2024/10/02
コラム
2024年新製品!シマノトラウトロッド「カーディフストリームプレミアム」企画談話①
皆様お久しぶりです。シマノトラウトロッド担当のザッキーです。来シーズンに活躍するであろう2024年12月発売予定の新製品【カーディフストリームプレミアム】について企画担当目線で説明していきます。語る内容が多いので、最初はインプレ第1話としてシリーズ全体について話していきます。
「カーディフストリームプレミアム」登場
カーディフシリーズに新しい仲間の登場です。その名も「カーディフストリームプレミアム」。ストリームでトラウトとのプレミアムなひと時を満喫するだけでなく、家でタックルを触りながら晩酌して、過去や次の釣りの思いにひたるプレミアムな時間を満喫して欲しいという気持ちで命名したロッドです。我が子の名前を決めるのも悩みますが、愛着がある我が製品の命名も毎回悩みます。
さてアイテムラインナップ、スペック、ロッドフィーチャーの公開です。(製品HPはもうしばらくお待ちください)
スピニング7アイテム。ベイト6アイテムの合計13アイテムが登場です。シマノネイティブトラウトロッドとしては新しい番手となるS54SUL、B54SULアイテムが初登場しています。こちらは次回の企画談話②で説明します。
カーディフストリームプレミアムのロッドアクションですがストリームLTDの高感度&操作性重視のピシッとした調子ではなく、カーディフネイティブスペシャルやカーディフNX系統のキャストしやすさと操作性のバランスが取れた優等生な調子に設定しています。
天然木リールシートを細身化(*スピニング S48 UL-G/4~S64L)
ルアーが着水する前からロッド操作をしたいスピニングアイテムのS48 UL-G/4~S64Lに採用している天然木リールシートは形状を見直して、カーディフネイティブスペシャルやカーディフNXよりも細身化しています。これによりリールが握りやすくなって操作性が向上しています。
快適シームレスファイティングシートCI4+(*ベイトアイテム)
リールシートはロッドとアングラーの接点となる最重要箇所です。ただし、手の大小、1フィンガー持ち、2フィンガー持ち、3フィンガー持ち、クラシック丸型リール、最新丸型リール、軽量ロープロリール、今までの釣り経験といった複雑な要因でアングラーのパーミングスタイルは千差万別です。全員が100点のパーフェクトを獲ることは難しいのですが、誰かが30点で苦痛を我慢して使うのはダメだと思います。
例えばベイトのアルミリールシートはクラシック丸型リールと組み合わせて、トリガーに人差し指を引っ掛ける1フィンガー持ちでは良いです。でも、最近の小型化された丸型リールに渓流で用いる4~5ft台のロッドを組み合わせて、ルアーの着水と同時に連続トゥイッチを意識した3フィンガー持ちでは握り難いことが多いです。万人の誰もが握りやすく80点~100点で使える優等生なリールシートが理想だと思います。
今回、カーディフストリームプレミアムのベイトアイテムで採用している「シームレスファイティングシートCI4+」はフロントのスライドフードがシート本体形状に沿ってオーバーラップしてリールを保持するため、釣り中でストレス(違和感)を感じる段差を可能な限り排除。様々なリールで万人が握って操作して気持ち良いリールシートです。
渓流ベイトだと私は3フィンガー。本流だと1フィンガーで持ち変えます。ちなみに渓流スピニングは3フィンガーで右利きの左投げ、左巻き。けっこうレアです。
プレミアムな余裕が欲しい。。。(余談)
カーディフストリームプレミアムは家でタックルを触りながら晩酌して、過去の釣りの余韻や次の釣りの思いにひたるプレミアムな時間を満喫して欲しいロッドです。と言いながら冷静に自分を振り返るとプレミアムな時間を全然味わってない!
いつでも車を運転して釣りに行けるようにと、晩酌の習慣がそもそも無い。釣場に着いたら急いで準備して川を走って遡上。朝食&昼飯は早飯でとにかく飲み込む。釣りが終了したらダッシュで家に帰ってカラスの行水でお風呂に入って即就寝(失神?)。我ながらセッカチだなと思う。何を急いでるんだろう?
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