「プロセレクト」絶好調！

新年あけましておめでとうございます。
本年も四季折々のレポートをお届けしたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

まず、昨夏発売されました振り出し投げロッド『プロセレクト』。発売以来、多くの方々から「プロセレクトって、どんなロッドなの？」という質問を頂きました。「『プロセレクト』は、今まで多くのキャスターの方々から高い調子評価を頂いていた『スピンパワー（振出）』をフィールドを選ばずよりキャストしやすく、またより強力に反発する調子にチューンしたロッド」。というのが私なりの回答になります。ただ単に「強い反発力」を持ち合わせた振出ロッドではなく、バット部分をやや柔軟な調子に仕上げた事により、キャスト時により「タメ」が作れるようになり防波堤から磯場まで、幅広い釣り場においてキャストしやすい調子になっています。

また、『スピンパワー（振出）』譲りの柔軟な穂先を備えているので、喰い込みは抜群。オールPEラインをラインシステムに用いても、ターゲットフィッシュに違和感を与えず、掛けて獲ることができます。

さらに「スパイラルX」と「ハイパワーX」のダブルX構造を採用し、「強い反発力」を持ち合わせていることでリフティングパワーもかなりのものです。HP内の「インプレッション記事」に記載されていますように、過去のテスト釣行においては、過酷なフィールドにおいて大型魚を多数釣り上げてきました。その時の魚の浮き上がりの速さには本当に驚かせられましたね。

また、今回のロッドの大きな特徴として、「RV30」を固定ガイドとしてバットガイドに設定しているので、使用するライン・太さを選ばず、キャスト時のライン放出性能は抜群です。その『プロセレクト』を携え、昨秋～初冬にカレイ狙いで釣行しましたが、釣行の度に大型マコガレイが釣れ、最大44センチという大型も姿を見せてくれました。

この近年にない好釣果は単に運が良かっただけではなく、ロッドに助けられた事が多々ありました。前述しましたように昨年の釣行においては、40センチオーバーを3匹釣り上げる事ができたのですが、カレイも40センチを超えると、厚みも5センチ程度になり、重量感も半端ではありません。手前の海底に多くの障害物があるようなフィールドにおいては、最後の抵抗である強烈な「締め込み」を何度も見せましたが、『プロセレクト』のリフティングパワーのおかげで、難なく浮かせる事ができました。私が愛用しているアイテムは「425CXーT」ですが、今までの「425CXーT」には無かった「投げやすさ」「取り回しの良さ」「魚の浮き上がりの速さ」に非常に満足し、本当に快適な置き竿の釣りが展開できています。

これからのシーズン、寒さが厳しくなりますが、『プロセレクト』を携えての釣行が楽しみでなりません。皆さんも是非、『プロセレクト』で快適な置き竿の釣りを体感してみてください。投げ釣りがより楽しくなる事は間違いありません。