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2022/05/26

コラム

渓流彷徨い日記 石垣先生によるテンカラ教室その1

釣行日   2022年5月19日(木)~20日(金)
場所    岐阜県 荘川水漁協管内 一色川
天候    曇り
釣果    ヤマメ、イワナ
使用ロッド  渓流TENKARA
仕掛け   レベルライン 3.5号(オレンジ)、リーダー フロロ1.5号、自作毛鉤いろいろ
釣り人   ちぬ

テンカラに興味あるけど何から始めたらいいかわからない、始めてみたけど、よくわからないまま、と言う人は多いのではないかと思いますが、開発メンバーも同じです。
分からないままだと、お客様に楽しさを伝えることは出来ませんし、テンカラを語り合うことも出来ない!ってことで、テンカラ大王こと、石垣先生にお願いして、テンカラ教室を開催しました。参加メンバーは開発の若手(?)3人と、企画担当SZ君。私は今回のツアーコンダクターって感じで、サポートに回ります。
初日は、毛バリ巻き講習です。初めての人は、意外と難しく考え過ぎているのではないでしょうか?フライフィッシングの毛バリを見ると、いかにも虫そっくりなものが多く、羽根も色々な種類があって、巻き糸も色々、毛バリのパターンもドライだのウェットだの…
そんな先入観は捨ててください!って参加メンバーにも道中の車内で言って聞かせておりましたが、なかなか先入観は抜けないようで…
フライフィッシングとは考え方も違いますし、釣り方も違いますので、フライフィッシングの毛バリのイメージは全て消去です。テンカラの毛バリはとにかくシンプル。Simple is best!
まずは石垣先生が説明しながら巻き方の手本を見せてくれます。一同、あまりの簡単さにどよめき。使うのは、#12の鈎、羽根はコックサドルの色はグリズリー、自己融着テープです。

開封前に写真を撮るの忘れてましたが、ホームセンターで\400弱で購入できます。一巻きで2,000本くらいは毛バリが巻けるそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=RjCG5P9JjBY
詳しい巻き方は、石垣先生のYouTubeチャンネルをご覧いただく方が早いかと思いますので、リンク先をどうぞ。
鈎サイズは#12だけで、ほぼシーズン通し、ほとんどの釣り場で通用するそうです。鈎サイズを変えるのではなく、巻く羽根のボリュームで大きさを変える、釣っている最中にボリュームを落としたいなら、羽根をチョキチョキと散髪...これは私も目からウロコ。その発想はなかったです。
ところで、毛バリを巻く材料で一番高いのは羽根(\10,000前後)なのですが、普通の人なら一生使い切れない量が入っての値段です。毛バリ一本は\10くらいしか掛かりません。鈎を固定しておくバイスが数千円からになりますが、無いなら無いで巻くことは出来ます...手が攣りそうになりますが (-_-;)
一回の釣行で数本は木に引っ掛けてロストしますので、市販毛バリだとお財布にも厳しいですよね。自分で巻けば、20本くらいで市販毛バリ1本の勘定です。ロスト気にせず積極的に竿を振ることができます。
道具揃えて、自分で巻き始めれば、きっと皆さん、毛バリ巻きに嵌まってしまいます。気付いたら夜が明けてたなんてことも…私も既に死ぬまでに使い切れないほど巻いて、凝りもせず更に巻き足しております (^^)
自分で巻いた毛バリで釣れれば、楽しさも増しますので、巻き方がわからずに悩んでいる、上手く巻けずに悩んでいる、そんな人は是非、石垣先生の動画を参考に、毛バリ巻きに挑戦してみてください。
初日の夜は、参加者各々、毛バリ巻きに夢中になって、翌日の釣果を期待しながら更けていくのでした。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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