2022/01/04
コラム
12月24日40m西湖のディープを攻略する西湖釣行記(尾崎渚)
INDEX
12月24日、まもなく禁漁期を迎える西湖に釣行しました。このブログがアップされる頃には禁漁期間中かもしれませんが、CT-ETを駆使した良い釣りができましたので寄稿したいと思います。
西湖の特徴は、最深部が72メートルと深く、低水温期になるとワカサギが深場へと落ちていく為、狙う水深が30〜40メートルのディープゾーンとなることです。
釣れる魚のサイズは毎年大型揃いで8〜13センチがアベレージ。
そんな大型のワカサギをディープレンジからコツコツと釣り上げる特殊性を一度味わうとやみつきになってしまいます。
まずはレイクマスターCT-ETに、レイクマスターEX4PE 0.3号60メートルを巻きました。
トラブルを起こしても切れ辛い0.3号、仮に切れてしまっても釣りを続行するための60メートルです。
オモリも12グラム以上の重さを数種類用意しました。
毎回お世話になるのは白根ボートさん。店主様が、湖、ワカサギなどの魚類に詳しく、お話するだけで勉強になりますよ。
車はボートギリギリに横付けできる為、準備も楽々。
意気揚々と出船しますが、この時期の西湖はシーズン中の中でも一番難しいとのこと………
気合を入れ直しました!!
魚探を見ながらボートを進めると、ワカサギの反応が出ます。安定した反応は白根さんの情報通り30〜40メートル。
ポイントにはブイが浮いており、そこにボートを係留して釣りを開始します。
タックルは
・リール:レイクマスターCT-ET
・ライン:レイクマスターEX4PE0.3号60m
・穂先:レイクマスターエクスペックM03K
・角度チェンジャーアンダータイプ
・EA10(延長アダプター10センチ)
・仕掛け:全長89センチ6本針2号
・オモリ12グラムタングステン
エサは紅サシを使います。
大きなエサでアプローチしたい為、少ししかカットしません。
水深が深く水圧がかかるため、エサの切り口が大きいと、エサの内容物がすぐに抜けてしまうからです。
深場でエサを効かす為にブドウ虫も併用します。
魚探には魚の反応が映し出されますが、なかなか口を使いません。
釣るために、一生懸命誘いますが当たりは遠く、たまに1匹かかる程度。
これは参った……と置き竿で景色を眺めているとコツコツと当たりが出ています。
上げてみると多点掛け。
そこから置き竿釣法で、誘いと誘いの間を長くとり、どっしり構えて釣っていくと良く釣れるようになりました。
低水温な上に水圧がかかる深場では、ワカサギも俊敏には動けず、物凄くスローのようです。
誘いを頻繁にかけても、エサを追いきれないようでした。
誘わずに喰わせるためには、やはり頻繁なエサ交換が必須。1投ごとに2〜4箇所のエサ交換しました。
そうすると自然と多点掛けも増え、いいペースで釣ることができます。
一匹6グラム前後の太ったワカサギが多点掛けになり、38メートルの深場から巻き上げてくる訳ですが、レイクマスターCT-Tから受け継ぐトルクが頼もしいですね!!
4匹掛けても5匹掛けてもおかまない無し。
それでも、この時の巻き上げ速度は「1」なんです。
巻き速度はスローですが、トルクがあるからしっかり巻き上がる。
口切れバラシを防止する為の作戦です。
ワカサギもいなくなることなく、コンスタントに釣れ続いてくれました。
最終釣果は………
642匹。4.1キロと大満足な釣果になりました。
関東から近く、水質も魚の質も良い西湖。
一風変わった釣りに皆様もチャレンジしてみてください。
もちろん、CT-ET片手に!!!ですよ!!
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