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2023/12/08

コラム

渋い日の攻略!鳴沢湖! 【松田克久】

釣行日11月27日。
自宅から一番近い、ワカサギ釣り場の「鳴沢湖」へ釣行しました。
朝は、のんびりと7時過ぎに出発しましたが、車で15分もあれば到着してしまう釣り場のため、8時頃には釣りがスタートできました。

最近、良い釣果が出ているポイント付近は、すでに先行者のボートが集まっていました。
とりあえず、自分もそこを目指します。
ポイント付近に到着。
お知り合いの方が釣っていましたので、状況を聞くと・・・
「ぜんぜん釣れない!」と・・・・辺りの釣り人の様子を見てもあまり釣れていない様子。
朝のラッシュはないのか?ポイントが違うのか?悩ましい状況ではありましたが、タックル準備して、仕掛けを落としてみる事にしました。

本日のタックル以下の通り。
電動リール・レイクマスターCT-ETブルーブラックGRの二刀流
穂先・レイクマスターSH M02S&03S
角度チェンジャーリバーシブル+延長アダプターEA-10付属
ライン・レイクマスターEX4PE0.3号
仕掛け・秋田キツネ金1号7本バリ&袖型1号6本バリ。

水深11メートル弱でスタート。

水深11メートル弱でスタート。
魚探の反応は底から1メートル浮いていて薄い反応で、やはり釣れ方もかなりスローなペースで、ポツリポツリと単発で釣れる状況でした。
本日は、天気は快晴の無風のベタ凪で、天気が良すぎる感じ。魚の喰いが立たない状況のようです。満月回りのせいもあるかもしれません。

エサは、赤虫が優勢な感じで仕掛けのハリの半分を赤虫にして攻めていきます。
エサは、赤虫が優勢な感じで仕掛けのハリの半分を赤虫にして攻めていきます。赤虫は付けるのに手間がかかるので、できればサシエサで釣りたいところなのですが、渋い状況ではやはり、マメに赤虫を交換してアタリを出す方法が得策と判断しました。
飽きない程度にアタリはあるのですが・・・ゲストのブルーギルのヒットが多発します。
移動後も喰いは変わらず、正午頃にやっと100匹に到達。

飽きない程度にアタリはあるのですが・・・ゲストのブルーギルのヒットが多発します。
その後、驚く事に水面にワカサギの団子状の群れが湧いてきたのですが、あきらかにフィッシュイーターに追われたボイルだったので、このポイントをあきらめ場所を少し移動しました。

移動後も喰いは変わらず、正午頃にやっと100匹に到達。
せめて、もう少し曇り日になるとか、風が吹いてくれれば喰いが立つと思うのですが。

ここで、大幅なエリア変更を決断します。

東側のワンドで釣っていましたが、一番西側のワンドへ。
釣れない時の打開策として、やはりポイント移動が一番なのですが、喰いが立たない日は、
どこも、同じようなケースが多いので、渋い日は渋い日なりに釣るしかないです。

結局、水深7メートル付近のベタ底に反応のある場所で、粘って釣ってみることにしました。
釣り方的には、午前同様赤虫の頻繁な交換は継続で、オモリは開始早々に、タングステンの棒状の4グラムから丸形状の3.5gに変更しました。
オモリの形状を変え、重さを軽くしたことで誘った後の滞空時間を長くし、オモリを着底させたタナ取りのフカセ釣りも多用。同時に、電動を手持ちスタイルでゆっくり聞きあげる誘いなどを交えて、1匹、1匹、喰い気のない魚を引き出すような釣り方で釣っていきます。

今回使用した穂先、レイクマスターSH M02S&03Sの「S」は、胴調子です。

今回使用した穂先、レイクマスターSH M02S&03Sの「S」は、胴調子です。
今日の様なスローな誘いを連動する場合には、実に使いやすい穂先で、先調子には出せない仕掛けの動きが作れます。それでいて風に強く、爆釣時の多点掛け、深場、大型魚などにも向く穂先です。
シマノの穂先の中では比較的、目立たない存在なのですが関東圏のボート釣り場だったら個人的には、一番使いたいと思う程、良く釣れる穂先です。

誘い方で、出ないアタリが出たり、風が少しだけ吹きだすだけで、喰いが急に良くなったりしますので少しの変化で差が出ます。

誘い方で、出ないアタリが出たり、風が少しだけ吹きだすだけで、喰いが急に良くなったりしますので少しの変化で差が出ます。そんな面白さも感じながら、渋いなりに釣果をまとめて224匹ゲット。
100匹越えの方がほとんどいない状況でしたので、自分的には納得の釣果となりました。
自分にとっては、安近短な釣り場なので、のんびりお手軽に釣ろうと思っていましたが・・・渋い日の手強い魚を相手にする釣りも、攻略する楽しさがありますので、ついつい熱中してしまいます!!

プロフィール

松田 克久 (まつだ かつひさ)

インストラクター

鮎釣り歴25年以上。第23回シマノジャパンカップチャンピオン。群馬県高崎市で釣具店「つりピット!」を経営。ワカサギ釣り歴も35年以上で鮎釣りのシーズンオフにはワカサギ釣りのスペシャリストとして活躍する。

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