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2020/08/03

コラム

未感知領域のバイトをフッキングへ持ち込む! 【革命的ジグ単リグ カケガミ】

「今まで、気づいていなかったアジのバイトがどれほど多かったかが、カケガミを使ってわかりました。それほど、このリグの釣果率に驚愕しています」。アジングをストイックに突き詰める丹羽さんをもってして、ここまで言わしめる革命的ジグ単リグ“カケガミ”の詳細を解説していこう。

「オートマチックにアジが掛かるとんでもないジグヘッドリグです」

フックがアジの口に入りやすくすればいい

–ソアレの新しいジグヘッド、カケガミは自由に動く2本の掛け針が特徴的だ。
「アジの弱い吸い込みバイトを拾うために、ジグヘッドの軽量化がどんどんと進んでいきました。でも、そもそもジグヘッドリグ全体がアジの口に入らなくても、フックさえ口に入ればいいんじゃないか? という発想から生まれたのが、このカケガミです」


– そして、実際にカケガミを使用した結果は?
「驚愕のひと言です。手元にも、ラインにもあらわれない、感知不可能な吸い込みバイトが取れるんですから。カケガミの特徴として、何の前触れもなく、突然アジが掛かっているというパターンが多い。つまり、吸い込みバイトにフックがオートマチックに反応し、フッキングまで持ち込めるということです」

完全フリーのフックが、フッキング率を各段に向上させる!

これまでの概念を覆す新しいアジング用ジグヘッド。フックをフリーの状態にすることで、アジの繊細な吸い込みバイトも確実にフッキングまで持ち込む。ワームのセットも、まっすぐ刺すだけのイージーセッティング。ワームキーパー搭載もズレを防止している。

ラージアイ

スナップを使用する際にもスムーズに着脱可能な大き目のアイを採用。

ワームキーパー

このシャフトにワームを刺すだけでセット完了! 操作中ワームがズレないようキーパーを搭載している。

カケガミにカップリングを装着。 フックは、ワームボディにセットせず、自由に動く状態にしておくことが重要。

リブがしっかりと水を掴み、波動を発生! カケガミとの相性もバッチリ!

一見、ベーシックなストレートワームだが、リブが逆テーパーとなっているため、水をしっかりと掴んでくれる。ただ巻きでも明確な操作感が得られるだけでなく、水押しでアジに存在をアピールする。2色×4本入りのパッケージングも用意されている。

吸い込みバイトにフックが反応! 絡め獲るようにフッキング!

アクション後のフォールで喰わせる!

– カケガミは、どのように操作するのが効果的なのだろうか?
「自分の基準ウェイトは0.8gで、通常のジグ単よりもやや重めを選びます。吸い込みバイトに対してフックがフレキシブルに反応するので、ウェイトは操作性重視で選んでもらって問題ありません。私はデイゲームがメインなんですが、トゥイッチやジャークなどある程度アクションをつけて誘うことが多いですね。活性が高い場合は、この時点でヒットします。アクションの後、フォールを入れてバイトを誘うのも効果的です。カケガミの場合、フォール時間を長めに取ってもいいと思います。その分、ヒット率が上がりますから」


– 操作自体は、通常のジグヘッドと大きく変わることはない。
「デイゲームの場合は、別売りの金バリ仕様のチューニングフックの使用がおススメです。金バリの効果は過去、実釣で何度も実感しています。ワームも金ラメ入りを使うとさらに効果が高まります!」


– カケガミを使っていて、丹羽さんには1つ心配事があるという。
「これまで気づきもしなかったバイトを、カケガミはオートマチックに掛けてくれるんで、自分の釣りの腕が落ちないか心配しています(笑)。大げさでなく、それほど効果を実感しています。皆さんにもこの釣果を是非、体験してもらいたいですね」

逃していた吸い込みバイトを掛ける!
自由に動くフックがわずかな水流にも反応し口に入る!

「通常のジグヘッドの場合、リグ自体がアジの口に入らないとフッキング率が上がらない。だから、弱い吸い込みバイトを掛けるには、ジグヘッド自体を軽く必要があります。一方、カケガミはフックがフリーの状態なので、弱い吸い込みバイトでもフックがアジの口に抵抗なく入って掛かる。これまで、感知すらできていなかったバイトを、オートマチックにフッキングまで持ち込めるんです」

自由度の高いアシストフックでフッキング率UP!

アジングデイゲームで特に効果を発揮する金バリを採用したリプレイスフック。

自由度の高いアシストフックでフッキング率UP!

喰わせのアジングプラグ ライズショット DIにダウンサイジング版が登場!

ベリー部には自由度の高いシングルフックを2つ、リヤにはトレブルフックを搭載した、革新的アジング用プラグのライズショットDIに、喰わせのスモールサイズ版が登場。全長で35mmと11mm小型化されているため、アジの活性が低い場合などに効果的にアプローチできる。

動きや操作方法は46mmと同様のまま サイズのみを小型化!

「ただ巻きでレンジキープしつつ、I字アクションでナチュラルに誘え、トゥイッチなどを入れるとダートアクションも演出可能です。好評のアシストフックシステムのサイズも1番手落として搭載しています」

スローフォールでアジを誘う喰わせワームに新色追加!

【丹羽喜嗣セレクトタックル】最新技術を惜しみなく投入したハイスペックロッド全7機種で、アジングを幅広くカバー!

「S510SUL+-Sはショートロッドの概念を覆す、メインで使える1本」

「全7機種中、2番目に短いS510SUL+-Sを選ぶことが多いですね。このモデルは、ショートロッドに対する物足りなさを一切感じさせない、メインロッドとして使える仕上がりでとても気に入っています。感度は申し分ないし、軽量のジグ単も扱いやすい柔軟性もある。6フィートから持ち替えても違和感のない、新しいアジングゲームの可能性を感じさせるロッドだと思います」

Soare XTUNE S510SUL+-S
※写真は、S610SUL-Sです。

プロフィール

丹羽 喜嗣 (にわ よしつぐ)

[インストラクター]

ライトゲームのメッカ・瀬戸内をホームグラウンドに活躍。エサ釣りのフカセ理論をアジングに応用するなど、独自の視点でルアーフィッシングの世界を拓く。地形の変化や潮の変化など、魚以外の情報を感じることがすべてと語る感性派アングラー。

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※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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