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2022/05/06

コラム

渓流彷徨い日記 次回こそ

釣行日     2022年4月22日(金)
場所      和歌山県 有田川
天候      曇り
釣果      アマゴ そこそこ
使用ロッド     既存製品改良試作品、試作テンカラ竿36
エサ釣り仕掛け   天井糸 ナイロン0.6号、水中糸 0.25号
        オモリ:G4 ~ G5
        ハリ: 改良ヤラズ4号
        エサ: ヒラタ、クロカワ
テンカラ仕掛け   レベルライン3.5号 4m、リーダー フロロ0.8号、自作毛鉤
釣り人     ちぬ

前日の雨で水が増えて、きっとパラダイスが待ち受けていると妄想をつのらせて、前週に続いて和歌山県有田川に釣行。

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現地に到着し川の様子を確認してみると、むしろ水が減っている?。
朝のまだ寒いうちはエサ釣り、ある程度陽が射して水温が上がればテンカラの二本立て。まずは川虫をガサゴソ、ナデナデと採集します。川虫が豊富な川であれば、気温が高くなるこれからは、一日分を一度に採らず、2~3時間程度ごとに補充するようにするのがコツ。暑いと、川虫の弱りが早いので。ナデナデは、写真のようなフィルターを流用、流されないようクリップで挟んで、紐を腕に通しています。写真ではあまり捕れていませんが、良い石なら一撫でで、たくさんのヒラタが採れます。

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釣り開始一時間、ウグイに遊ばれます。瀬落ちの一級ポイントでもウグイ。入りやすい場所のアマゴは相当にスレているのか、あるいは釣り切られたのか?

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ようやく釣れたのは、まずまずのメタボアマゴ。川虫が豊富な恩恵なのか?この川のアマゴはメタボ体形が多い気がします。
手前の白泡の筋の下手にある底石の近くで喰いました。

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鮎も喰ってきました、そっとリリース。アマゴと違って、触るとすぐ弱るので。
来月の解禁に備えて放流が始まっています。

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小さくても銀化したのが多い気がします。典型的Yパターンのポイントでした。

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次も小さいけど銀化。トロトロのポイント、底石に隠れていた感じです。

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ちょっと分かりにくいですが、これもYポイントでヒット。

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良い感じの瀬、底石もあって、いかにもなポイント。もう一つ追加。ようやく良いサイズのメタボ系。

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ここで川を上がります。が、道路が見えません。何となく、ここなら上がれるかな?と予想して斜面を上がると、尾根に出たのは良いですが、ナイフリッジのように両サイドが切れ落ちて、冷や汗ものでした。
次はテンカラ。先週、ライズが多く見られたポイントへ下ります。
弊社テンカラ竿を多く監修いただいている石垣先生の「いい加減毛鉤」は、丁度良い、適切な、という意味でのいい加減ですが、私のいい加減は、でたらめ、手抜きと、悪い意味でのいい加減。。。それでも釣れます。テンカラの楽しみの一つは、自分で巻いた毛鉤で釣ること。
写真の毛鉤の材料は、フライフック#11、毛バタキからむしった羽根、ナイロンのミシン糸#60(ねずみ色)と赤い根巻き糸少し。

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小一時間歩きましたが、前週と違いライズがありません。釣れたのは一尾のみ。雨で水温が下がったのかな?と言うことで、エサに戻ってみます。

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早速、いい淵には魚が着いてます。

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普段はスルーなチャラも気になったので仕掛けを入れてみると、この日一番の魚が出ました。
さらに釣り上がって、これは戴き!なポイント。迷わずヒラタを流してみます・・・ツン、キラッ、やっぱりいるやん。次はクロカワ・・・ゴン!プチッ!え~!
仕掛けを真っサラに張り直して、もう一度、クロカワ・・・ゴン!プチッ!え~!え~!
今考えると、若干、足場が高いので、合わせると即、胴に乗ってしまうのが良くなかったようです。三度目はないな・・・そう思いながら、ちょっとだけ投入点変えて仕掛けを振り込みます・・・ポチャ、ゴン!え~!今度は優しくアワセ、掛かりました。なかなか良いサイズ、抜きますよっと・・・ポロ、うそ~!
細軸の針なので、魚が水面割った瞬間にフトコロが開いたのかも?
川から上がる予定のポイントまで半分の地点で、今、川に入ったばかりの入渓者が・・・
頭を叩かれる格好になりましたが、丁度ランチタイム。ここで午前の部を終了。
ランチ後はどこに入ろうか?暑いし、疲れたし、もう帰ろう。
次回、え~を連発してしまった、あそこで獲れなかった魚をどう攻略するか思案しながら早めの帰宅となりました。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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