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2022/04/11

コラム

渓流彷徨い日記 上北山川:硬調の竿にはまる

釣行日   2022年3月25日(金)
場所(水況) 奈良県上北山川(平水?)
天候    晴れ時々曇り
釣果    まあまあ楽しめました 15cm~20cm
使用ロッド   弧渓 H61
仕掛け   天上糸:フロロ 0.4号
      水中糸:フロロ 0.25号
      オモリ:4号
      ハリ:5号
      エサ:キンパク
釣り人   ぬけさく

人それぞれですが私は軟らかめの竿が好みです。渓流釣りは、たくさん釣りたい気持ちもあるのですが、それ以上に1匹1匹楽しんで釣りたいと思っています。ですので小さくても大きく曲がって楽しめる軟らかめの竿を好んで使っていました。しかし、せっかくこんな紙面を借りて釣行記を載せさせてもらっているので、自分の好きな竿ばかり使わず、もう少しいろいろな竿を使ってそのコメントを載せさせていただこうと考えました。あくまでぬけさく目線の下手の横好きインプレッションであることをご了承ください。で今回使う竿は弧渓H61。シマノの小継の定番モデルです。

今まで硬い竿を使わなかった理由の1つに、ブレーキをかけながらエサ先行で流す際、硬い竿だとどうしてもブレーキの掛け方がぎくしゃくしてしまうように思えたからです。はたして久しぶりの硬い竿はどうなのか・・・
今回は解禁後間もない上北山川。シマノで一番鮎を釣る男KJさんと同行です。
“喫茶ひろ”のマスターに教えてもらった本流筋の駐車スペースに車を止め階段を降りるとこんな渓相が広がります。

KJさんはここから釣り上がり、私は下流の段々瀬が気になったのでそこへ向かいます。

おいしそうな瀬に見えたのですがアタリなし。ここぞと思うポイントに竿を入れてもアタリなし。あれっ?この場所外したか!・・・場所変わりも頭をよぎったとき足元の流れでトンと初アタリ。竿が立っているので合わせが効きにくい状態なのですがしっかりハリ掛かりして抜けてきたのがこの子。丸々としたコンディションのいい子です。

いつもの軟らかい竿ならきっとハリ掛かりさせられなかったのに。ええやんこの竿!この後、数は多くありませんがあっちでポロ、こっちでポロと釣れてきます。しかも皆しっかりエサを食べたコンディションのいい本流アマゴ。
魚体もきれいです。

こんな浅瀬からサラサラと落ち込むかけ上がりでポロポロ当たりました。

中には若干放流物っぽい魚体も。この子はリリースです。

久しぶりに使う硬い竿は意外とブレーキもかけられます。ポイントは30cm程度の手尻を取ることか。ブレーキの掛けやすさは竿の硬い、軟らかい、の違いより竿先がブレやすいかどうかの違いのようです。また小さい合わせでフッキングも効き結果的に回収率が高い印象です。・・・・あくまで ぬけさくのインプレッションですが。
お昼になって上がろうとすると関西の鮎トーナメンターの雄TKさんが「どう?釣れますか?」と見に来てくれました。一緒にお昼を食べます。TKさんがお湯を沸かしてくださったので珍しく温かいカップ麵を食べます。いつものサンドイッチをかじるだけよりもすこし優雅な気分。
午後からはTKさんの案内でこんなところから入川します。下りは何とかなりますが帰りは大丈夫か!

こんな良さげなポイントはあまりアタリがなく

意外とフラットな変化のないポイントでアタリがあります。流し終わりにツッと止まったり横に少し変化したりのアタリに手は動くのですが空振ったり底バレしたり。後ろでTKさんが見ているのでついつい緊張してスカを食らいます。そのたびに「わっ!」「あいた!」と・・・楽しくアマゴに遊ばれました。
問題は帰りの上り坂。スクワットをしているKJさんはどんどん上って行きますがぬけさくは息も絶え絶え「あ~しんど」の連発。午後から気温が上がりそうだったのでいつもの郡上魚籠からクールリバーに替えたのですが保冷剤を入れすぎて腰痛再発か?。魚は少ししか入ってないのに。

プロフィール

ぬけさく

"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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