2023/11/15
コラム
2023年11月7日 桧原湖北部釣行 【寺山剛】
先週に引き続き桧原湖北部【やまぐっち】さんに釣行しました。
この日は寒冷前線通過で悪天候が予想され、朝も土砂降りの雨の中、大型ドーム船まで送迎してもらいました。準備をして魚探を見ると中層には魚がほとんどいなくて、底のほうにチラチラと反応があります。
スタート時のタックルは左右共に
・リール:レイクマスターCT-ET
・ライン:レイクマスターPE 0.2号
・穂先:レイクマスターSH L00R
・クイック角度チェンジャー
先週はこのタックルで多点掛けが連発して数を稼げました。
状況は変わっているでしょうが、オールマイティな面も持ち合わせているスターティングタックルです。
釣りを開始するとポツリポツリと釣れる感じです。しかも釣れた!と巻き上げるとゲストのモロコ。やたらとモロコが釣れてきます。琵琶湖ではモロコも貴重な魚なのでしょうか?でもこの桧原湖では喜ばれないゲスト。皆さんリリースです。
そしてポツリポツリの拾い釣りならば・・・この穂先の出番です。
レイクマスターエクスペックM01E。
左右共にこの穂先にチェンジ。
雨が止んで強風が吹き出すとモロコが減ってワカサギが釣れ出しました。とはいえ、底のほうに小さな群れで通過するので簡単ではありません。しかもワカサギは他の釣り人の方から入ってくるらしく、釣りやすいワカサギは釣られてしまい、そこをすり抜けたスレたワカサギを釣らなくてはいけません。
こんな時、M01Eはいろんなバリエーションの誘いをかけられるテクニシャンな穂先です。
手を変え品を変え、いろいろな誘いでワカサギを拾っていきます。こんなシブい状況で、どうやったら釣れるかを考えながら、1匹1匹を大事に丁寧に釣るワカサギ釣りは、私の好きな釣りです。
夢中になって今回も昼ごはんも食べずトイレにも行かず、一日中、座りっぱなしで釣りました。(釣り終了時には、しばらく立ち上がれませんでした。)
終了時間の30分前に大型ゲストに仕掛けを切られてしまい、ちょうど222匹のゾロ目で釣り終了としました。
これからの桧原湖はターンオーバーで釣果が落ちるかも知れませんが、簡単ではないが攻略しがいのある深い釣りが楽しめます。ある程度、他の釣りをやり込んだ方ならハマる楽しさです。是非、桧原湖ワカサギを試してみてくださいね!
プロフィール
寺山 剛 (てらやま つよし)
福島県在住。檜原湖をホームグラウンドとするワカサギ釣りのスペシャリスト。夏はバス釣り、冬はワカサギ釣りで一年中檜原湖に浮かぶ。シマノモニター。
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