直後の1投目、フォローの風に乗せて、8色先へキャスト!9色目のグリーンイエローが少し出ていき着水。ラインスラックを取ると、8色目のピンクがキススペシャル45CEのスプールに数回巻き込まれました。ゆっくり竿先を煽り、仕掛けを海底より浮かせるようにします。仕掛けが「フワッ」と浮き上がり、海底になじみ始めた頃に、「クックッ」と小さいけれど、力強い前アタリです。すかさずロッドを倒しラインのテンションを抜きます。数秒後、「グッグッン、グゥーン」と、スピンパワーBX+の穂先を1m近く引っ張り込みました!思わず「オオーオオー凄いアタリ!」と声が出てしまいました(笑)満を持して巻き上げに入ります。リーリングの途中で首を振る感じがあり、「あれっ?良型のチャリコ?」と少し不安に思いましたが、アタリそのものは、間違いなく大型のシロギスと確信したので、キススペシャル45CEのスムースさを信じてリーリングします。バレないように一定のリーリングを心掛けます。2色先くらいから仕掛けが浮上してきました。シロギスだ!それも結構デカい!護岸際を慎重に抜き上げました。デカい!しかも太い!久々に見る大型シロギスに感動です。計測すると27cmの大型シロギス、「やったー!」この魚に会いたくて遠征してきているので、喜びもひとしおです。その後も8色~7色間で24cm、22cmと良型シロギスが連発!キススペシャル45CEが大活躍の舞台となりました。その後も、良い感じで釣れたこともあり、大満足で竿を仕舞うことができました。
シマノ投げインストラクター 伊藤幸一
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