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2024/03/12

コラム

ブログスタートのご挨拶と東京湾でのナイトインショアアジング 【丹羽喜嗣】

釣行年月日: 2024年3月1日
場所: 神奈川県横浜市根岸湾周辺
タックル:

  • ロッド: ソアレXR S54SUL-S
  • リール: ヴァンキッシュ1000SSPG(夢屋スプール:夢屋 ライトウェイトカスタムスプール 1000 N4010)
  • ライン: サイトレーザー0.4号+EXフロロ5lb
  • ルアー: ジグヘッド1.5~4g+2インチワーム(今回は白とクリアのローテーション)

シマノライトソルトブログ「奥深き、ライトソルトゲーム」が始まりました!

皆様こんにちは!シマノソアレインストラクターの丹羽です。よろしくお願いいたします。このブログでは、皆様のお役に立てるような釣行記を中心に釣行時の考え方や戦略を綴っていこうと思います!もちろん随所にタックルの有用性や所作もお伝えしていこうと思います。以下、初回となる今回は私が熱血を注いでいるインショアアジングの釣行記となります。

出張で訪れていた関東のオフタイムにインショアアジングにトライ!こんな風にお気軽にいけちゃうのがインショアのいいところです。首都圏にお住まいの方ならアフター5でアジングなんてこともできちゃうくらいにお手軽です。タックルももちろんおかっぱりで使っていたものをそのまま使えば良いですし、なにせ「釣れる!」が前提にあります。今回お世話になったのは、シーバスで有名な横浜を拠点とする遊漁船IMPACTさんです。待ち合わせの港からタックルを積み込んでいざ出港。最初のポイントは、ベイトがボトムに映っていることから、4gの重めのジグ単で様子を探ってみます。

アタリに備える様子
アタリに備える様子

当日は風で船がスライドするため、ラインがふけてしまうとバイト(アタリ)が出ないので、船の動きに合わせてラインが緩まないように極力張ってバイトに備えます。バイトを待っている最中ラインテンションが緩むときはリールを巻いて張りを調整、逆に張ってしまう船の動きのときは、ロッドワーク+ベールを返してのサミングで同一のテンションがかかるように調整していきます。
何回かの船の流し換えとポイントの見切りを繰り返しながら、釣れる場所を探り当てていきました。そして、釣り開始から一時間ほど経過して、船の流れとリグの安定が見込めるエリアに魚影を発見しました。そこでの第一投で待望のファーストフィッシュ!違和感のようなバイトではなく、アジングならではの気持ちの良い「コン!」が出てくれました。

コンディションの良い東京湾アジ

コンディションの良い東京湾アジ

この魚はジグ単をリーリング+ロッドアクションで反応してくれたので続けざまにやっていきますが、なぜかショートバイトばかり…ここで2つのインフォメーションを分析。


1)バイトの出るレンジにばらつきがある
2)魚からは反応があるが喰いこみが浅い


この2点に対応するための戦略変更を行いました。フォールの釣りがセオリーなアジングですが、特にボートでは上方向の変化(斜め引き)に好反応となるケースがあります。船と流れが同調しているときに起こりやすい現象です。なので、1)に対応するために一旦ジグ単をボトムまでバーチカルに落とし込み、そのままただ巻きで誘うということを実践してみました。すると明らかにバイトの質が明確なアタリへと変化。つまり、レンジにシビアなのではなくて、捕食しているベイトの動きとして、アジの目線よりも上方向に遠ざかるものを、または目線よりも上で水平移動するものを捕食対象としている印象を受けました。まさにタイラバのような釣り方で連発まであと一息の展開に持ち込めた感じです。そこで次はジグ単の重さを1.5gと極端に軽くして、ふわっと漂うようなスローなリーリングを試してみたところ見事にヒットし、キャッチすることができました。次も同じようにアプローチすると待ち望んでいた連発劇の到来です。このようにバーチカル+巻きの展開にめっぽう強いのがソアレXR S54SUL-Sです。取り回しとロッドの柔軟さで次々とアジをキャッチすることができました!

ばらさないように慎重にファイト

ばらさないように慎重にファイト

パターンを掴んで連発!

パターンを掴んで連発!

はじめは苦戦を強いられましたが、インショア特有のパターンを掴め、タックルセッティングがFIXしたことで、人生初の東京湾インショアアジングを思いっきり楽しむことができました。
アジングは考えて成果につなげる、とても楽しく奥深い釣りです。
また次回もチャレンジしてみたいと思います!

プロフィール

丹羽 喜嗣 (にわ よしつぐ)

[インストラクター]

ライトゲームのメッカ・瀬戸内をホームグラウンドに活躍。エサ釣りのフカセ理論をアジングに応用するなど、独自の視点でルアーフィッシングの世界を拓く。地形の変化や潮の変化など、魚以外の情報を感じることがすべてと語る感性派アングラー。

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