トップページ >  CONTENT >  釣種から探す >  2021年3月下旬 小田原・国府津海岸釣行

2021/03/31

コラム

2021年3月下旬 小田原・国府津海岸釣行

 皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤です。
今回は、3月下旬に小田原の国府津海岸へ釣行して来ました。
緊急事態宣言が解除されたとあって、かなりの釣り人がロッドを振っています。ほとんどの方はルアーフィッシングのようですので、釣り場が空くまで待機しました。
7時を過ぎるころには空きが目立ち始めたので、早速釣り座を確保し、タックルを準備します。


ロッドは、今年、ラインナップ追加になりました、新製品Newスピンパワー425BXにフリーゲン、ラインはキススペシャルG5 0.6号、鉛ムクテンビン28号(固定ショートアーム90mm)に仕掛けは、掛けキス6号50連グロー仕様から4本針としました。エサは、ジャリメ(イシゴカイ)のみで、頭部を切り、尻尾の方だけを使います。


キャストする前に入念にストレッチを行い、身体を解します。怪我をしないためです。それでも1投目は、浅いV字(セーフティー)でキャストしました。6色半くらいに着水し、ラインを送ります。10mほどラインが出て行き、着底。水深は7~8mといったところです。ラインスラッグを取りながらゆっくり探りますが、反応は無し…。2投目、3投目も空振りが続きます。桜が咲き始めていますが、やはり?まだまだ厳しいか?などと考えながらキャストを繰り返します。5~6投した頃からエサが取られ始め、針も取られ出しました。おそらくフグの仕業です。もしかして距離が足らないか?


そこで、身体もだいぶ解れてきたので、ラインをキススペシャルEX4 0.4号、テンビンをタングステン素材の30号固定(ショートアーム85mm)へチェンジ。仕掛け、エサは同様。今度はテンビンの置く位置を深くし、上半身のタメを多く作るようにしてNewスピンパワー425BXを大きく曲げに行きます。今度は飛距離が出ています。8色先で着水し、半色ほどラインが水深分出て行き、着底。ラインスラッグを取ると8色先から探ることが出来ます。


このNewスピンパワー425シリーズは、速く振るロッドではなく、ロッドにオモリ負荷をキッチリ乗せて積極的に曲げに行くロッドかと感じています。いきなりMAXスピードで振り始めるようなイメージでは無く、基本通り、振り始めはゆっくり1番・2番を曲げ、テンビンが地面を離れだす頃から#3番バットに最大荷重が掛かるようなイメージが良いと思います。ちょっと脱線しました!釣りに戻ります(笑)


8色目のピンクが少し入ったところで、「クックッ!」と、ちょっと弱いですが、キスらしいアタリをスピンパワー425BXの穂先が捉えます。少し待ってみますが、追加は無いようなので、巻き上げると20cmには届きませんが、まずまずの良型です。やっと釣れました!(汗)


次のキャストでも、同じ距離でアタリがあり、今度は17cmクラスの2連です。いい感じになってきました!毎投というわけにはいきませんが、ポツポツとアタリが出始め、シロギスの活性が上がってきたようです。14cmクラスの小型の場合もありますが、この時期、アタリが取れて釣れてくれれば十分です。

短い時間の時合でしたが、終わってみれば7匹の釣果でした。今後は、桜前線に乗ってシロギスの接岸が始まり、釣果はどんどん上向いてくると思いますが、それでも釣れる距離があまり近くならないのが、西湘海岸シーズン初期の特徴です。特に、二宮海岸から小田原海岸までのジャリ浜海岸では、超遠投が強いられる場合が多いですが、ぜひ、皆さんもNewスピンパワーを持って、チャレンジしてみてください。
もちろん、当たり前ですが感染対策も万全にお願いします。

プロフィール

伊藤 幸一 (いとう こういち)

インストラクター

地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

SNS:

facebook

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

この記事をシェアする:

この記事で使用している製品

ロッド

スピンパワー (並継)

リール

フリーゲン

ライン

キススペシャル G5 PE

ライン

キススペシャル EX4 PE テーパー

関連記事

RELATED COLUMN

弊社では、お客様が常に快適にウェブサイトをご覧いただけるようCookieを使用しています。

 ”同意します”ボタンをクリックすることによって、弊社のポリシーに従ったCookieの使用に同意されたものと見なします。弊社のCookieの使用方法に関して詳しくは、 こちらをお読みください。