2022/04/14
コラム
新製品を携えて、春の山陰エリアへ遠征釣行
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皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤幸一です。
今回は、鳥取県・島根県への遠征釣行です。休暇が2日間だけでしたので、飛行機での釣行となりました。羽田を朝一番のフライトで出発し、8時過ぎには米子空港着。予約していたレンタカーに乗り込み、途中で餌を購入してから、9時過ぎには目的地の境水道に到着しました。
北東からの風が少し強めに吹いている釣り場で、まずはタックルの準備です。ロッドはトレーニング代わりにこの時期使用しているスピンパワーSC405AX、リールはキススペシャル45をセットします。ラインはキススペシャルG5 0.6号、テンビンは30号L型ブラテン、仕掛けは、掛けキス6号4本鈎仕掛けで、夜光ビーズピンク、グリーンを装着します。エサは、ジャリメ(イシゴカイ)のみ。
あと、装備としてラフトエアジャケットVF-051K。護岸での釣行では必須です!偏光グラスは、新製品のTALEX・シマノコラボレーションSTL101を着用。βチタンの板バネと考え尽くされた形状のおかげで、長時間の着用でも痛くなるなどの不快感が無く、気に入って今年から使用しています。
入念にストレッチを済ませ1投目を7色先へキャスト!横風が強いので竿先を下げて、余計なラインスラックが出ないように気を付けます。
探り始めてすぐにアタリがあります。すぐに顔を見たくて巻き上げてみますが、あらっ?残念なことに魚が付いていません。痛恨のフックアウト・・・。前アタリだけで、喰い込みが浅かったか?次のキャストでも7色付近で「コンッ、クックッ!」と小さいながらも、シロギスらしいシャープなアタリを感じました。今度は、鈎掛かりした魚信を感じるまで、仕掛けを止め、喰い込みをアシストします。30秒ほどすると、「グッグッン、グンッ」とテンビンごと引っ張る感触に変わりましたので、巻き上げに入ります。潮流の抵抗もあってかなり仕掛けに負荷が掛かりますが、キススペシャル45の滑らかさは、三角巻きになることなくスムースに巻き上げることができ、不必要な振動を魚に与えることなく、バレ防止に役立ってくれます。無事、力糸まで巻き上げると、20cmクラスの2連です。「やったー!」この魚に会いたくて、飛行機に乗ってまでやってきました。嬉しい!
以降のキャストでも単発ながら、20cmクラスが連発します。しかし、このキススペシャル45の巻き上げのスムースさには、あらためて驚かされました。境水道での使用は初めてだったのですが、明らかに今までの機種とはスムースさが違います。もちろんキャスト性能も上がっており、最後の「ひと伸び」が違うと思います。今回も横風が強い中でのキャストを強いられましたが、それさえ感じさせないキャストフィールで遠投性能の高さもあらためて実感しました。
釣りの方は、10匹ほど釣ったところで、ピタッとアタリが止まりました。思い切って車で場所を大きく移動します。鳥取県側へ移動してきました。風が弱くなってきたタイミングで、鈎数を2本にして、フルスイングで8色手前までキャスト。ラインスラックを取ったところですぐにアタリが入りました。前アタリから鈎掛かりを確認できるアタリが入るまで時間が掛かります。おそらく、雪代が多く入り水温が下がっていると思われ、活性が低いと判断しました。じっくり待って、確実に鈎掛かりを狙います。1分ほど待っていると「グッ!グッーゥン」と大きくスピンパワーSCの穂先が引っ張り込まれました。慎重に巻き上げに入ります。長い距離を巻き上げ水面に顔を見せたのは、なかなかのサイズのシロギスです。早速計測すると、25cmを少し切る24.8cmです。25cmを超える大型を仕留めたかったので、少し残念ではありますが、その後20cmクラスを数匹追加してストップフィッシングとしました。
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