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2021/05/31

コラム

2021年5月下旬小田原・荒久海岸釣行

皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤です。
今回は、5月下旬に小田原の荒久海岸へ釣行して来ました。
当日は、昨年この時期に好調であった御幸が浜に入りました。沈みテトラが入っているフィールドです。昨年好調であったことから期待しての入釣です。


ロッドは、2021年新製品スピンパワー425BXを選択。私自身425の発売を心待ちにしていました。それはこのテトラ越えでぜひ使用してみたいと思っていたからです。従来よりも20センチ長いことで、巻き上げ時のテンビンの浮上がさらに早く浮き上がるであろうとの計算です。リールはフリーゲン、ラインは、キススペシャルEX4 0.6号、テンビンはジェットテンビンL型タイプ、仕掛けは、攻めキス6号ビーズ仕様4本針とします。エサは、安定して入荷し始めた東京スナメ(チロリ)とジャリメ(イシゴカイ)を交互に装着して様子を見ます。


ストレッチを施して、1投目よりブッ飛ばします!7色で着水。着底し、ラインスラッグを取ると7色少し先から探れます。2m~3mずつ引き、止めを繰り返し、時間を掛けながら探ります。「そろそろアタって来ても良いのだけど…」まさかの?ノーバイト。2投目、3投目もノーバイト。場所移動をして探りますが、何もアタりません…。1時間程色々手を尽くしやりましたが、気配が無いので大きく場所移動を決断!隣の荒久海岸まで歩いて移動します。一旦、車に戻りロッド、テンビンを交換します。


荒久海岸へ到着すると、少し波足が長く、投げ辛い感じです。早速準備をします。ロッドは同スピンパワーですが、ここでは405BX+にします。理由は、キャスト付近の砂地の幅が狭いため、ロッドが長いと大きくテンビンを回せないためです(石が大きくテンビンが当たってしまう)リール他仕掛けは御幸が浜と同じ。テンビンは、鉛素材の28.5号L型ブラテンをセットします。まずは、6色半ほどから探ります。


6色が少し入ったところで、「クックッ!グッグッン」と小気味良いアタリを捉えます。シロギスとはっきりわかるアタリに心躍ります!巻き上げると18cmクラスの中型です。今日は最初に入った場所で外したので余計に嬉しい気がします。次の投入でも17cmクラスが来てくれ、連こそ無いものの順調にアタリが続きます。5匹目が釣れた頃より、南西風が強まってきました。今まで釣れていた距離でアタリが遠のき、空振りが続きます。


ここで、仕掛けをチェンジします。ラインをキススペシャルEX4 0.4号、テンビンをタングステン素材30号L型固定ショートアーム90mm、針数を2本としました。アゲインストが強くなってきているので、振り止めフィニッシュをいつもより前まで持って行きます。7色半付近へ着水。着底まで少し時間が掛かります。8色目のラインが少しスプールに残りました。あまりサビかず、風でラインが緩む分を巻き取る感じです。すぐに、アタリが来ました!「クックッ」と前アタリらしき魚信を捉えます。10秒くらいすると「グッグッン、グッーン」とスピンパワーの穂先を引き込む、なかなかの魚信です!一呼吸おいてから巻き上げに入ると、いい感じで重い!カケ上がりがきついところがあるので、ロッドを立てフリーゲンのハンドルを一定速で巻きます。
波打ち際へ姿を現したのは、21.5cmの良型シロギスと小型のシロギスの2連です。本日一番のシロギスに嬉しさも本日一番です!画像に納めてから、すぐに次のキャストに移ります。エサは東京スナメとジャリメを2本針それぞれ装着します。風は強くは無いですが、アゲインストですので、フルスイングで沖へキャストします。先ほどと同じくらいの距離まで仕掛けを届けることが出来ました。Newスピンパワー飛びますね!BX+は少々硬く力は必要ですが、一番硬いバッドが長いので、従来の等長ロッドより、曲がった時の反発力は半端ないです。身体が持って行かれそうな反発力で、言葉で表現するなら「バキューン!」って印象です。話が逸れてしまいました(汗;)超遠投の距離には魚が残っていて、着底後ラインスラッグを取っているときにアタリがすぐに入りますので、いわゆる着底ドン!ですね。その後、遠くの距離で5匹を追加し、11匹になったところで、沖に白波が立ちだし仕掛けが届かなくなったところで、フィッシングストップとしました。

スタート当初は、どうなることかと思いましたが、終わってみればなかなか良い釣りが出来ました。シーズンは始まったばかりで、まだまだこれからだと思いますので、遠投の出来るタックルを持って、感染予防対策を十分にして、皆さまもチャレンジしてみてください。

プロフィール

伊藤 幸一 (いとう こういち)

インストラクター

地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

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スピンパワー (並継)

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フリーゲン

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