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2018/08/02

コラム

メタルジグの飛距離 X ワームの喰わせ 喰わせ切れなかったヒラメが獲れる新ジャンルの全貌に迫る!

サーフゲームでメタルジグの飛距離は強力な武器。一方、喰い渋る状況で頼りになるのがワームだ。「両方の良いとこどりのルアーができたんです。メタルジグでもワームでもない新ジャンル」。その2in1の新兵器を元祖ヒラメハンターが実釣解説。「熱砂の新型ロッドとあわせて紹介しましょう」。

“メタルジグ並みに飛ぶワームがあれば” 釣り人の切望を形に!

02T ヒラメゴールド
※2018年8月発売予定

プチロックシステムでトラブルを軽減

飛行中や着水時にフロントフックがワー ムを拾うトラブルは、フックのアイを腹 部のワイヤーに挟んで仮留めするプチ ロックシステムで解消。2フックでフッキ ング性能が高く、魚がかかればロックは 自動解除でバラしを防ぐ。大型フックの 搭載、飛行姿勢の安定にも貢献。

これがメタルドライブの心臓部 “アーチドライブシステム”だ

アーチドライブシステムとは、樹脂のヘッドと金属のボディで構成された本体のヘッド部に、オリジナルのクリップでワームを接続。今までワームが到達できなかった距離に飛ばすための遠投システムだ。

専用シャッドテールワームも同時リリース!

メタルドライブ専用のシャッドテールワームも同時リリース。歯の鋭い魚が喰っても壊れにくい素材に匂いと味の成分を配合。ワームには専用クリップが取り付け済みで、簡単に交換できる。

01T クリアピンク金ラメ

70m先で“喰わせ”の 釣りが展開できる

 実釣は5月下旬。堀田さんはいつにも増して、意気揚々と取材現場に現れた。
「熱砂の新しいアイテムを紹介できますからね。ルアーのメタルドライブと、ロッドのNESSA LIMITED。どちらも今後のサーフゲームを変えるくらい革新的なアイテムです」


– まずはルアーのメタルドライブから。目を引くのは、ハードルアーとワームがドッキングしたような独特な形状だ。
「メタルドライブは、一言で言えば、今まで獲り切れなかったヒラメが獲れるルアーです」


– プラグを喰わないヒラメが反応したり、今まで届かなかった距離に飛ばせるとか? 
「その両方ですね。メタルドライブは、メタルジグの飛距離とワームの喰わせをあわせ持っています。メタルジグは、数あるルアーの中で飛距離が出しやすいですよね。でも、例えば青物のナブラにメタルジグを投げてジャカジャカとシャクっても、見向きもしないケースがあります。ヒラメでも同じことが起こっています」


– メタルジグを遠投しても喰わせ切れないヒラメが居る? 
「居ます。活性が低いときとか。一方、プラグやジグには反応しないけど、ワームは喰うということは意外と多い。でも、残念ながら今までは、30g前後の重めのジグヘッドにワームを刺しても射程範囲50mの釣り」


– メタルドライブは?
「射程範囲70mを楽に超えます。その距離にワームが入れば、どうなるかわかりますよね」


メタルジグに反応しない魚が!
メタルドライブの飛んで喰わせる仕組みは、ご覧のとおりだ。

 

【飛行姿勢】後方重心の“棒”になり空気抵抗軽減

キャスト時は、ボディが後方重心のメタルジグのように飛び、ワームはヘッドを接点にボディから離れて引っ張られる形になり一直線化。棒状の安定した飛行姿勢で空気抵抗を軽減し、飛距離を伸ばす。

【着水~フォール】ワームが立ち、ボディは水平のL字でゆっくり沈降

着水後は後方重心のボディと、ワームの抵抗と浮力がバランスをとり、ワームが立ってボディが水平に近いL字形でフォール。同重量のメタルジグより沈下は遅く、フォール中のワームの動きでアピール力も強い。

【リトリーブ】逆づけシャッドテールが水を噛み本体に密着

リトリーブを開始するとワームのテールが水を噛んで自動的にスイム姿勢をとる。上を向くテールが水を噛むほど本体との密着度が増し、メタルボディのロールによるフラッシングとワームのテールの振りでターゲットにアピールする。

投げて巻くだけ!飛ばす快感、釣れる愉悦が手軽に!!

熱砂ルアーの思想を受け継ぐ新ジャンル

 メタルドライブの実力を紹介するべく、堀田さんが選んだ実釣現場は、東北エリア太平洋側のサーフだ。
「いつも言うように、ヒラメ釣りは直近の釣果情報が重要。ヒラメが射程範囲内にいなければ、勝負にならないですからね。釣果情報があれば、そのリスクは減るということです」


– 釣り場選びではこれが重要。条件的にはどんな砂浜なんですか? 
「比較的遠浅で、地形変化は乏しい。どちらかというとベイトフィッシュ依存型のサーフで、広範囲を探る必要があります。飛距離が武器になるので、メタルドライブ向きのサーフとも言えますね」

07T フラッシュシルバー

– 午後現地入りした堀田さんは、早速釣り場を下見。
「波は小さいし、濁りもない。小規模だけど海面にイワシの群れのざわつきも見えます。これは夕マヅメにワンチャンスあるかなぁ」


– メタルドライブの実力を試す舞台は整った。まずアーチドライブシステムによるメタルドライブ自慢の飛びは?堀田さんがキャストすると、メタルドライブは着水点を見失うほど沖へ。 
「飛ぶでしょ。今は、ほぼ無風で軽く投げても飛距離80mは楽に出てる。何度も言うように、その距離にワームを送り届けることができれば、釣れますよね」

ファーストバイトは50cmオーバーの良型マゴチ。「ストップ&ゴーで止めたときのフォール中にカンッと持っていきました。ボディが丸呑みされている。ワームの動きなので、バイトが深いですね」

– 次に気になるのは、メタルドライブの使い方。新ジャンルのルアーだけに操作にはコツが要る?
「投げて着水したら底をとって、ただ巻きやストップ&ゴー。使い方は、基本的にはワームのジグヘッドリグ系ルアーと一緒です」


– 投げて底をとってただ巻きなら操作は簡単ですね? 
「そう。僕が投げるルアーは、誰でも簡単に使えて、釣れる!がコンセプトですからね。そこはメタルドライブも一緒です。んっ!?今、アタったな…。喰った!」


– アタリの発信元は、50㎝強の良型マゴチだ。 
「沖でアタって、追ってきて30mくらい先で喰いました。例年6月頃からマゴチが産卵で本格的に接岸する時季。もう、マゴチ祭りがはじまってるのかなぁ」

サーフでヒラメを獲るために開発されたメタルドライブだが、“メタルジグの飛距離+ワー ムの喰わせ”は、様々な魚種に有効。「ヒラメ、マゴチはもちろん、シーバス、青物、ハタ類と色々なフィッシュイーターが喰ってきます。堤防や磯で使っても面白いルアーですね」

その予想どおり、夕暮れまでにマゴチが『つ』抜けに迫る連続ヒット。実釣開始早々に“メタルジグの飛距離+ワームの喰わせ”の威力が本領を発揮!

【Hotty’s impression】リトリーブ

「ワームのテールのブルブルが伝わるほどではないけれど、巻き抵抗はしっかりあって流れの変化がわかりやすい。またレンジキープしやすく、海面がラフでシンキングペンシルでは表層を巻きながら上下動する状況でも、ウェイトがあるので安定して引いてこれます」

【Hotty’s impression】飛距離

メタルドライブは実投テスト(室内無風、PEライン1.2号)で、平均飛距離82mを記録している。「僕の感覚で言うと、サーフでも70mは楽に飛びます。すごいのは、プラグやワームのジグヘッドリグが失速する向かい風でも失速しにくい。飛距離のもうひと伸びを感じます」

【Hotty’s recommendation】使いどころ

「ブレイクラインやベイトフィッシュの居場所が遠い。あるいは潮目や沖に出る離岸流の切れ目がプラグでは届かないなど、メタルジグ並みの飛距離がほしいときが一番の使いどころ。あとはミノーやシンキングペンシル、メタルジグで喰わないときのルアーローテーションの一つとして使ってほしいですね」

【Hotty’s recommendation】使い方

「使い方の基本は、遠投して底をとったらただ巻き。ボディをロールさせながら、シャッドテールをパタパタ振って泳ぎます。使い方のバリエーションとしては、巻いて止めてカーブフォールを繰り返すストップ&ゴーや、サオを立てて引き上げ、戻しながらカーブフォールさせるリフト&フォール。あと最初の着底でロッドを1、2回シャクってアピール。周辺の魚に気づかせると、その後の展開で釣れる確率が上がることが多いです」 

「釣りをはじめたばかりの人は、遠投が難しい。飛距離を出すためにメタルジグを選択します。ワームを使えば釣れる状況で、メタルジグを飛ばすしかないと、釣果はガクッと落ちるわけですよね。メタルドライブは、ワームの喰わせで飛距離が出て、巻くだけで使える。ヒラメ入門者の方は、メタルドライブで初めての1枚に近づけます」

かつてないアピール、秘技“分離アクション”

活性の高低に関わらず喰わせられるのも魅力

– 一夜明け、実釣は昨夕マヅメのマゴチ祭りの余韻が残るであろうサーフで再開。
「朝マヅメに満潮から下げの潮変わりが絡むタイミング。イワシも居る。条件は悪くないです」


– 堀田さんは、ピンクグロー金ラメのメタルドライブシャッドを背負わせ実釣をスタート。
「薄暗い時間帯なので、はっきり目立つ色が良いと思って」


– その狙いが的中し、数投後にモーニングバイトを獲得。寄せ波にのせて、浜辺にスライディングさせた獲物は40㎝強のヒラメだ。
「本命で良かったぁ(笑)。遠投してストップ&ゴー。けっこう遠くで喰いました。ワームのジグヘッドリグでは届かない距離ですね」


– メタルドライブだから獲れた?
「メタルジグでも喰ったかもしれません。ただ、メタルジグにアタックする活性があれば、当然ワームも喰いますからね」


– だが、釣り進めると“メタルドライブだから…”という可能性が高まる事態に。
「昨夕より潮が濁っているんですよね。イワシの気配はあるのに、あれだけ釣れていたマゴチのアタリもない…」


– 魚が居ないのか。居ても喰わないのか。白黒はつけられないが、ヒラメの活性にかかわらず、“メタルジグの飛距離+ワーム喰わせ”は効く、ということを朝マヅメの1尾が教えてくれた。
「あと、かつてないアピールに反応する魚もいるはず。これもメタルドライブの特長です」


– 今までのルアーにはない…?
「分離アクションです」

ワーム交換で視覚的なアピールを変えてバイト誘発!

「メタルドライブは、状況に応じて別売りのメタルドライブシャッドで色を変えるのも効果的です」。具体的には?「基本的にはボディとワームは同系色で合わせますが、派手な色で喰わないときはクリア系。イワシを喰っているときはブルーイワシなど小魚っぽいカラーにするとか。ヒラメに強いゴールド系とピンク系は必携です」

07T フラッシュシルバー

08T ピンクグロー金ラメ

1尾が2尾に!? 急減速で分離アクションを発動

「メタルドライブの分離アクションは、既存のルアーにはないアピールのはずです」。どんな動きなんですか?「ただ巻き中に急減速。あるいはカーブフォールを入れるとワームは浮こうとして、金属のボディは沈もうとする。ヘッドを支点にくの字になる。あたかも1尾の小魚が急に2尾に増えるかのように。ヒラメにとっては新鮮なアピールのようで、ストップやフォールでアタリが集中します」

メタルドライブシャッドの交換は簡単

①ワームのクリップを外して、本体ヘッドのワイ ヤーにくぐらせ、

②ワームのクリップ先端までスライドさせて、

③クリップを閉じれば取り付け完了。「必ずテールが上を向くように取り付けます」

低活性、日中・・・難局を打開し、メタルドライブの威力を実証

何を投げても反応がない手詰まり感解消にも有効

– 実釣はイワシの気配が消え、マゴチの反応も減る低調化傾向。日が高くなると釣りの条件としては、ますます厳しくなる。時によってはヒラメ釣りが簡単ではないことを、サーフアングラーなら経験しているはずだ。
「何を投げても反応がない。手詰まりの状況で新しいルアーは気分転換になりますよね。メタルドライブはかつてないアピール力を持つ新ジャンルですから、打開策にもなりやすいです」


– 投げ続けることも重要?
「その面でNESSAのロッドがサポートしてくれます。7、8割の力で投げても飛びますからね。今日は、次にチャンスがあるとしたら、昼の干潮から上げはじめ。潮変わりは、魚が口を使うタイミングになりますからね」

– そのタイミングで狙ったのが、沖に積み上げられたブロックの一文字周り。地形変化が乏しいサーフでヒラメが居付く可能性がある大きな変化だ。
「上げっぱな。50m以上沖に流れのヨレがありますね」


– ワームのジグヘッドリグでは届かない沖に、浜と平行に伸びる一文字の端をかすめて払い出す流れのヨレがある。そこを通すようにメタルドライブを遠投。答えが出るのは早かった。
「ヨレの中でストップ&ゴー。前アタリがあって、波打ち際近くでフォールで喰いましたね」

「干潮から上げっぱなの払い出しのヨレ。タイミングも場所もバッチリでしたね」。40cmオーバーのヒラメをキャッチ。喰い渋る状況で時合を絞り、メタルドライブを入れた堀田さんの読み勝ちだ。「ロッドがしっかり曲がるからバラさず獲れた。ロッドの役割も大きいです」

– 飛距離、喰わせやすさ、分離アクションなど、メタルドライブの特長が効きましたね?
「このヒラメもプラグやメタルジグでも釣れたかもしれません。もちろんタイミングと場所もあります。ただ、ここまで喰いが渋い状況のしかも日中に、波打際近くまで追って喰うというのが、“メタルジグの飛距離+ワームの喰わせ”の強さということですね」

 

その威力は、サーフで投げれば体感できるはずだ。

02T ヒラメゴールド

実釣性能をさらに高めたサーフロッドの最高峰が遂に!

シマノの技術を惜しみなく導入し高性能化

– 実釣で使ったロッドは、ニューモデルのNESSA LIMITED S1010M+だ。
「メタルドライブは、NESSAシリーズのロッド全アイテムで使えます。ただ、コンパクトながら(重量は)30g超。塊感のあるルアーで、キャスト時にロッドに重さがのりやすい。パワー的にはMMHやMHの強めのロッドが投げやすく、飛距離も出ます」


– シマノのロッドで“リミテッド”の名を冠するということは、最上位機種になる?
「そう。年を追うごとにヒラメ釣りが盛り上がってきて、経験年数の多いアングラーの方たちから、こういうサオがほしいという声が上がる。それに応えて、もっと軽くて高性能なロッドを作ろうと開発されたのがNESSA LIMITEDです」


– どのように高性能化されているんですか?
「機能的には、ブランクスに軽くて強いスパイラルXコアを使ったり、カーボンモノコックグリップで軽量高感度化が図られたり、シマノのテクノロジーが惜しげもなく詰め込まれています。テクノロジーばかりでなく、高性能カーボンや新設計手法の採用により、結果として高められたのが、一言で表現するなら、実釣性能ですかね」


– 実釣性能?
「釣りをする上でのスペックです。例えばカタログスペック上の自重ではなく、持ち重り感とか。S1010M+は、11ft近いレングスなのに9ft台?と勘違いするくらい手にすると軽く、操作しやすく、振り抜きもシャープです。投げやすい。かけた魚をバラしにくい。寄せやすい・・・そういった実釣に関わる性能を細部まで高めたのがNESSA LIMITEDです」


– 現場で使ってこそわかる高性能?
「そのとおり。まずはベーシックな3機種をリリース。全国のサーフで活躍しますよ」

「NESSAの最高峰にふさわしいリールはステラということで、統一感のあるデザインも意識。性能だけでなく高級感があり、釣り人が立ち並ぶサーフで注目を浴びるはず。所有感も満たしてくれるロッドです」

10ft以上で先重り感のない高バランス設計

NESSA LIMITEDは、シマノの最新ロッドテクノロジーの数々を搭載。「それによるトータルの機能として、高強度で大幅な軽量化、高感度化が成されています。また全機種10ft以上あるのにシャープなキャストフィーリングが得られることに加え、持ち重り感のないバランスの良さもNESSA LIMITEDの大きな特長です」

※2018年8月発売予定 ※写真はS1010M+です。

並継3ピース構造はNESSAシリーズに継承される重要なコンセプト。「3本のブランクスが連携しつつ、それぞれのセクションに与えられた役割をこなす。だから、ヒラメをメインターゲットとしたサーフルアーロッドとしてしっかりとポテンシャルを発揮してくれる。また、差し込み口の玉口には「Gクロスプロテクター」を採用。負担が集中しやすい継ぎ目を補強。従来はスレッドを巻いて保護していましたが、リミテッドはカーボンの編み上げ。高級感のある仕上がりです」

グリップは新形状のNEWカーボンモノコックグリップを採用し、高感度化。「ラインから伝わる実釣時の振動・抵抗といった、あらゆる情報がこれまで以上にクリアになり、ルアー自体の泳ぎもイメージしやすくなる。アタリもはっきりとわかるので、より積極的な展開が可能となりますね」

S102Mのバットガイドは、コンパクトなチタン中空フレームに大口径リングを採用したXガイド エアロチタンを搭載。「角がない曲線的なデザインはラインにやさしく、トラブルレス。軽量でキャスト時のフィーリングも抜群です」

ベーシックな3機種をラインナップ
【S102M】プラグメインの中距離向きモデル

シリーズ中もっとも軽量で軟らかく、操作性と遠投性をバランス良く兼備。「女性など力の弱い人でもサオを曲げて投げやすい。どちらかというとプラグメインで70m以内の中距離に向くロッドで、僕は急深サーフや日本海など波の静かなサーフで使います」

【S104MH】サーフショアジギング対応のパワーモデル

50グラム強のメタルジグで飛距離100m超えが狙えるロッドだ。「MHだけどガチガチに硬いというわけではなく、2番が曲がってしっかり機能。ヒラメルアーのほぼすべてが使え、青物が回ってくるサーフではショアジギングにも対応するバットパワーを備えます」

【S1010M+】波気のあるサーフにも強いオールラウンダー

7、8割の力で投げても安定した遠投性能を発揮する長尺モデル。「M+は強めのMで、MMHに相当。熱砂のルアー全対応のオールラウンダーです。長尺は空気抵抗のあるプラグの遠投で有利。サオを立てて波をクリアしやすいので、波っ気のあるサーフにも向きます」

NESSA LIMITEDにも継承された並継3ピース構造

【1番】重めのルアーも操作しやすい張りのある、硬めのティップ
【2番】3番と1番をスムーズにつなげ、粘り重視のベリー
【3番】波打ち際から座布団級の大型ヒラメをもずりあげるために必要な強靭なバットパワーを生み出す

 

※写真は熱砂リミテッドS104MH。番号はその役割を主に担うセクション。


「ヒラメ狙いのサーフゲームで使うリールは4000番が基準。飛距離を出す分、糸フケもたくさん出るので素早く糸フケを回収できるエクストラハイギアを選びます。ステラの滑らかな巻き心地は、ヒラメの巻き中心の釣りに合っています」

「今回は遠浅サーフでカケアガリで擦れる心配がないので1号。細めで飛距離を優先しました。ピットブル8は、飛距離が出てトラブルが少ない。リーダーはエクスセンスリーダーEXフロロ25lb」

サーフ用ベストとウェーダーにも新型登場!

「ベストとウェーダーも改良されて新型になったんですよ」と実釣で身につけた両アイテムを紹介。「どちらもサーフ専用設計で使い勝手が良く、機動性にも優れます」

 

XEFO トリッパーゲームベスト

XEFO サーフトリッパーウェーダー

サーフ専用設計のベストがより機能的に進化

キャスティングのしやすさと優れた収納性で人気のサーフトリッパーベストに新型がデビュー。「フィット感が良くて、重いヒラメルアーを大量に詰め込んでも疲れにくい。便利な機能を多数搭載して、より使いやすくなりました」。主な新機能がこの3つだ。

背面下部にはフィッシュグリップホルダーを配置。低い位置にあるので抜き差しがしやすく、中央が細くなっていてホールド感も高い。

脇腹の大型D環とベルトにはポーチを装着可能。肩から移動させたり、ポーチを追加して自分なりの使いやすさにアレンジできる。

ウェスト両サイドのダイヤルを回すだけで素早いアジャストが可能。高いフィット感によりベストが軽く感じられます。

砂を気にせず軽快に釣りが楽しめる

サーフウェーダーも新型が登場。「とにかく軽快な履き心地で動きやすいです。サーフでは足元が波に洗われますよね。裾の縫い目から細かい砂が入る。それを防ぐシームテープ加工など、細部まで配慮が行き届いたサーフ専用設計です」

クロスするサスペンダーに大型パッドを搭載。サスペンダーの不快なズレをなくし、フィット感が良い。

ウェストベルトはゴムのストレッチで微調整が可能。ウェーダー内の衣服の厚みに合わせて簡単にジャストフィットが得られる。

ブーツは、砂地をしっかりグリップし、なおかつ砂が付着しにくいソールを採用。砂にめり込みが少ないつま先ワイド形状。

  • スリムなシルエットはコアアクトを採用することで、ヒザを曲げても窮屈感はなし。動きやすく、サーフを長距離歩いた際の負荷を軽減。

WEB LURE X MOVIE

メタルジグの飛距離 X ワームの喰わせ 熱砂メタルドライブ!

WEB LURE X MOVIE

NESSA LIMITED X 熱砂メタルドライブ 実釣編

プロフィール

堀田 光哉

堀田 光哉 (ほった みつや)

[インストラクター]

ソルトのショアゲームを中心に、ヒラメ、アオリイカ、メバル、アジなど、得意なターゲットは多岐に渡るプロアングラー。常に新しい釣法や釣り場を求めて全国各地を釣り歩き、雑誌やTVを通してゲームフィッシングの面白さを紹介しながら魅力を発信している。

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