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2019/04/10

コラム

渓流彷徨い日記 オフサイト よもやま話~その1~

緊急事態宣言が出されて、早や一週間。大阪府外への渓流釣行は見送っています。というか、大阪府内には放流釣り場しかアマゴを釣れる場所はありませんから、事実上、当面は渓流への釣行予定はありません(他の釣りも同じく・・・)。
ということで今回は、このブログがスタートする以前に撮り溜めていた(と言っても、私個人のFacebookに投稿したものもありますが)写真とともに、本流でなくてもカッコいい魚が釣れるということや本流に出たら出たで、より大きな魚との出会いが待っているということをご紹介したいと思います。
渓流、本流釣りしている人からは、そんなのわかり切っている!なんて言われそうですが、これからやってみようかな?と考えている未経験の方とか、経験が浅く、一尾までが遠く感じられている方など、まだ渓流釣りの真髄というか、面白さを体験されていない人に読んでいただければうれしく思います
今回は、渓流編です。

これはある年の5月の末に釣ったサツキマスです。サツキマスといっても海から遡上してきた魚体ではなく、ダム湖から遡上してきた魚体になります。
支流をあなどるなかれ、ダム湖の規模によっては、このようなダム湖遡上型のマス類が釣れる河川もあります。ヤマメの生息する河川では、ダム遡上タイプのサクラマスが釣れる場所もあります。

このような河川では、ダム湖に下らずに河川に居残る魚も非常にコンディションの良いものが多いように思います。ダムで堰き止められているとはいえ、まだ川に生命力が残っているということでしょうか?
ここまでの2枚は春先から初夏の魚ですが、季節が進み、初秋ともなると渓魚たちは繁殖の準備に入り、魚体は婚姻色をまとい始めます。

この時期、これらの魚をキープしてしまうと、将来の種を摘み取ることになってしまうので、リリース前提の釣りにしています。
それなら釣りしなきゃいいのに!っていう話ですね。
完全に私の身勝手な考えです、はい...

禁漁期直前ともなると、雄は「鼻曲り」と呼ばれる精悍な顔つきとなります。

オマケ画像。
映画エイリアンに出てくる何たらハガーのような、田植えの後の田んぼで泳いでいるカブトエビのような生き物、チョウモドキです。

3枚目の写真のタモの上のヤマメに引っ付いているヤツ(3匹見えてます)がそうなのですが、海外から輸入された淡水魚に引っ付いてやってきた外来生物らしいです。魚の表面に引っ付いて、体液を吸い取って生きているのだとか...まさにエイリアン。
可愛いのか、気持ち悪いのか.
次回は本流編をお届けします。お楽しみに。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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