2022/03/22
コラム
神流湖!!深場のボトムでデカサギを狙う!(松田克久)
INDEX
今期好調のデカサギフィールド、神流湖にも行っておかないと、シーズンが終わってしまうと言う事で・・・
まずは、3月7日に出かけてみました。
当日は天気が強風予報で、行くのをためらいましたが、午後から風が弱くなる予報でした。最悪半日でも釣れれば良いと思い朝はのんびり出かけてみました。
時間がないので、群馬県側の「神流湖ボート」から出船し、ポイントはすぐ近くの「農協ワンド」を選択しました。
ポイントに到着して、急いでタックル準備をします。
やはり風が強めで、釣りづらい感じですが・・・なんとかできそうな感じです。
今回のタックルは、電動リール・レイクマスターCT-ET二刀流。穂先は、パワフルな胴調子のレイクマスターエクスペックL05Sをチョイス。角度チェンジャーリバーシブルと延長アダプター10を繋ぎます。ラインは、レイクマスターEX4PE0.25号の60メートルを巻いています。ちなみに、神流湖の今期は例年とおりの深場狙いの釣りになっていて、40メートル以上の深い場所でも釣れておりました。ですのでラインはたっぷり巻いておいた方が良いですね。
仕掛けは、ハリ3号7本バリの1.8メートルと、1.5号7本バリの1.2メートル
オモリ7グラム エサは、ビックサシ、ブドウ虫、赤虫、ベニサシなどを用意しました。
水深26メートルで、午前9時をだいぶまわった頃からスタート!
1匹目が!!いきなり!!
15センチ級!!
デカイです!!
4匹までは、ポツポツと釣れましたが…その後はゲストのスゴモロコ連発!
ワカサギのアタリが続きません・・・
二時間ほど粘っていましたが、ワカサギは1匹追加で5匹!!のみ!
たまらず場所移動を決断。
神流湖は、各ポイントに張ってあるロープにボートを固定して釣ります。
渓谷を堰き止めたダム湖なので、傾斜がきつい地形が多く、少しのズレで水深が大きく変わり、釣れ具合もかなり変わります。ポイント選びはかなり難しい釣り場です。まさに宝探しのような!!
ロープ沿いに移動して浅めのポイントへ、少しずつ移動してみたり、ロープを変えてみたりしましたが、まったくアタリなし・・・
結局、スタート場所に戻り今度はロープ沿いに、深場側へ移動しながら探ってみます。
移動しながら・・・ついにアタリ!
1時間以上ぶりのアタリでヒット!!です。
水深28メートルでした。
ここで、アタリがコンスタントに出始めました。
正午を過ぎて、予報どおり風も弱くなってくれました。
スタート場所から浅場に移動してしまった事が失敗で、深場に移動していれば良かったと思いつつ、アタリが出始めたのでやる気!全開!!笑!
釣れてくるのは28メートルのボトム付近で、仕掛けの下方のハリばかりに食ってきます。
オモリを底スレスレ、時には着底させて、フカセて釣ると良い傾向でした。
午前中はどうなるかと思いましたが・・・16時までやって、72匹ゲット。
午後は、これぞ!神流湖!と思える、テクニカルな深場のデカサギ!を楽しめました。
そして、3月14日に二回目の釣行。
今回は天気が良い予報なので、朝一から埼玉県側の「神泉ボート」からハンドエレキをつけて出船しました。
ポイントは、対岸の群馬側の「大栃ワンド」を目指します。
30ポンドのエレキですが、ポイントまで20分かかります。ほんと広大な釣り場ですので、船外機を使って移動して釣る常連の方も多い釣り場です。
「大栃ワンド」入口付近のロープの水深32メートルでスタート。
タックルは前回とほぼ同じですが、今回は穂先を右竿・レイクマスターSH・M03S、左竿・同、M02Sと、硬めの胴調子をチョイス。実は、この穂先、調子はあまり特徴がない感じで、目立たない穂先かもしれませんが、ボート釣りでは実は抜群なのです。先調子や柔らかい穂先ばかり使っている方は一度使って見てください。この硬めの胴調子!(硬めが大事で、柔らかい胴調子ではない)は、誘い易さ!ノリの良さ!があり、とにかく釣れます!
今回も、オモリは、7グラムを使用。水深からすればスピード重視で、もう少し重くしたいところですが、結構シビアな釣りになるので、あえて軽めにしています。
入れ食いではないですが、ポツリポツリ、朝から釣れだします。
やはり釣れてくるのは、ベタ底付近で仕掛けの下方のヒットが多いです。
午前11時ごろまではまずまずのペース。たまにダブルヒットあり、一度だけトリプルヒットがありました。
それにしても30メートル越えから巻き上げる、デカサギの手ごたえはマックス!!
面白すぎます!!
今回のようなボート釣りで、深場の場合に特に活躍してくれるのが、レイクマスターCT-ETの「バックラッシュ防止機構」です。スプールのつまみを回すだけでスプールにブレーキが掛けられますので、風や波で船が揺れた場合の穂先のバウンド現象や、中層で不意にゲストが掛かってしまう時、船位置がずれて水深がずれた時のオモリ着底後の糸ふけなど・・どうしても避けられない、ライントラブルが激減します。
浅い釣り場やあまり揺れないドーム船や桟橋などでは、ほとんど起こらないトラブルですが、ボートの深場の場合は頻繁に起きますので、この機能は大変重宝しております。
今回も仕掛けの落下中にヤマメがヒットしましたし、風向きが変わるとロープが流され、水深がすぐに変わってしまい、まさに、この機能に助けられました。
日中は、アタリが少し遠のきましたが、赤虫が有効な感じで、フカセて誘いアタリがでたら動かす誘いで食わせるパターンでした。終了まで、なんとかごまかして掛けて魚を引き出していくような釣りで、決して、ージーではない感じでしたが、終日コンスタントに釣れ、171匹ゲットできました。数はさほどではないですが、ボリューム満点!!です。
神流湖としては、大変満足な釣果に恵まれました。
神流湖!!いろんな意味で、深い!まさにディープな釣り場です!
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