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2022/05/16

コラム

渓流彷徨い日記 有田川:硬い竿でも

釣行日   2022年4月20日(水)
場所(水況) 和歌山県日高川龍神(減水)
天候    曇り
釣果    まずまず楽しめました 15cm~21cm
使用ロッド  硬調タイプのプロト
仕掛け   天上糸:フロロ 0.4号
      水中糸:フロロ 0.25号
      オモリ:4号
      ハリ:5号
      エサ:ヒラタ
釣り人   ぬけさく

今回はシマノで一番鮎を釣る男KJさんと今シーズン初の日高川龍神地区へ向かいます。行く途中、元報知鮎名人の松本一平さん宅に寄って腰痛のためエサ取りができないと駄々をこねてエサのヒラタを分けてもらいます。渓流釣りは、現場でその時期の川虫を捕って釣るというのが本来の姿などと言っていたにも関わらず、すぐに挫折して他人に甘えてしまうのです。
まずは、民宿せせらぎさんに寄って若大将(といっても若くないですが)に状況を教えてもらいます。1週間前は満開だったという桜の木ももうすでに葉桜に。

温泉から上は激戦区なので、若大将と相談して民宿の裏から釣り上がることに。せせらぎさんの裏はアマゴも鮎も好ポイント。

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今日の竿は開発のアマゴ名人モロコ君が貸してくれた試作品。どんな竿か楽しみです。
アマゴを3匹釣った後、こんな魚も背掛かりで。何とかオトリになりそうですが・・・リリース。5月の解禁が楽しみです。

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アタリは渋かったのですが、複数匹釣れたのはこんな流れ。

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KJさんは平場の掘れ込みで良型を取り込んでいます。

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さすがに激戦区の龍神地区。簡単には釣らせてくれません。良型は出ませんでしたが皆ポッテリ肥えたいいアマゴです。

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後半は、梅津呂の瀬。

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ここの瀬落ちのオレンジの線で囲んだ辺りで見印がトンと抑え込まれて・・・重量感のある引き。やっと狙い通りの良型です。沈み石に囲まれているので強引に行くか慎重に行くか・・・一瞬ためらって、慎重に行こうとタメた瞬間、石に擦られあえなくプッツン。あ“~ぁ、よくあることです。これだから面白いのです。でも残念が尾を引きます。

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その後、龍王橋まで釣り上がりましたがポイントを絞り切れず。貧果。
最終ラウンドは帰る途中にしようと上流の上湯布というポイントに入ります。

この時すでに分けてもらったヒラタが瀕死状態なので新しく捕りなおします。
そのヒラタで二股の右岸側の流れを流すと突如、トン、トン、トンの入れ喰い。時間帯か、ここの魚影が濃いのか・・・

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とりあえず一番マシなコを1枚パチリ。

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数は大したこと無いですが夕方気持ちよく釣れたので気分よく帰れます。
今日、試作の竿を使った印象はブレが極めて少ないこと。今までの竿もブレは少ない止まりのいい竿でしたが、さらに良くなった印象です。硬い竿でもブレなく仕掛けを流せるといいアタリが出ます。軟らかい竿でも竿先がブレて仕掛けが躍るとしっかり食い込んでくれません。実は現行モデルを2か所設計変更したらしいのですが・・・それでこれだけ変わるのか・・・そこが竿の設計の難しさでもあり面白さでもあり・・・

プロフィール

ぬけさく

"少なく釣って、たくさん楽しむ&自然の恵みは美味しくいただく"をモットーに、エサ釣り、フライ、てんから釣りを楽しむ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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