2026/07/09
コラム
「SURF TRIPPERS MEETING 2026」イベントレポート
イベントレポート
参加シマノスタッフ
・堀田 光哉
・黒田 寛亮
・森 海哉
釣行日程・場所
2026年6月6日(土)~7日(日)in 新潟県 村上市 瀬波エリア
6月6日(土)、新潟県村上市の瀬波エリアにて「SURF TRIPPERS MEETING 2026」が開催されました。
このイベントは、北は北海道、南は沖縄県までの全国を5つのエリアに分けて釣果を競った「NESSAオンラインダービー 2025」を見事に勝ち抜き、さらに各エリアのヒラメ部門で上位3名に輝いた方だけが招待される特別な祭典。全国の猛者たちが一堂に集う、まさにドリームマッチです。
まずは13時に所定の場所へ集合。各々、新潟まで自家用車で自走してきたり、新幹線や飛行機を乗り継いだりと、遠路はるばる集まっていただきました。
開始の合図を待つ間、挨拶を交わしながらそれぞれ談笑の時間を過ごします。展示されている新製品に触れて開発スタッフの話を聞く方や、交流を深める方など様々。
初対面で最初は緊張する時間もあったかもしれませんが、そこはサーフフィッシングという共通の趣味を持つ仲間。あっという間に打ち解けて、和やかな時間が過ぎていきました。
全員が集合したら、いよいよイベントのスタートです。このイベントでは、ここ新潟のサーフを舞台に、この特別なメンバーで釣果を競い合います。
そして面白い取り組みが、今回はチーム戦で対決すること。シマノスタッフをリーダーに、そこへ参加者の方が2〜3人加わって、1つのチームを組んで行動します。
勝敗は、1チームの合計サイズで競い、もっとも数字の大きかったチームが優勝というルールです。例えば40cmのマゴチがチームで2匹釣れたら、チームの記録は80cmとなります。
チームのメンバー発表が終わると、堀田さんから釣り場に関する情報共有がありました。実は堀田さん、この日の事前に別のロケで実釣に訪れていたとのこと。具体的なポイントの特長や、ベイトの情報について細かくレクチャーしてくださいました。
ほとんどの参加者にとって初めてとなる新潟のサーフで、普段培ってきた経験をどのように活かして展開していくのか。作戦会議を済ませたら、それぞれ最初のポイントに向けていよいよ行動開始です。
こうして河口が絡むポイントにエントリーしたチームに、さっそく待望のアタリが訪れます。ジグ系のルアーを丁寧に引いていたところ、ガツンとした手応え。アワセを入れて慎重に手繰り寄せると、上がってきたのは40cmクラスのマゴチでした。
さらに、ここで時合に突入したのか、同じポイントでロッドを振っていた別のチームにもヒット。こちらも40cmクラスのマゴチで、ほぼ同時にヒットするという熱い展開に湧き立ちます。
この勢いに乗って、最初のチームに待望のヒラメもヒット。しかし、今回のルールで規定は40cm以上。惜しくも規定サイズに届かず、こちらは記録外となりました。
それでも、初めての場所で出会えた貴重なヒラメに大きな感動をもらった様子。「ひとまず魚の顔が見られて安心しました」と、ほっと胸をなでおろしていました。
こうして、日没前に1日目の実釣時間が終了。一度スタート地点に戻って帰着報告を行うと、それぞれが釣果について話し合い、大いに盛り上がっていました。
1日目はほとんどの方が魚からの反応を得られたものの、惜しくも規定サイズに届かない記録外の釣果が多かった様子。中でもマゴチの反応が良かったようで、「明日こそは」と全員が翌日に向けて静かに闘志を燃やしていました。
デッドヒートの様相を呈する実釣1日目を終えたら、ホテルに移動して、お楽しみの食事会です。
日本海へ沈みゆく美しい夕日を眺めながら、皆がそれぞれの話題で盛り上がります。今日の釣りの振り返りはもちろん、普段自分が通っている地元のサーフの話など、やはり話題の中心はサーフフィッシング。豪華な食事を前に、時間が経つのを忘れるほど会話が弾みます。
そんな楽しい宴の最中、シマノスタッフによる特別なトークセッションが始まりました。
まずは、今回のイベント名にもなっている「SURF TRIPPERS」というキーワードについて。これはもともと、シマノのサーフベストである「サーフトリッパーズベスト」から名付けられたものです。
「SURF TRIPPERS」の名称の由来は、砂浜を舞台に旅をするように釣りを楽しむサーフアングラーの在り方にあります。釣果だけでなく、魚や人との出会い、そしてまだ見ぬ景色を求めて歩み続ける――そんな想いが込められています。
また、このコミュニティはシマノの公式アプリ「シマノLINK」の中でもトークルームが設けられます。アングラー同士の活発な意見交換はもちろん、今後はルアーのカラー選定の際にこちらでアンケートを実施するなど、ユーザー参加型のコミュニティとしてますます活気づいていく予定です。
そして今夜の注目は、なんといっても新しいリップレスミノー「ニーナ120S」のお披露目と解説です。この時点ではまだメディア等でも情報は完全未公開。今回参加された方々は、日本中の誰よりも早くこのルアーの全貌を知る特別な体験となりました。
さらに、この夏に登場する新作ロッド「ネッサ XR」もここでお披露目。堀田さんの現場目線でのリアルな解説に加え、普段は表に出ることのない開発担当スタッフの貴重な裏話まで飛び出し、楽しい夜は更けていきました。
ここで、シマノスタッフから嬉しいサプライズが用意されていました。なんと、発表されたばかりの「ニーナ120S(イベント限定オリジナルカラー)」を、参加者全員に2本ずつプレゼント。
1本は記念のコレクション用、そしてもう1本は「さっそく明日、フィールドで投げてほしい」という、スタッフからの粋なメッセージが込められていました。
これには参加者のみなさんも大喜び。翌日への闘志に一気に火がつき、熱い作戦会議が始まります。興奮冷めやらぬ夜でしたが、明日の朝マズメに向けて1日目はお開きとなりました。
2日目は朝4:30にホテルを出発して実釣開始。昨夜の作戦会議で決めた運命のポイントへ向かいます。昨日の実績をもとに手堅くマゴチやヒラメを狙いに行くチーム、あるいは大きくエリアを移動して一発大物勝負に出るチームなど、戦略は実に様々です。
そんなそれぞれの狙いが見事に功を奏し、各チームが次々と釣果を伸ばしていきます。スコアはどこが優勝してもおかしくない大接戦となりました。
2日目の実釣は朝8:30でストップフィッシング。一度ホテルへ戻って朝食を取った後、大会本部に集合して運命の結果発表を迎えます。
表彰は「チーム戦優勝」「個人ヒラメ賞」「個人他魚賞」の3部門で行われました。
結果は以下の通り
チーム戦 優勝: 伊藤 淳様、南 博文様 チーム(合計サイズ:192cm)
個人ヒラメ賞: 南 博文 様(サイズ:33cm)
*規定サイズ未満のため撮影後リリース
個人他魚賞: 南 博文 様(シーバス:74cm)
優勝に輝いたチームの勝敗の決め手は、2日目に70cmクラスのシーバスを2匹キャッチして大幅にスコアを伸ばしたこと。また、釣り場として海藻の影響が少なく、しっかりルアーを引き切れるポイントを的確に選び抜いたことでした。
また、今回は個人ヒラメ賞と個人他魚賞のなんと2部門を、南 博文様が見事にダブル受賞(チーム優勝も合わせるとトリプル受賞)。
1日目に貴重なヒラメを釣り上げただけでなく、このイベントで最大魚となる74cmの見事なシーバスを釣り上げたことが決定打となりました。
最後に、インストラクターの堀田さん、黒田さん、森さんから一言ずつ挨拶。
この素晴らしいイベントが無事に終えられたことへの感謝とともに、全国の実力者たちの釣りを間近で見て、改めて自分にとっても大きな刺激になり、勉強になったと、熱い感想を語ってくださいました。
イベントが一区切りとなった後は、参加者それぞれが思い思いの自由時間を満喫。
Tシャツの即売会や、シマノスタッフとのサイン会・記念撮影、そしてこの夏大注目の「ネッサ XR」を実際に振ることができる試投会など、最後まで楽しみは尽きません。
なお、来年も引き続きオンラインダービーの開催が予定されているとのこと。
全国のサーフアングラーの皆さん、この夢のようなスペシャルイベントに参加できるチャンスは、また新しく訪れます。
たった2日間で全員がすっかり仲良くなり、固い絆で結ばれたコミュニティ。
別れを惜しむ後ろ髪を引かれる思いはありましたが、最高の熱気に包まれたまま、本イベントは素晴らしい幕引きとなりました。
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