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2022/04/14

コラム

渓流彷徨い日記 上北山川:硬い竿と軟らかい竿どっちの竿が釣れるのか

釣行日   2022年3月29日(火)
場所(水況) 奈良県上北山川(少し増えた平水?)
天候    曇りのち小雨
釣果    まあまあ楽しめました 15cm~20cm
使用ロッド   弧渓 H61 VS 弧渓 L61
仕掛け   天上糸:フロロ 0.4号
      水中糸:フロロ 0.25号
      オモリ:6~4号
      ハリ:5号
      エサ:ヘロヘロのキンパク
釣り人    ぬけさく

先日の雨で小橡川が丁度いい水量ではと勝手に思い込んで突撃します。ところが着いてみると予想以上の減水。釣れるのか?
小橡川で好きなポイントが空いていたので入ってみます。ここの本命は上手の瀬とその瀬落ち。降り口は1か所。瀬落ちへ行くまでにその下流の緩い流れを渡らなければなりません。・・・が、一応渡る前に仕掛けを入れてみます。

今日のテーマは“硬い竿と軟らかい竿どっちの竿が釣れるのか”・・・まずは、前回いい感触だった硬い竿 弧渓H61。手尻は30cmぐらい。流し終わりのアタリを取りたいので手尻も少し長めです。
ここは流れが緩すぎてちょっと無理か、深さも浅いし・・・と思いつつ・・・

ところが振り込むと即トン。パーマークが不規則な子。

次もトン。その次も・・・。おいおいおい釣れるやん!釣れ過ぎたらどないしよ・・・と甘い心配をします。毎度のことですが。
一通り釣ってから本命ポイントの瀬落ちへ。

ところが・・・アタリません。あれっ?・・・上の瀬はどや?

こちらも数少ないアタリとリリースサイズばかり。人生バラ色から枯葉色に変わります。


はかなく第一ラウンド終了。今日は献上アマゴを釣りたいので引舟を引いています。数は多くありませんがみんなピチピチ。

午後からは少し上流の平瀬が続くポイントに。

今度は軟らかい竿 弧渓L61を使ってみます。軟らかい竿の時は手前のアタリに合わせが効きにくくなるので手尻をゼロにしています。
瀬尻のいかにもアタリがありそうなポイントはピリッともしません。おそらく釣り荒れているのでしょう。

釣っても釣ってもリリースサイズなのでダメもとで本流に転戦します。道の駅裏から入って・・・この吊り橋までを攻めてみます。

本流なのでいいポイントを流そうと思えば少し立ち込まなければなりません。最近痔の調子が悪い私にとっては立ち込むかどうかは悩みどころ。渓流ウェーダーの下にヒートテックのスウェットとダウンまで履いているのですが、それでも渓流釣りの立ち込みは冷えてきます。良さげな筋にエサを流すと絵にかいたようにトンと抑え込んで飛んできたのはヒレのきれいな尻尾の赤い放流物らしき魚体。オレンジ色のアマゴを釣りたいのでこの子はリリース。その後も5~6匹入れ喰い状態に。放流物とは言え20cm前後の肥えた魚体なのでしっかり引きが楽しめます。
この深みにエサを送り込むと

ようやく尻尾のオレンジ色のポッテリアマゴが釣れました。

ポッテリのオレンジ色が2匹釣れたところでエサがなくなりおしまい。
今日の竿の感想は、軽くて振り込みが楽で小ぶりの魚でも曲がってくれて楽しいのはL。ただ釣果だけを考えると少しHの方が良さそうか・・とある程度予想された面白味のない“ぬけさくの下手の横好きインプレッション”です。

プロフィール

ぬけさく

"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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